キンギョヘルペスウィルス検査のご案内(開始しました)

    ●CyHV2、いわゆるキンギョヘルペスウィルスの遺伝子判定サービスです。
    ●A. E. Goodwin, G. E. Merry, J. Sadler(2006)の方法を参考に遺伝子を検出します。
    ●検出の結果(精度)は公的機関との検証によって証明されています。
    ●結果は陰性または陽性と判定します。ウィルスの量については判定できません(要望があれば可)。
    ●試験内容は、『遺伝子の抽出』、『ウィルス遺伝子の増幅』、『特定遺伝子の検出判定』です。
    ●成果品は【検査報告書】です。
    ●分析方法の詳細につきましてはKHVの例を参照ください。


    1.依頼と前処理方法
    1−1.病魚の冷凍保存と発送
    ○ヘルペスが疑われる病魚を冷凍保存してください。
    ※検体が複数の場合は、記号を付けてください。記号は自分で認識できるもので結構です。
    ○病魚は生きている場合でも結構ですが、斃死したものの場合は新鮮なうちに冷凍してください。
    ○ホルマリンやアルコールなどの固定液(防腐剤)を加えてはいけません。
    ○わむし屋@生物工学研に電話またはmailで依頼確認(注文)してください。
    ○依頼確認ができましたら、冷凍便でわむし屋@生物工学研に発送してください。
    1−2.検出部位について
    ○キンギョヘルペスの場合の病巣は腎臓です。腎臓を摘出してゲノムDNAを抽出します。
    ○腎臓以外の摘出は当方では行ないません。腎臓以外の病巣を検体とする場合はご自分で行なってください。
    ○摘出部位は1000μL以下のマイクロチューブに入れて保存してください。
    ○摘出部位が判るよう、各マイクロチューブには記号を付けてください。
    ○ご自分で解剖できる方はこの方法で行なってください。費用が安くなります。

    2.検査報告書について
    ○検査結果につきましては『検査結果報告書』を作成します。
    ○バックデータとして、ネガティブコントロール、ポジティブコントロール、マーカー遺伝子、目的遺伝子の
    電気泳動結果(検出結果)の写真を添付します。

    3.試験後の処理について
    ○試験が終了した試料は熱処理等を施して完全処理します。
    ○試料の保存依頼はお受けできません。返送をご希望の方はその旨お申し付けください。
    ○この場合、実費費用を請求させていただきます。

    4.検査価格について
    4−1.魚体として依頼される場合
    ○魚体ごと依頼される場合の検査価格は以下の通りです。この場合は腎臓を対象に処理します。
    ○価格には試験後の処理と検査結果報告書が含まれます。試料発送までの費用は依頼者がご負担ください。
    ○検査費用・・・13,650円
    4−2.摘出部を依頼される場合
    ○摘出部を依頼される場合の検査価格は以下の通りです。
    ○価格には試験後の処理と検査結果報告書が含まれます。試料発送までの費用は依頼者がご負担ください。
    ○検査費用・・・10,500円

    5.依頼方法について
    ○mail、電話でご注文を受けております。mailの場合は住所、氏名、電話番号等を明記の上、わむし屋@生物工学研宛にmailしてください。
    ○お支払いは、検査結果報告書に郵便振替用紙を添付しますので、郵便振替または銀行振込みでお願いします。
    ○〒425-0046静岡県焼津市三右衛門新田531番地 有限会社 生物工学研
           TEL 054(623)2603
    わむし屋@生物工学研に問合せ・検査依頼メールする