アイナメ By Accident in 鹿嶋  2007/11/17




集魚灯を常備した我輩はすっかり鯵師気取りである。
この日は10時過ぎの出発で、最初アンモニアで、その後は入れれば公共埠頭で鯵を狙う予定である。
赤イソメを買おうと餌屋によるが無いとの事。
品切れ?と尋ねると「入らない」との事で、理由は乱獲との事。
来年あたりは「無くなるよ」との話。
仕方なく青イソメを購入。

アンモニアは子フグギャング団のアジトと化していた。
付け餌のイソメは綺麗に持っていかれた。
餌が勿体ないので公共埠頭に移動する。
幸い、場所は空いていた。
というか何故場所が空いているのだろうと嫌な予感がした。

明るい時間は暇つぶしにブッコミをする。
15号錘にPE1号針1本のシンプル仕掛け。
シンプルな分絡みも少なく結構有効だったりする。

あたりも無いまま鯵の時間を迎える。
と、その時、鈴の音が・・・・。
隣で投げ竿のリールを巻いていたのでお祭りかと思ったが鈴は鳴り続けていない。
と、置き竿がズズッと動いた。(竿立ても出していない^_^;)
魚だ!
手に取ると安物の愛竿から魚の動きが伝わってくる。
重量感は一定で、時折ゴンゴンと引く。
寄せてくるとアイナメで結構良型。
計測すると31cmだが、体高は高く身も太く長さ以上の風格がある。
まあ、狙って釣ったわけではないので、嬉しいというよりも照れくさい。

で、結局、鯵は出ず。
アイナメは煮付けで絶品。
引っ掛かってきたアカニシは壷焼きで食べたがサザエ並みの味。
サザエそのものがあまり旨いとは思わない私としては、そんなものかという感想。