in  鹿嶋  2009/7/20




最近ボウズが多いよなー・・・。

ふと、今年のボウズを数えたら、ななつあった。

釣れたのは?と数えたら、これもななつ。

七勝七敗、今度の釣りは重要だぞ、勝ち越さなくては!

鹿嶋へ向かう車には、カゴシカケ、トリック、投げ仕掛けなどを積み込んだ。

そう、何としてもボウズは免れたいのですよ。



夕刻、鹿嶋着。

魚釣園の入園口で料金を払おうとするが管理人がいない。

声をかけるが誰も出てこない。

しばし待っていると帰る人が「今日は海の日でタダですよ。」と教えてくれた。

もともと入場料は安いのだから、中学生まではタダにして大人からはふんだくった方が良いと思うのだが。

さて、3連休の最後だから空いているだろうと安易に考えていたが、結構混んでいて良さそうな場所には入れない。

荷物を降ろして見回ると柵のパイプのつなぎ目とつなぎ目の間ひとつ分が空いている場所を見つけた。

そこに陣取り、つなぎ目に竿受けをセットしてトリックを2本出す。

更に青イソメをつけた投げ仕掛けを放り込む。

そしてカゴシカケの釣りを始める。



陽も落ち、薄暗くなってきたが、鯵の気配はない。

まわりも同様のようである。

ヤバイ気配濃厚・・・・・・・。

それでもあきらめずカゴシカケを打ち返す。

投げの青イソメはズタズタになって返ってくる。明らかにフグ。

だんだん人も少なくなる。

水蒸気も雲も多いが月がないため星がきれいだ。

白鳥座がぐっと翼を広げているのを見ていたらツーっと星が流れた。

流星群の星もきれいだが、ひとつ流れるのも風情があるものだな。

さて、夜空はすっかり夏なのだが、東風で体感はとても夏とは思えず、さらには水汲みバケツに手を入れたら随分冷たく感じた。

これでは、難しいか・・・・・。



意地になって釣っていたら、トリックのケミホタルが食い上げパターンで小刻みに踊りだした。

竿掛けから外してあわせると良い手応え。

良型の鯵がひとつ。

ボウズを免れ安堵する。

その後も粘ったが、カタクチの他は、結局、それひとつ。