青物 & in  鹿嶋  2008/8/18




今年は夏休みを2回に分けて取得した。
実は17日も息子と出かけたのだが強風で釣り公園は閉園。
公共埠頭なども回ってみたが、そのうち風だけでなく雨も強くなりすごすごと帰宅した。
息子は疲れてしまったらしく今日の釣りを昼出発とするも辞退。
少し残念だが気儘な単独釣行も良いか。

釣り公園に着いたのは干潮時。
腹も減っていたのでカップラーメンを買って食べながら管理人さんと暫し話す。
昨日の風で状況が悪くなってしまったらしい。
それと釣り人のマナーの悪さを嘆いておられた。
ここのゴミ箱は至れり尽くせりに分類されている。
何しろ釣り仕掛けのゴミ箱まであるのだ。
それでも、釣り人によってはごちゃ混ぜに捨てていくそうだ。
それと堤防のくぼみに捨てられた吸殻。
タバコの煙で喘息をおこしてしまう我輩は、いっそのこと禁煙にしてしまえばと思うのだが。
入園料200円でトイレ・水が使え、2階には空調まである休憩室がある。
餌・仕掛けなども売っていて実に良い施設。
大事に使いたいな。

さて、今日の予定、昼は弓角+メタルジグ、夜は鯵。
弓角に使用する竿はローライダーガイドで軟らかめの本格的な投げ竿、サーフリーダーSF405EX。
リールはバイオマスター6000PGで、PE3号を300m巻いてある。
ライントラブルを避けるため我輩はローライダーは必須とする。
ラインはPE1.5号か2号で良いと思うが、ドラグが欲しいのでスペックオーバー気味の前記リールとなった。
半日投げるので、もう少しライトなタックルが良いのだが、無いものは仕方ない。

仕掛けを準備して第一投。
スカ、そう甘くいかないか。
続いて第二投。
なんか追ってる。
白の弓角を咥えてきたのはチビワカシ。
すぐにリリース。
しばらく投げたが音沙汰無しなので場所換えする。
その後も音沙汰なし。

潮が随分効いてきた。
潮目が左から近づいてきた。
セオリー通り潮目前方に投げると何か弓角を追ってくる。
ギューンと背で水面を切って追っかけてくる。
カツンと当たるが、かからない。
下手くそだけど命拾いだね。

その後も潮目が来るたびにチェイスがある。
でも、ナ〜アンで食わないのかなあ。

まあ、尺に足らないワカシがつれたので一応キープ。

暗くなってきたので鯵釣りの竿を出す。

後の父子が帰り支度をしていたので釣果を訊くとゼロとのこと。
「ワカシいる?」と訊くと「食べる」というので進呈する。

ここで中学生らしき坊主登場。
「この仕掛けは弓角ですね」とか、竿掛けの磯竿を見て「鯵ですか」とのたまふ。
「きみ、この仕掛けを見て、すぐにわかるなんざぁ、相当やっているね」というと、
「釣りなら・・・・」とおっしゃる。
俺もあったよなぁ、こんな、頭でっかちの頃・・・・。

辺りは黄昏て、まもなく鯵の時刻到来。
竿を2本出す気だったが、弓角で疲れてしまい、1本だけにした。
トリックで置いておくと、こつこつと当たり。
何じゃあ、上げると。チビハナダイとチビメバル。
リリースして待っていると、突然竿がギュイーンと曲がる。
おっと、ワカシでも掛かったかと思い巻き上げると大きいが変な魚。
よく見るとコノシロの30cm級で、これもリリース。

ほぼ暗くなった頃、ククン、ククンという鯵独特の当たり。
巻き上げると、やはり20cm級の鯵。
その後も忘れた頃に当たる程度。
何とか家族一人当たり2匹釣りたいと思うが一本竿では困難。
5匹釣ったところで切り上げる。
鯵をビニル袋にいれ堤防を歩いていると先ほどの中学生坊主を見かけたので釣果を訊く。
「・・・やはり経験が伴わないようだ。」
「鯵、あげようか?」と訊くと「え、いいんですか。」と答えたので進呈した。

釣果は芳しくなかったが結構満足した釣行だった。