鱸  in 木更津  2008/7/20




そろそろ青物の季節。
鱸もそろそろ好い筈だ。
どちらにするか悩んだが結局鱸に決定。
交通費節約のため有料道路は使用せず木更津へ向かう。

着いた時には朝日も出ていて完全に時合逃し・・・。
鰯もほとんど見えない。
まあ、いいか。
オフシーズンに買いだめしたルアーのテストも兼ねているし。
鱸シーズンについては当然異論があろうが、我輩にとっては梅雨明け後。
個人的趣味の範疇。

ところで購入するルアーについては疑問も多い。
ルアーは、釣り人にとっては魚を釣る道具だが、メーカーにとっては釣り人を釣る道具だ。
しかも、前者は遊びだが、後者は生活がかかっているだけに油断ならない。。
2桁以上のカラーに文字薀蓄を並べ、釣り人のバイトを待っている。
しかもプロアングラーが「これはいい!」みたいな事を言うからルアーのケースは増殖を始めてしまうのである。
一部の誇り高き釣り師を除き、プロアングラーのプロは魚を釣るプロ以上に釣り人を釣るプロだと我輩は確信している。

さて、我輩のルアー選び基準は、魚は下もしくは斜め下からルアーを見ているという事実。
なのでルアーを下から見る。
箱に入っているものは難しいが、ローリングなどもさせて魚からどう見えるか想像してみる。
例えば、プレートが入ったものは上(釣り人)からはあたかもヒラを打った魚に見えるが、魚からはゴーストがプレートに遮られて一瞬影ができるのではないだろうか。
そんなことを考えていたので、結果として、ルアーケースがまた増殖をしてしまった。
「飛んで火にいる夏の虫」

さて、レイジー95・同80・ビーフリーズ78・フェイクベイツ90S・エアスピン・スピンボード。
ひと通り投げ込んだが無反応。
近くの河川に移動する。
ここでも同種ルアーを投げ込んだが無反応。

再び港湾岸壁に戻る。
陽も高くなったので船下を狙う。
舳先の向こうに投げ入れ沈ませながら胴に移動して船底をくぐらせる。
出た!
目の前で船底から上がってきたフッコがフェイクベイツを吸い込もうとし竿先にも感触があったがフッキングまではいたらず。
残・念・無・念!

帰宅後、ルアーを洗ってビックリ。
ラッキークラフトのスピンボードの塗装が剥げ剥げになっている。
塗装弱すぎ(+_+)