潮遊び三昧 in 波崎・鹿嶋  2005/8/18〜20


待ちに待った夏休み!!
安く、のんびり、楽しく過ごそうと、波崎・鹿嶋方面に遊びに行くことにした。


初日

日川浜海水浴場へ向かうが、町営駐車場がしまっていて少し誤算。
16日までだったらしい。
トイレなどが整っているからここにしたのに・・・・。
気を取り直して遊ぶことにする。
家族はお遊び用ボディボードなどで海水浴。
私はというと、相変わらず、熊手が片手にある。
いっしょに海へ歩き出すが、私だけがせかせかと早足になる。
自分でも、制御できない習性だな。
ジャブジャブと海に入りそこらじゅうに熊手を使うが何の抵抗もない。
仕方なく私も海水浴をすることにする。
思えばただの海水浴なんて20年ぶりか・・・・。
ボディボートなどをして、まあ、楽しく過ごした。
と同時に、明日は波崎に潮干狩りに行くぞと決意したのであった。


2日目

早朝3時起床。
もちろん釣りである。
釣り場が近いというのは実にありがたい。
息子を起こし鹿嶋へ向かうべくおもてに出る。
えっ、オリオン?
この時刻には冬の星座がもう出ているのか。
満月ではあったが、かなり数の星が見える美しい空であった。
さてさて。
私も息子もロックフィッシュ(メバル)用ルアー仕掛けである。
1号の糸に5gのジグを結ぶ。
開始早々、私の竿にググンとくる。
この竿、メバル用とはいえ、結構粘りがある。
そんな不安もなくショゴを玉網に収めた。
また投げるが掛からない。
追ってはくるのだが、食ってはくれない。
学習されてしまったか・・・・。
それじゃ、ということで、もう一本竿を用意し12gのジグをつける。
20LBのPEに5号フロロのリーダーだ。
しばらくして、ググンと竿がしなる。
息子に「かかったぞ!」と声をかけると、すかさず「やらせてっ」と応える。
ほらよっというわけで選手交代。
道具立てはこの程度のショゴなら何の心配もないのだが、結構な引きで息子は真剣である。
無事玉網に収まったのは同型(27cm)のショゴ。
この後も釣りを続けるが結果的にはこれで打ち止め。
面目を保ち意気揚々と宿に凱旋する。

朝食を済ませ波崎へ向かう。
既に干潮のピークなので気も急いている。
さっさと支度し海へ歩き出す。
めぼしいところで掘り始めるが芳しくない。
もう掘られつくされちゃったのかな。
しばらく移動を繰り返し、ようやくそこそこ捕れるところを見つけた。
型もいまひとつなのだが、時折ハマグリも混じり楽しめる。
ハマグリが混じるということは楽しさという点でとても大切である。
この心理は基本的に釣り師に多い山っ気だと思う。
私の父は相当の釣り師なのだが、頑固でクソ真面目の石部金吉である。
彼の辞書には五目釣りなどという言葉は見当たらない。
対象魚は一釣行に対して必ずひとつであり、対象魚以外は全て外道であり、外道は恥である。
五目釣りという便利な言葉まで妥協しろとは云わないが、対象魚は一応決めながらも、自分にとって不都合な魚は外道といいながら、思いがけない良い魚を釣ると当たり物といって無意識に差別して平然とし、さらには腕のせいと錯覚できる楽しく生きるための素直な図々しさを少しは持って欲しいと思うのだが・・・・・。
話が逸れた。
終了間際にわかったのだが、貝は沖目にいた。
追込み的に追加し終了。
四、五十個というところか。
夜はかみさんが捌いてくれたショゴの刺身で乾杯。
うめぇ。

3日目

早朝から当然釣りである。
今日のテーマは息子が自分でかけて取り込む事。
開始早々、私がかける。
結構型は良かったが玉網にジグが引っかかってしまいバラシテシマッタ。
息子にかかった!
やったあ!
硬くなったか、いつもの竿裁きができないようだ。
ごぼう抜きのショゴに下から玉網を当ててようやくキャッチ。
良かった、良かった。