in  鹿嶋  2008/11/07




本日のテーマは遠投。
先日の形状記憶合金製天秤(Gear-Lab製T7)とナイロン籠との組み合わせをベースに試す。

釣り公園到着は15時半。
当初はアンモニアに入る予定だったが、途中バイオワームを手に入れようと鹿嶋近辺の釣り道具屋を3軒回ったら釣り公園かポートラジオしか選択できなくなってしまった。
最後の釣具屋にもカレイ用が有っただけ。
太いだけで中身はそんなに変わらないだろうと購入したが、失敗。
結論を先に書いちゃうと鯵は一匹もかからず。
みなさん、気をつけましょう!って、そんな失敗するのは我輩だけか。

管理人さんに挨拶し近況を訊くと大きめの鯵が出ているらしい。
カレイを訊くと余り良くないとの事。
「じゃあ、暗くなるまでのんびりしているか」と呟いたら、管理人さんに「今からコマセを打たないとダメだよ」と教えられた。
へぇー、そんなものなのか、成程と、助言を受け入れることにする。

我輩の電気ウキは今年買った冨士灯器製で細いリチウム電池を一本使用し10時間持つとされる。
同じものをふたつ持っているが両方とも時々点かなくなるし、明るいとは云い難い。
先日、隣の人が使っていた電気ウキは大きいけれど随分明るいな、と帰宅後調べたらパナソニック製。
8号負荷で重量は62gあるが、ときめいたのは使用電池が単四2本、使用時間が50時間!
我輩が購入するリチウム電池は一本90円、アルカリ電池は一本20円、
1時間当たりリチウム電池は9円、アルカリ電池は0.8円、何と10分の1以下!しかも明るい!
でも、重さがなあ、62gといったら約16号だぜ、これに6号錘に、コマセの重量、30号近いよな・・・・・。
3号竿ではとても無理、投げ竿を考えたけれど、おっ、鯉竿があった!
釣り道具の物置と化した部屋から出てきた鯉竿は3本。
それぞれオリンピック・マミヤ・スズミのブランド。
うちオリンピック製は良い竿だ、ガイドもsicだし、これは弓角に使えるぞ、いや体力が持てばピッタリかもしれない。
マミヤはオリンピックの名前が変わったブランドなのでこちらの竿のが新しいはずだが、普及品だ。
スズミは上州屋ブランド、6号と書いてある。
少し重たいが手持ちでやるわけでもないので、これにしよう。
この竿に数世代前のパワーエアロを組み合わせた。

さて、仕掛けの準備を終え、3号と6号の2本竿で、助言通りに釣り始めた。尺近い鯵(生きているときはきっと・・・)
安物鯉竿は重く反発力も無く、一言で申せば鈍くさく、仕掛けは余り飛ばない。
まあ、仕方ないな。
どうせ暗くなるまでは釣れないだろうと思いながらも勤勉にやっていると3号竿のウキが無い。
あれっ、まだ明るいのに何じゃあ、鯖か?と竿を持つと結構な引き。
何回か走るのをしのいで寄せてくるとイナダだ、しかも大きい!
鯵釣りなのでタモは持っていない、ハリスは3号で問題ないが、竿が辛い。
3号竿といってもピンきり、我輩のは正真正銘のきり!
デロンデロンで抜き上げる力は無い。
残念ながら足元でおさらば!
ああ、拙僧、今日も良いことをした・・・・。
今度は6号竿にかかってくれ!

南風もやみ無風状態、ベタ凪。
今夜は強い北風が吹くというから丁度風が変わる時なのだろう。
陽は落ちたが、まだまだ明るい。
のに!62g電気ウキが見事に沈んだ。
あわせると結構な重量感、抜きあげたのは良型の鯵。

良型を含めマヅメに4匹釣れたがピタッと釣れなくなった。
ウゲッ、参ったな・・・・。
コマセも餌もたっぷりあるからもう少し釣ってみよう。

しばらくしてウキがピョコビョコと動いた。
大きいウキなので小さい鯵では沈められないのだろう。刺身と磯辺揚げ、うまーい
上げると20cm少し欠ける鯵。
その後も、「もう釣れないのかな」と思う頃、鯵が回ってくる。

餌を付け、ナイロン籠にコマセを入れようとするとナイロン籠が壊れている。
不良品だったのかと別メーカーの新品に付け替えるが、数投後にはナイロン籠そのものが無くなっていた。
無くなったのは大きい浮きを使う仕掛け。
ナイロン籠の構造をよく見ると籠枠もナイロンで止めてあるだけで強い負荷には耐えられないようだ。
仕方なく波止めシャトルをナイロン籠の代わりにつける。
テンビンタイプなのでテンビンにテンビンをつけた状態で絡みが心配だったが問題ないようだ。
ノーマルタイプを購入しておこう。

北風が強くなってきたので安全を考え仕舞う事にした。
20時過ぎまでに断続的に釣れた鯵は18〜28cm(〆氷漬け後計測)全部で18尾。
なかなか楽しめたし、ナイロン籠破損以外はトラブルレスなのが良かった。

願わくば、張りのある軽い5号竿が欲しい!


同行予定だったTさん、いけなくて残念でした!