狙ったのはヒラメ 釣れたのはニベ IN 鹿嶋 2005/10/14


夏以降、体調が優れない。
生活のリズムが取れずにいる。
仕事が順風満帆ということでもないのが原因かもしれないが、それは世の常である。
本来悩まなくてはならない御仁があっけらかんとしていて、そう悩まなくても良い立場の人間が苦労しながら逆境を乗り越えなくてはならないのもよくある姿なのかもしれない。
そう生まれたもん勝ちということか・・・。
俺も植木等を演じるかぁ!
さてさて、ボヤキはこのくらいにして。
そうそう、ボヤキといえば人生幸朗!
この人の漫才は明るくて風刺が効いていて、好きだったなあ。
相方も含めて芸名が最高だと思いません?
人生幸朗・生恵幸子なんて、抜群じゃないですか!

さあてと、
「中年よ、大志を抱け!」と、ヒラメをワームで釣ってやろうという魂胆である。
その場所において、ヒラメの存在は明白である。
と、信じてかからなければ釣りはできない。
信じる者は騙される、いや、もとい、救われない、いや、その・・・・・・・。
・・・・・向こうも命がけだからなあ・・・・・・釣れねんだなあ、これが。

さてさて。
釣り場について3投した時に「ヒラメっすか?」と声をかけられた。
作業着を着たあんちゃんである。
「まだ3投めだよ」というと「あっ、そう・・・」と活字では素っ気無く聞こえるが感じの良いあんちゃんだ。
このあんちゃん、仕掛けを出して釣り始めた。
私同様ルアー釣りなのだが、誘い方など上手いものである。
あんちゃんは、しばらくして釣れないので移動していった。
私も移動すると、さっきのあんちゃんが60センチほどのヒラメをぶら下げている。
「すげえ、いま釣ったの?」と訊くと「そう」と答える。
このあんちゃん、カインドなドメスティクピイプルで、ポイントはかなり詳しい。
すっかりレクチャーを受けてしまいました。
ついでに、あんちゃんの仕掛けなど、釣り人ならではの欲深い目ですっかり分析し記憶してしまった。

お裾分けしますか。
ヒラメは小さなリフト&フォールがGOOD、肝は「小さな」かな。
リーダはかなり太くても問題ないようで、このあんちゃん、40ポンドつこてた。

あんちゃんが帰ってからも、粘って釣り続けた。
腕はパンパンに張り、体側面は痛くなっている。
ググンと当たり、ときめく。
が、のらない。
同じ場所に投げて、また、ググンと当たり、のったあ!
ん?何だ?チイセエゾ・・・・・・。
姿を見て、表題の通り、ニベですた・・・・ガックシ・・・・・。

陽も随分傾いたのでそろそろ帰宅するかと戻ってきたら、餌釣りの人がシマアジを持っている。
シマアジ!
釣り気より、食い気だ!
根魚ルアー竿に替えて、エコギアSSを引くと、ゴンと当たり。
やったあ、シマアジだ!と強い引き込みを何とかかわして寄せてくるとイトヒキアジですた。
ガックシ・・・・・。
どうしようか、などと考えているうちに、ばれてジエンド。
どっとはらい。