鯵 in  鹿嶋  2009/4/18




ネットの情報では少ないながらもアジが出始めたようだ。玉露と赤霧島
天気も悪くないし、夕まずめ狙いなら午後からの出発でよく手軽だからと、かみさんを誘って出発。
途中、神栖の酒屋により、芋焼酎「玉露」黒麹を仕入れる。
いままで勤め帰りによる酒屋で買っていた酒だが、その店は値上げと同時にプレミアまでつけて売り始めた。
酒にそこまで払って飲みたくはない。
神栖の酒屋ではどう売っているか心配だったが、値上げ分だけで普通に売られていた。
ちなみにこの焼酎はお湯割がいい。
芋焼酎といえば、先日、近所の大手スーパーで「赤霧島」に出っくわした。
何でも18本だけ入ってきたそうで一時間ほど前から売り始めたとのこと。
一本千三百円ちょっと。
ひとり一本だというのでかみさんと一本ずつ2本購入した。
ロックで飲んだが、軽くて華やかで芋の味もしっかりしていて、何とも旨い焼酎だ。
1本は3日で無くなったが、もう1本は惜しくて蓋を開けられないでいる。

16時頃、魚釣園着。
状況を訊くとキスと小カレイはそこそこ釣れているとのこと。
鯵を訊くと「いやあ・・・・、狙っている人も余りいないよ・・・」
気を取り直して、堤防に行くと、思ったより人がいる。
ほとんどが投げだが、先端の方では鯵狙いの人もいるようだ。
出っ張りの少し先に釣り座を構える。
日暮れの一時間前あたりからコマセを撒けば良いので「麦とホップ」で乾杯。
少し風が強いが、海を眺めながら、かみさんと話して過ごす。

17時過ぎに仕掛けを準備し、カゴ・吹き流し・オキアミ餌で釣りはじめる。
魚を寄せる目的なので多めにコマセカゴにいれ早く回収する。
潮は右から左へゆっくりと流れている。
風は正面からの南風、潮位は低く、条件的には良くはない。
それでも、暮れてきた頃、電気ウキというよりもウキ自体が充分視認できる明るさの頃、ジワッと潜っていった。
合わせると魚の重量感。
あがったのは20cm超えの鯵、結構太っている。
ボウズを免れ、鯵がいることも判ったので、かみさんの竿を用意する。
我輩の竿は5.3mでタナは竿一本分、かみさんの竿は3.6mの投げ竿でタナは4m程度とした。
潮位も低いので、根掛かり防止の意味もある。食べごろサイズ
やがて、かみさんの竿にも鯵がきた。
同型の鯵。
かみさんの仕掛けを投げたり餌を付けたりが忙しいので、途中で投げ以外を自分でやってもらうことにした。
近場にあったかみさんの浮きが沈んだ。
かみさんは「重い、重い」と言いながら巻いている。
あがったのは鯵2匹。
20時頃まで釣って、鯵は7匹、かみさん4匹、我輩3匹・・・・・・。
浮きが沈んだが何も釣れない事が何度かあった。
ハリスに傷はないのでフグではなさそうだし、根掛かりでもなさそうだ。
何か判らずじまい。


選挙もそう遠くないようで釣りに行く途中にポスターが目に付いた。
あれこれ胡散臭いキャッチフレーズが書いてあるが「いやはや何とも・・・」というポスターがふたつある。
選挙権を得てから義務として大体の選挙にはいっているが、やたら興味があるわけではない。
そんな我輩なのでどんなポスターが良いのかわからないけれども素人なりに感じたわけだ。
2枚とも与党のポスターなのは我輩が反骨リベラルを自認しているからかな。
さて、ひとつは「ダメだこりゃ」タイプ。
「笑顔が一番」と候補予定者が大きく笑って写っている。
一言で申し上げると「あなたが笑ってどうするの?」
子供や老人が一緒になって笑っているポスターなら良いけれど、ひとり笑顔で写っていて「笑顔が一番」といわれてもね・・・・。「あんた、議員やって幸せなの、心から笑えるの?フーン、よかったね」
こんな稚拙なポスター、過去の記憶に無い。
もうひとつは「無責任」。
「それ首相に掛け合ってみます」という主旨のポスター。
政党ましてや与党なら責任持てよと言いたい。
たとえば我輩がその政党に「○×してほしい」と申し上げたところでやるかどうかなんて全然わからない。
やるのは政党として決めた政策だけだろう。
なのに特定せず代名詞の「それ」を使用し、有権者のそれぞれの要求を検証させないまま、与党という立場にいる自政党なら実現できるように錯覚させる。
こんな手の込んだ無責任なポスター、過去の記憶に無い。
ポスターを見てモヤモヤしたものを整理した話。