ショゴ(カンパチの子) in 鹿島 2005/7/30


まずは白状することにする。
ジグなど疑似餌系の釣り回数は二桁以上にはなると思う。
しかし、旅行ついでの釣行以外は、必ず生餌を用意していた。
生餌は保険なのだが、必ずこの保険は発動された。
生餌の釣りが始まると当然疑似餌は疎かになる。
疑似餌は釣れないという経験方程式が悪循環の結果として成立してしまっていた。

今回、この悪循環に終止符を打つべく、生餌は持っていかないことにする。
そう、背水の陣なのです。
途中エサ屋の店を開ける光景を見てよろめいたが、我慢、我慢。
一路、鹿島へ。
さあて、どこに入るか。
心情としては南堤や新北堤など魚影の濃いところに入りたい。
排水の陣なんて良いかも・・・・。
立入禁止区域について申せば・・・・。
ライフジャケット着用、高波時の自粛、ゴミ処理など、いわば常識を守れば自己責任で入っていいと思う。
立入禁止になったのは少なくない常識の欠けた釣り人のせいであるが、立入禁止などと行政に子ども扱いされるのは、大いに癪に障るし、情けなくもある。
「みんなで考えよー」などと呼びかけても、確かに釣り人にはアウトローが多いようであり、文字通りローでさえダメなのだからコモンセンスなどはクソ食らえなのは明白でんな。
実効性で考えると、南堤と新北堤の門に管理人を置き料金を徴収したらどうだろう。
で、次のことをやるのだ。
○ライフジャケット未着者は入れない
○高波時は入れない
○あがりは堤防を含めた釣り場の維持管理に使用する。
○釣り人に保険をかけておく。(好き放題して逝くのだから、家族に対する最小限の責任ですな)
○子供は入れない(親とは別人権であり自分の命について責任を持てる年齢でないならば社会的保護が必要という観点、つまり、あほな親の犠牲にはしないということ)
○いろんな規制はしつつも、最後は自己責任でやってもらう。念書でも書いてもらいますか。
○地域の雇用振興にもつながるのではないか。
・・・・・などというのはどうでガショウ?

おっっっっっと、釣り報告でした。
結局、足場の良い漁港に入ることにする。
メバル仕立てなのよねぇ。
糸はナイロン1号、自称6ポンド、ジグは5グラム、竿はシマノ ゲームタイプ RF リールは1000番。
1号あれば、延べ竿でも、60センチくらいまでの鯉なら仕留められますがな。
さて、シマノのこの竿は優秀ですな、5グラムのジグがピューと飛ぶ。
投げちゃ巻き、投げちゃ巻きの繰り返し。
いろいろ変化をつけるが実際にかかったのは、むしろタダ巻きのようダス。(つまんねぇ)
かかると、さすが青物で、良か奮闘しよるとです。
竿は満月になるが、この程度なら不安は感じられない。
十分に楽しんでタモいれとなる。
息子も釣るが餌釣りの呪縛から抜けられない。
カンパチの群れが来ると、そこにルアーの落としこみなどを始めてしまう。(^<>^;)
結局、カンパチは2匹、まあ、こんなものだろう。

カンパチの刺身は、うめぇのう。
皿からあっという間に蒸発してしまった。