子供とかみさんの春休みに合わせて３ヶ月前に有給の手続きをしておいた。
当初は遠出する気でいたが結局県内で落ち着いた。
まあ、無理の無い気楽な旅も良いかもね。
当然釣り道具は積んである。
今回は息子ともどもエギに初挑戦。
先に準備を終えた私が第一投。
風が強く、思ったところに放れないばかりか、いきなり根掛かり。
続いて息子が参戦。
投げたと思ったら「何か掛かった」という。
エッ、初餌木ingの第１投で・・・・・・・。
岩礁帯の透き通った海底から現れたのはタコ。
ギュイーン、ギュイーンと引いて楽しそう。
慎重に堤防に抜きあげる。
迷ったが、イカと違って下拵えに手間がかかるのでリリースした。
命拾いしたタコは透明な海面をゆらゆらと沖へ漂っていく。
何となく食わなくて良かったと思われた。
結局、釣れたのはこのタコのみ。
それにしてもだよ。
餌木ingのために、本を読み、ネットからも情報を得、道具を揃え、40年に渡る釣り歴の技術を動員し、万全な準備を整えて臨んだにも拘らず、幸運だけを持っていた息子に負けてしまうとは・・・。
ま、世の中、そんなものか・・・・・・・。