2004年9月22日  木更津のハゼ(カレイは不発)


 息子の運動会代休日に合わせて、私も久しぶりに仕事をサボることにした。鹿島でカンパチを狙いたかったのだが、あいにくエサが手にはいらない。息子といっしょなので餌確保のための夜釣りはちょっと無理がある。仕方ない、カレイ狙いで木更津へ行くか。

 現地に5時過ぎに到着。おや、人の気配が・・・。話しかけると夜中から釣っていて、そろそろ引き上げるとのこと。ハゼをたくさん持っていた。

 さあて、今日は、カレイ狙いだ。竿は軟らかい投げ竿を五本用意した。結果的にはこれが失敗だった。どうもカレイ釣り=晩秋の釣り=当たりが少ないという先入観があって竿数を用意してしまったが、ハゼが多いときはせいぜい三本くらいまでが管理の限界だ。エサ付けと魚はずしのメンテがしきれなくなり途中から竿数を減らした。

 今日も南風が強い。天気予報では朝には風がやむようなことを言っていたが、そんな気配は微塵もない。前方左30度からの風で、PEがふけて釣りづらい。でも、今日はススが飛んでこないだけましか。

 魚のほうはボツボツ当たりがある。しかし、前回より食いが浅く、バラシも多い。釣れるのは、ハゼ、ハゼ、ハゼ。たまに重いだけなのはイイダコ。ハゼ釣りは嫌いでは無いのだが、ハゼの釣り味を楽しむのであれば本来リールなしで、水深との関係でリールを使うにしてもウルトラライトクラスの竿で釣りたい。投げ竿では釣趣半減だ。釣れるがつまらない釣りが続く。

 順調かつ単調な釣りが続く。息子はそれなりに楽しいみたいだ。エサ付けと魚はずしにも挑戦している。青イソメの噛み付き攻撃とハゼのびちびち攻撃、イイダコの吸盤攻撃に怖気づきながらも果敢に挑んでいる。最初に川釣りを経験した私は、青イソメをミミズの同類と認識したまま針に刺そうとしたときに青イソメに指をかじられてビックリしたことを思い出した。エサが釣り人の手をかむ!「たかが選手の分際で云々」といった奴の認識って、きっとこういう感覚だったのだろうな。などと思考はとりとめもない方向へ流れていく。

 それにしても単調だ。サビがない、華がない。起があり承もあったけれど転がないまま結に至りました。

 で、本日の釣果。 ハゼ51匹、イイダコ7ハイ。

 イイダコ釣りでラッキョウを使うことは有名ですが、この時期ラッキョウは塩漬けくらいしかない。どうやって手に入れるのか不思議だなあとおもっていたのですが、エシャレットってラッキョウだってご存知でした?おらあ、この歳になるまでシラナンダア・・・・・。