ひっぱりサビキ in 鹿嶋  2007/08/03




いよいよ夏休み。
といっても仕事の合間を縫ってぱらぱらと休む。
もともと、経済的にも性格的にも貧乏なので、土日併せても休みはせいぜい3日あればよい。
長期間の休みなど途方に暮れてしまう。

さて、今日はかみさんと息子を連れて4時過ぎに出発。
風が強いが何とかなるだろう。
平日未明の利根川高速はすごい迫力。
大型トラックが列を成して高速で走っている。
大型車の濁流とともに走らざるを得ないが、慣れていない人だとちょっと怖いかも。
しかし、私が運転中緊張するのは、事故そのものの危険よりも桜田門が怖いためである。
年間2万5千キロほど運転するが、随分前からゴールド免許なのでつかまりたくない。
冷や冷やものだが、片側一車線なので流れに乗って走るしかない。
あっという間に鹿嶋着。

港公園の駐車場にいれ、堤防へ向かう。
既に数人が釣っている。
青物仕掛けの人が3本の竿を入れていたが間隔があってかなりの場所を占拠している。
隣に入り早速かみさんと私はひっぱりサビキの開始。
息子はワームで釣り始める。
6時台とはいえ気温は台風に吹き込む南風で相当に上がっている。
投げちゃ巻き投げちゃ巻きしたが、釣れる気配が無い。
ナブラはおろか、もじりも、ボラが跳ねることさえ稀である。
暑さに耐えられなくなり、9時に撤収。
息子には一度当たり(彼はアジだと主張している)があり、かみさんのサビキにはスナハゼが2匹、私は完全坊主。

片道約70キロを90分ほどで帰宅する。
ビールを飲み、飯を食って昼寝。
14時過ぎに目が覚め、身支度し15時過ぎに単独で鹿嶋にリベンジへと向かう。
坊主は悔しいのだ。
17時に港公園着。
ひっぱりサビキの準備をし投げ始める。
太陽が随分傾いたのでそろそろ釣れ始めるだろうと思うが結果が出ない。
とうとう真っ暗になってしまった。
忘れた頃、ククッと当たり。
慎重に巻き上げ釣り上げたのはアジひとつ。
周りのエサの人達たちも芳しくない。
しばらくして、浅目を誘いながらひっぱってくるとククッと当たり。
これもソロソロと慎重に巻いてくるとやはりアジ。
掴むとググッと鳴いた。
エッ?アジって鳴いたっけ?
暗いので判らないが、オニアジか?
後でヘッドライトで照らしてみたらマアジでした。
結局2匹しか釣れずに21時頃撤収。
本日は午前と午後の釣りを一連の釣りとして定義し、坊主はなかったことにしよう。(~o~)