ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)忌避剤の開発
弊社ではジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)忌避剤の開発に成功しました。
【特 徴】
@ 選択忌避性
本剤は貝類に対する強い忌避効果がありますが、魚類その他の生物に対する忌避作用はありません。
A すべてに安全
すべてが食品添加物で出来ています。例え口に入っても心配はありません。
取扱時の手袋やマスクの着装が必ずしも必要ではありません。
B 生分解性
自然界(水田)では1週間程度で微生物によって分解され、後になにも残りません。
投与前 投与前ズーム
1時間後 1時間後ズーム
1.製品に関する事項
現在試作中の製品に関する事項は以下の通りです。
@ 製品名
アルギンボール
A 原材料
○アルギン酸ナトリウム
○塩化カルシウム
○ナイアシン
B 製品含有量
製品100g(wet)当たり
○アルギン酸カルシウム・・・2000mg
○ナイアシン・・・・・・・・1000mg
C 散布基準
10g/u⇒⇒⇒⇒10kg/10a
その他、必要に応じて散布
多すぎても心配はありません
2.キタジンPを例にした製剤と原体(有効成分)の比較
下の表はキタジンPを例にした製剤と原体の比較換算を表しています。アルギンボールは使用時または製造直後の湿潤重量で示しています。
製剤と原体の比較換算(キタジンPを例に)
3.キタジンPとの効果比較
キタジンPとの効果比較結果は以下の通りです。キタジンP製剤(粉剤)0.5gとアルギンボールの効果成分10mgがほぼ等価です。
有効効果濃度は下表の通りで、1L中にキタジンP製剤(粉剤)0.5g以上、アルギンボールの効果成分10mg以上が溶解した状態が確実な効果濃度と言えます。
ヒメタニシとスクミリンゴガイを用いた効果比較試験結果(当社比較)
枠内の左はヒメタニシ、右はスクミリンゴガイの状態を示す。
○は触覚を出して活動、×は横転または閉殻を示す。
キタジンPの有効成分は製剤の17%(5gでは850mg)
アルギンボールは原体(有効成分)で表示。
4.安全性と製剤効果(アルギンボール製剤)
製剤としてのアルギンボールでは1g/Lが有効効果濃度です。キンギョでは10倍の10g/Lでも作用しません。
アルギンボール製剤の効果と安全性試験結果
枠内の左はヒメタニシ、右はスクミリンゴガイの状態を示す。
○は触覚を出して活動、×は横転または閉殻を示す。
キンギョの場合は○は正常であることを示す。
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