水中、河床付着物、底泥中のクロロフィル、フェオ色素を定量します
●水域のクロロフィルは植物プランクトンの現存量指標として、またフェオ色素はそれらの遺骸指標として広く利用されています。
●分光光度計を用いた吸光光度法により、クロロフィルa,b,c並びにフェオ色素(フェオフィチン)を求めます。
●海洋観測指針の方法に準拠した測定方法です。
●おそらく国内で最も速く、安価な分析サービスと思われます(最短の場合は試料受け取り日の夕方にメール報告あり)。
分析機器 分光光度計(左) 遠心分離機(中) 乾燥機(右)
1.水中のクロロフィル
●水中のクロロフィルを定量分析し、1L中の重量(μg/L)で求めます。
●クロロフィルa,b,cが同時に算出されます。
●フェオ色素が必要な場合は費用が1.5倍になります。
■緑色に色付いた水の場合は100mL程度(1L以下)で分析が可能です。
■AGP試験などの実験では、10mLから分析を実施します。
□必要試料量についてはお問い合わせください。
2.底泥のクロロフィルとフェオ色素
●底泥中のクロロフィルとフェオ色素を定量分析し、乾泥1g中の重量(μg/g)で求めます。
●クロロフィルa,b,c,フェオ色素を同時に求めます。
●フェオ色素が不要な場合は費用が割安になります。
●重量換算のための、乾燥減量(含水率)も求めます。
●分母は乾泥当たりでも湿泥当たりでも自由に選択できるようになります。
■富栄養化水域の底泥の場合は10g程度で分析が可能です。
■単位面積当たりの換算も可能です。
□必要試料量、採取方法についてはお問い合わせください。
3.河床付着物・他のクロロフィルとフェオ色素
●河床付着物中のクロロフィルとフェオ色素を定量分析し、河床付着物1g中の重量(μg/g)、その他で求めます。
●河床付着物の扱いは、底泥と同じです。
●河床付着物では一般に、単位面積当たりのクロロフィルとフェオ色素が要求されます。
●この場合、試料の採取方法が底泥とは異なりますので、あらかじめ計画しておいてください。
●分母は乾燥重量当たり、湿重量当たり、単位面積当たりでも自由に選択できるようになります。
■富栄養化水域の河床付着物の場合は10g程度で分析が可能です。
□必要試料量、採取方法についてはお問い合わせください。
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