平成9年9月の日記

- diary: September 1997 -


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9月29日

 昨晩は「ハードディスクのパーテーション・フォーマット方法がわからない」という、屈辱の夜を過ごした。
 仕方ないので、会社にある『Win95リソースキット』を読む。

「起動ディスクの FDISK コマンドを実行します。」

 FDISK? そんなの知らんぞ!

「このコマンドは MS-DOS Ver.6.2 のものと同様の働きをします。」

 そんなモン知るか!! ワシのパソコンに入っとったのは、Ver. 5.0じゃ!!
 第一それぐらい同梱の取説に書いておけ! わざわざ別売りにすな!

ムキーッ!!!

 パーテーションなんて基本機能だろが。


さかのぼり、9月28日

 買ったハードディスクをマシンに載せる。
 ……あれ? 今のBIOSで、3.2GBを認識できたっけ?
 ままよ……BIOSレベルでの認識成功! 手間が省けた。
 つづいてWin95でのドライバ認識……成功!

 けっこう順調だなあ。この勢いでパーテーションと論理フォーマットも……あれ?

フォーマットの方法が、どこにも書いていない!

 取説……書いてない! オンラインヘルプ……書いてない!

 こうなったらDOSコマンドだ。

C:\>hdformat
コマンドまたはファイル名が違います,

 駄目か。ではこれは!

C:\>format /h
無効なスイッチです, - /h

 どないせえっつうねん。


さかのぼり、9月27日

 「ワールドPCエキスポ」へ行ってきた。
 幕張メッセで、ゲームショウとほぼ同等の会場規模だが、さすがにマッドなゲーマーだらけのイベントよりは、素早く観てまわれた。とはいえ来客はさすがに多い。
 Mac OS8以外は旧来製品のマイナーチェンジが多く、新製品マニアではない筆者にとっては、みどころは少なかった。
 IBMはもう、OS2のオの字も言わないし。
 まあ、ツァイトの倒産なんていうこともあり、どうも個人的に盛り上がらない。PentiumIIなんてのも、MMXを必要としない筆者には、しばらく縁がないだろうし。

 こういうときは、やっぱり買い物。
 最新ハードに興味がなくても、ハードディスクは満タンになる。そこで、増漕。
 3.2GBのE−IDEが\19,800! 無論、筆者到着前に完売。
 泣く泣く、\25,800のヤツを買う。
 いいんだよ。必要だから買うんだ。安いから買うんじゃないぞ。


さかのぼり、9月26日

 『金月真美 MOONLIGHT LIPS』の放送が終了した。
 「声優ブーム」という半ば浮かれた状況の中で、こういった作劇と演技を重視したラジオドラマを聞けたのが良かった。
 放送復活して欲しいなあ。


9月21日

 胃の調子が悪いので、AMショーへ行くのをやめた。どへー。


9月20日(追記)

 『週刊地球TV』のメインキャスター、小西克也氏が降りてしまった。
 勘弁してくれ。あの面子をまとめるだけの裁量が、他の人間にあるとは思えん。

 なんていうと新キャスターの方に失礼なので、しばらく様子を見よう。


 街に出て、久々に『UFOキャッチャー』へ金を投じる。
 そこで取ったのが『仮面ライダーX』フィギュアと『ときメモ』キャンパスバッグ……というのが、なんとも。


 久々に漫画単行本を買う。2冊買ったが、どちらも以前から発売していた物。

 一冊は木城ゆきとの『飛人(ひと)』。
 初期作品集なのだが、改めて木城氏が「ドラマの人」なのがわかった。よかった。
 というのも、以前ある先輩に「『銃夢(ガンム)』を読んでいる」と言ったところ、「あんな士郎正宗の亜流作家、どこがいいんだ」とか言われて、ひどく腹を立てたことがあって……まあ、『銃夢』は欄外にヘンな注釈が多かったからね……。
 士郎正宗は「架空の世界観のなかでドラマをどう動かすか」、木城ゆきとは「人間をどんな架空の世界観の中で動かすか」という作劇法で、ベクトルが全然違うと思うのだが、どうだろう。<意外と根に持つ

#ああ、だから筆者は『攻殻機動隊』の原作よりも、押井守監督の映画を好むわけだ。

 もう一冊は『ゆうきまさみのはてしない物語』。『月刊ニュータイプ』連載コラム漫画の単行本化。
 ああ、やっぱりゆうき氏も「思春期のような人」なんだなあ。
 この「思春期のような人」というのは、大塚ギチ氏が富野カントクのことを指して言った言葉なんだけど。
 そして、筆者自身も「思春期のような人」なんだろうか。いろいろ悩むし。


9月20日

 サンダーフォースV、クリアしました。
 エンディング観ました。

 ありがとう、テクノソフト!


 更新が滞っているけど、もう少し待ってね。
 ていうか、同人の原稿も書かにゃ。


9月19日

 17日、18日と連続してftpサーバに接続できなかった。どういうこったい。

 これを機に、真剣にプロバイダ乗り換えを検討するようになった。
 そんな時、渡りに船の情報。「ぷらら」が個人ホームページサービスを行うらしい。
 しかし詳細情報がないので、今は検討対象のひとつに過ぎない。ところでバックボーン100Mbpsってのは、本当かねえ。


 さて話題はコロッと変わり、筆者の近所での話。

 先日、アパートの近所に大きなスーパーが出来たんで、そこへ行く機会が増えたんだけれど、「それじゃあ今までのスーパーは、今どんな具合かな。」と思って、久々に覗いてみたのよ。
 絵に描いたような閑古鳥。特売日だってのに、客が3〜4人しかいない。
 俺は自分のことを冷血漢だと思っていたけど、このときばかりは買い物しましたよ。といっても特売品ばかりだけど。

 盛者必衰よのう、と割り切れぬ。


さかのぼり、9月18日

 昨日はプロバイダのftpサーバが落ちており、日記をアップできなかった。やばいぞ、インターリンク。


 TFV、7億点突破。6面までノーミス。されどラスボスに敗れる。
 俺、才能ないんでしょうか。<安心しろ。もとより下手の横好きだ。


さかのぼり、9月17日

 やべえっすよ。
 何がって、肩こりしてきた。仕事でキーボードをチョコチョコやっていたら、この有様。

 TFV最終面も、思うように行かない。でも5面まではノーミスで来るし、クリアは近い……といいなあ。


9月16日

 やったぜ1000カウント! しかもちょうど半年(泣)。
 ところがこれ書いている途中で、ネスケが強制終了しやんの。すげえ祝福の仕方だ(怒)。

 それはともかく、ご来訪いただいた皆様に感謝いたします。Danke.


 サンダーフォースV。
 ラスボスの第3形態を拝んだ時点で、死亡。

 もっと功夫を積まなくては。


9月15日

 いやー、昨日はまいった。

 ネスケがハングアップしまくって、再インストールに時間を食われてしまった。
 しかも今までメニューが英語だったのに、再インストールしたら今度は日本語になっている。なんで?
 それにしても、なんで凍ったのだろう。最初はShockwaveのところで凍ったが、Shockwaveが悪さをしたのか? それにしては、その後はShockwaveと関係のないところで凍っていたし。うーん。


 あと、T-B様のご来訪にも、ちょっと焦りましたぜ。
 いや、実は時期を見てリンクを申し出ようと思っていたのですよ。マジ。最近ちょっとナーバスになってまして。
 あ、もうリンク張っちゃいました。絶縁状が来ない限り、このままです。


9月13日

 サンダーフォースっ!

 まずい、サンダーフォースVが、まだ終わらん。発売日から遅れ、10日前に買ったモンだけど。
 20回近くプレイしているのに、まだ1回しか5面クリアしていない! しかも「接近してフリーレンジ」というサル戦術に頼りきりで。ちなみにランクはノーマル、コンティニューなし。

 しかし、5面、熱い。「宇宙に旅立つ」という、とんでもなくアリガチな場面だが。高速スクロール・ブースター装着による攻撃システムの変化、相変わらず厚いベースにさりげなくかぶる泣きのメロディ、ライバル(?)ライネックス登場。
 早くクリアしてェーっ!


 「マインスイーパーへの道」は、スコアが全然伸びないので廃止します。


9月11日

 ひとまず、伝言板を開設。気軽に書き込んでちょーよ。
 ただし気軽に差別的発言なんて書きやがったら、報復措置とるぞ。まともな内容なら、お叱り・批判などでもOK。

 感想ページを久々に更新。『もののけ姫』の感想追加だけど。
 本当は、ゲーム中古市場についての追加分も書きたいけれど、それは後ほど。


9月8日

 ページ更新のペースが落ちているけど、見捨てないでおくれー。
 近々、BBS(伝言板)を開設する予定。でもそれには、インターリンクのCGI処理速度を向上してもらわないと、キツイ。


さかのぼり、9月7日

 行ってきたぞ、幕張メッセ、東京ゲームショウ!
 いきなり不満爆発!

 まず、入場列!
 なんだおめえら、整理員が「端に寄ってくださーい」って言ってるのに、シカトこいてエヴァの話とか、「アニメガのイベントだけ観れりゃいいや〜。」とかヌカしてるんじゃねえ! ゲーム観に来たんとちゃうんか? 俺もたまにアニメガ聴くけどさ、リスナー辞めたくなってきたよ。
 あと徹夜組! ゴミ散らかして行くんじゃねえ! せっかくの公園が夢の島状態じゃねえか!
 こんなコミケの100億倍悪事を重ねておいて、メッセを追い出されないのなら、CESAや通産省というのは、よほど偉いんだろうよ。ふん。
 まあ、俺もちょっと悪事をやっちゃったんで、あんまり大きな声で言えないけど。え、なにかって? 「退場時間なのでお出口に向かってくださーい!」と言われたとき、その時アタマがいかれていて、思わず直進しちゃったのよ。反省。

 あと、コナミのブース。前回不評だったブース内ステージを、ブースの外側に移したのはよし。声優さんを呼ぶのをやめて、混乱を防いだのもよし。しかし、ブース手前でパンフをチンタラ渡していたら、ぜんぜんゲームが体験できないではないか!
 もっともセガブースみたいに、入場整理をやる気など全然なく、混雑させっぱなしなど、愚の骨頂であるが。
 この意味で一番クレバーだったのは、スクウェア。入場整理をキッチリしていたうえ、配布物・ステージ・体験コーナーを全て独立させていたので、自分の目的箇所にすんなり行ける。見習え、他メーカー。

 怒っていても仕方ないので、展示の感想。

 コナミ。
 『みつめてナイト』で、広井王子氏がコナミと組んだのは、「飲み屋でKCE東京の社長に拝み倒されたから」だそうな。うええ、大丈夫かい。まあ、王子様は仕事に支障を来たすほど人間関係がベタベタしてはいないと思うが……。
 『彩のラブソング』。おお、今回は声優さんを呼ばないのね。少し寂しい気もするが、混乱を避けるためには仕方あるめい。ところで、新キャラの鈴音。ロングのストレートで清楚……詩織に似すぎてませんか?
 『メタルギア ソリッド』。6月のアメリカ取材映像がメイン。横一列で催涙弾の発砲訓練や、バッテリング・ラムを使った突入訓練、フラッシュ・バングによるドア破砕、M1戦車の上ではしゃぐ小島監督などなど……趣味がむっちゃ偏ってますが、俺、こういうの好きです。ガンガンやってください。あと、毛利氏が「映画では良くこういう構え方をしますけど……。」と言った際、とっさにUSPを『タランティーノ撃ち』した小島監督、お茶目で好きです。
 でも、発売が来夏? 待ちます。待ちますとも。

 カプコン。
 『バイオハザード2』シアター。今回は町並みのシーンが加わって、「本気でゾンビ映画をやる気」なのがわかった。

 セガ。
 ソフトはどれもこれも、それなりに出来は期待できるのだが、ブースから「売ろう」という気合が全然伝わってきません。『バーニングレンジャー』と『AZEL』は購入検討したけど。

 ナムコ。
 ブースをシンプルで見やすく工夫していたけど、ソフトがどれも好みじゃないので、パス。

 スクウェア。
 『アインハンダー』は、絵的にはとーっても気になるのですが、自分でやってみようとは思いませんでした。自機が巨大で、すぐに被弾しそうな気がするからでしょうか?

 ESP。
 『ガングリフォン2』気になる。『シルエットミラージュ』気になる。『バロック』気になる。『グランディア』俺向きじゃなさそうだけど、気になる。『ギレンの野望』……なぜESPか知らないけど、気になる。
 気になるメーカー集団、ESP。

 なんかこう見ると、筆者は壮絶なるコナミマニアのようだ。コナミのゲーム、そんなに買ってないんだけど。あと『ハイパーブラスター』、相変わらず当たらなすぎ。

 ンな事はどうでもいいのだ。
 今回の総評。期待作ほど、実際に遊べなかった。以上。
 なんでかって言うと、メーカーがゲームのプロモーションに、えらく時間を使うようになったから。モノができるよりも、はるか前から宣伝活動にいそしんでらっしゃる。もう、気が急いていかんわ。


さかのぼり、9月5日

 先週のゲーム誌に『メタルギア ソリッド』のインタビュー記事が一気に掲載され、筆者は興奮していた。ところが、軍事オタクではないフツーのゲーマーにしてみれば、相当わかりづらい内容だったらしい。

 例えば、「ソリッドスネークが銃を上向きに構えているけど、実際はこんなことはしない」という一文。周囲の人間から「なんスかこれ?」と質問されてしまった。
 これは拳銃を相手に向けずに持っているとき、拳銃を頭の横に持って行くしぐさのこと。劇中でこれをやる理由は、いわく「顔面をアップにしたとき、いっしょにに拳銃を持つ手が映ると、画面が映える」からだそうな。
 でも、実戦ではやらない。なぜかというと、

……とまあ、パッと思い付いただけでも、これだけのデメリットがある。正しい持ち方は、腰溜め。

 軍事オタクはこういう話題で盛り上がれるが、パンピーには「なんのことやらワカリマセーン」、ということになる。むうん。


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