メッキ in 鹿嶋  2006/12/02




今日はかみさんと息子との釣りである。
当然、朝はゆっくり、9時過ぎの出発である。
メッキは、お遊びモードでも、そこそこ釣りになるのが嬉しい。
しかも、途中、神栖のラーメン屋「ゆきむら亭」で腹ごしらえをする。
ここのワンタンは美味しいが、後は正にチェーン店並であり、コストパフォーマンスは低い。
やはり、港の向こう側の「あかしや」の方が味・コストパフォーマンスともに上だと思う。
そういえば、食後Uターンして港に向かう途中、「梅のや」というラーメン屋があって客入りが良かったようだが旨いのかな?

ルアーが投げられない可能性があったのでアカイソメを購入しておく。
幸い釣り場ではふたり分くらいのスペースがあった。
でも息子はアカイソメをつけて辺地狙いのようだ。
私はいつもの安物ルアーをつけてのメッキ狙い。

隣の夫婦は弓角とミノーをひとり一本ずつ用意してメッキを狙っている。
弓角に疲れるとミノーのついたルアー竿に替えているようだ。
ふと、「誘い方が違うのよ」という言葉が耳に入った。
どうも私が釣るのを見ていたらしい。
自分の釣りに夢中になっていたので気がつかなかった。
お隣は弓角では釣れるものの、ミノーでは釣れないようなのだ。
そう、メッキはハデハデメチャクチャにルアーを動かさないと興味を示してくれない。

ポツポツとメッキを追加していく。
ヘチにはタカベも見える。
と、イトヒキアジが追ってきた。
今年何回か追ってくるのを見てはいるのだが、掛からない。
幸い今回はミノーを付けていたので足元で8の字を書く。
やったあ、しっかりフッキングして、今年の宿題のひとつが終わった。

足元に大きな魚が数匹寄ってきた。
一匹はウスバだが、後はウスバにしてはいやに茶色い。
少し小さいから、ひょっとして幼魚?
息子を含め数人がウスバ狙いとなる。
普通の餌、カットウ、ジグヘッドなど、思い思い、ありあわせの道具で狙っている。
ウスバの当たりは竿先がフワフワとするだけ。
適当なところで合わせないと餌だけ持っていかれる。
竿の硬さもあって息子には難しいようだ。

カットウでやっていた方が掛けたようだ。
あがっきた魚はやはり茶色い。
おまけに全体に蛍光青筋模様もある。
ソウシハギだ、毒魚だ、食えねェ。(正確には肉には毒は無いようだが、君子危うきに近寄らず)

やがて息子もルアー参戦。
メッキを釣り上げる。
「やった、メッキだ、初めてメッキを釣り上げた!」
そうだったっけ?そうかオニアジは釣れてもメッキは釣っていなかったか・・・。

陽も傾いてきてメッキの活性が上がってきた。
かみさんもメッキをひとつ釣り上げる。

数は20数匹だろうか。黄昏も終わり手元も見えなくなったので納竿とした。