in  鹿嶋  2008/11/1




今日のテーマはトラブルレスと釣趣向上。
トラブル対策としてはふと思いついた形状記憶合金製天秤とナイロン籠仕掛けを試すこととした。
釣趣向上としては3号遠投竿から2号磯竿に切り替えた。

明るいうちに釣り公園に着く。
あれれ、車が少ない。
管理棟で訊いたら強風で15時からの開園とのこと。GearLab製T7、ナイロン籠 籠と同位置に錘
釣り人も少なかったが先端の方は埋まっていたので中程に陣取る。

仕掛けを作ってウキとの相性を試す。
1号負荷の自立型電気ウキとオモリ無しではどうか。
残念ながらコマセ籠とテンビンは1号超の負荷があったようでウキは沈んでしまった。
ウキを3号負荷に替え、2号の錘をつけたがこれも沈。
0.8号に替えて吊り合った。(微調整をしたのではなく錘の持ち合わせ)
次にハリをつけて何度か投げてみる。
良い!絡まない!
軽い錘とナイロン籠のために飛距離は出ないが、これはウキと錘を大きくすればかなり解消できるはず。

いよいよ陽も沈み実釣開始。20cm超の型揃い
西の空に陰暦3日という本来の三日月と宵の明星である金星が輝いている。
ほぼ暮れかけた頃、宵の進行に反比例して存在感を増してきた赤い光が滲み沈んだ。
糸ふけ分を考慮して大きく2号竿をあおると良い手応え。
魚の動きも手元に伝わってくる。
ナイロン糸の籠のためコマセが出てしまえば魚との遣り取りに影響しなくなるようだ。
形状記憶合金の直線テンビンも魚がかかれば道糸の一部となり釣趣向上に役立っているようだ。
抜きあげたのは一目で20cmupと判る食べごろの鯵。

結果的には鯵タイムは夕まづめの一瞬であった。
釣った鯵は5匹。
2本竿を使用し、8時過ぎまで釣り続けたが絡んだのは2回だけ。
しかも簡単に外れた。
参考までに書くが着水時のフェザリング(ベイトリールだとサミング)は必須。
フェザリングをやっても前回までの仕掛けは絡んだ。

さて、トラブルレスという課題はほぼ克服した。
この仕掛けをベースに洗練化と多様化を試みよう。