in  波崎    鯵 in  鹿嶋  2008/12/12




どうも風邪を引いたようだ。
水曜日の深夜から喉が痛くなり、目が覚めても体が布団に押し付けられているようで動かない。
ドリンク剤を飲みどうにか木曜日は仕事に行ったが頭も回らない。
もともと金曜日は休みの届を出してあったのだが釣りは無理かな。

金曜日もやはり体がだるい。
朝食後二度寝し起きたのは10時過ぎ。
どうしようか迷ったが、やらずに後悔するよりはやって後悔したほうがよいと思い出発。
狙うはサーフのヒラメ。

満潮時に現地着。
思ったより風が強く波も高い。
胴長を履きルアーを準備しいざ海へ。

払い出しを見つけてルアーを投げ込むが正面からの風で余り飛ばない。
投げちゃ巻き、投げちゃ巻きを繰り返し、ヘッドランドまできた。
ヘッドランドから水深のある場所をミノーとヒラメDSで攻めるが無反応。
何しろ波が強くヒラメDSなどは全く落ち着かない。
こりゃさっさと止めるに限ると一時間半ほどで切り上げた。
胴長を脱ぐと全身シットリと濡れている。
胴長も寿命のようで海水が滲みたようだ。
湿った服を北風が吹き通してきて、なにやら悪寒もしてきた。

利根川の鱸に後ろ髪を引かれながら、帰ろう・・・と車を自宅方向に向ける。
陽も傾いてきた・・・・おっ、(^^♪、そうだ、鯵だ・・・・・。

実は釣行記にはしなかったが間3回ほど釣りには行っている。
悪天候だったり、時間的に中途半端だったり、丸坊主だったり、ま、書く気にもならない釣りだった。
この時期アジも難しくなっただろうが、平日の夕マズメに鹿嶋近くにいるのに釣らないのは勿体ない。
しっかりと釣ってみよう。

鹿島港近くで右折し公共埠頭方面に行くことにした。
少し遠回りをして様子見がてら排水口のほうからまわる。
上部橋を渡りきった場所に駐車スペースがあったので取水口で釣ることにした。

取水口は初めてである。
中央より外海側が空いていたのでその常夜灯の下に陣取った。
常温で保存できるコマセが1パックとオキアミ半パックとバイオワームがエサの全てであり持って3時間ほどの釣りだろう。

暗くなった頃、最初の当たりがあり鯵が釣れた。
続いてまたひとつ鯵が釣れた。
ところが次がこない。
場所的に鯵は通り過ぎるわけでもないだろう。
常夜灯の灯で鯵は止まるはずと思って陣取ったわけだが待てど暮らせど明かりは点かない。
そういえば発電機を持った人が何人かいたな、って、点かないんだ!
ヘッドライトを常備していて本当に良かったが苦戦しそうだ。

点かない常夜灯の柱は邪魔なだけだ。
おまけに風上になる右隣にグループが入ったのだがタバコの煙がまともに流れてきて不快極まりない。
邪魔な柱とタバコを避けるため左に少し移動した。
風は右から左へ流れ、浮きは水流の関係も足されて左手前に流れる。
左は発電機組だ。
投光機のライトコーンからいい加減離れた影響があるかないかという所で浮きが沈んだ。
鯵を取り込み同じように流すとまた当たり。
今日はこのパターンのようだ。
手前に来る分の糸ふけを取りながら浮きが海水に滲むのを待つ。
全体としては渋く結局鯵は11尾。
エサもコマセも体力もなくなったので納竿とした。

ツ抜けもできたし、ま、よしとしよう。



取水口メモ
竿は5m位が使いやすい。水汲み困難。何よりも電灯は点かない。
鯵は全て沖アミに食った。バイオワームはサビキバリとの組み合わせでないとダメなのかね。



次の日
体温を上げ風邪の菌を殺してしまおうと本日ジムでいつものメニューをこなしたが、「死ぬかと思った・・・・」ほど辛かった。でも賭けには勝ったようで今は体がいくらか楽になったようだ。