平成10年10月の日記

- diary: October 1998 -


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10月29日(木・ひそかに更新)

 サンライズのページをよーくみたら「隠しページにも二次著作物載せたらだめよーん」だと。ちぇ。

 しかしこの、サンライズの取っている態度はどうしたことか?
 かつて同人誌にイチャモンつけまくって、みずから人気をしぼませたTSR(D&Dの版元)みたいではないか。
 模型雑誌の穴埋めカットみたいなダセェ「Z−MSV」をオフィシャル認定していたサンライズとは、まるで違うではないか! サンライズは変わったのか?

「サンライズは変わりました!」

「本当かい?」

「そうそう、変わった変わった。」

「そうかー、おじさんホッとしたよー。」

「アハハハハハハハ!!」
「うーそーだーよー!」
「サンライズなんかいらないよー!」
「帰って『カレカノ』観ようぜー。」

「ま、待ってくれぇー。」(立花ナオキ風)


10月27日(火)

 ごく一部で話題沸騰の『みつめてナイトR』!
 やっぱりミニゲームが期待大だよね! そこで発売前に、どんなミニゲームが入っているか予想してみよう!

* * *

 闘いで疲れた女の子達のために、お風呂を沸かしてあげよう。のぞきがバレると当然大ダメージなので注意だ!
 また、火力が強すぎると女の子がゆだって死んでしまうぞ!

 なお、このミニゲームで女の子が死んでもゲームオーバーにはなりません
 

 怪獣を育てて、友達の怪獣と戦わせ……じゃねえや。
 ゲームボーイ版『ときめきメモリアル』発売記念! きらめき高校でメモリアルボールを投げて、ときめく女子をゲットしよう。育てた女の子は、通信ケーブルで友達と交換できるぞ!(プレステが2台必要です)
 中にはソフィアのニセモノがいるが、戦闘には微塵も役に立たないので注意しよう。

 なお、育てた女の子が戦闘で死んでもゲームオーバーにはなりません
 

 大変だ! 女の子が敵のレーダーにロックオンされた。
 キミは F-4G を操縦して、敵のミサイルサイトを破壊するのだ!
 早くしないとミサイルが女の子に命中してしまうぞ!

 なお、ミサイルが女の子に命中して爆死してもゲームオーバーにはなりません
 

 女の子が死んでもゲームオーバーにはなりませんが、ムサいメガネのオタクとエンディングを迎えることになります。
 ご容赦ください。

* * *

 ……というゲームだったら、喜んで遊びます。(虚言)


10月25日(日)

 『ギアソリ』ラジオドラマが始まりました……あ、上田祐司様!
 某氏の逆鱗に触れてコナミの仕事干されるのかと思いきや、大丈夫だったようです。よかったよかった。

 しかし国連軍ですか! 『ガサラキ』とかぶってるね……などと揶揄されないことを願います。
 現世界情勢がそうなので仕方ありませんが、フィクションの中の戦争が湾岸戦争や東欧紛争の停戦監視を想起させるものが多いですね。

 ところが最近の「中東・アフリカでのアメリカ大使館爆破テロ」→「因果関係のハッキリしないアメリカによる空爆」は、ネタになりませんなあ。
 どっかのオッサンが『ワグ・ザ・ドッグ』みたいだとおっしゃっておりましたが、どちらかというと逆『ワグ・ザ・ドッグ』じゃないの? 軍の行き過ぎた行動を、大統領個人のスキャンダルで誤魔化しているのでは?
 ……などと書くと、そのうちDIA(国防総省情報局)からヒットマンが送られてくるのでしょうか? こわ。


 えらく久々にTV版『こち亀』を観る……なんか非常にメタな話だなあ……あっ! 監督が高松信司!


 今日は、自転車で走っているとこっちに突っ込んでくる人が多くて、なんともはや。
 眼前の十字路を無灯火で横切る自転車がいたり(なんとかよけたが)、よそ見して走っている子供が慣性を無視した転進をしてきたり(これはよけきれず……スピードを落としていたので大事には至らなかった)。
 なんとも巷の、危険に対する意識の低さよ。

 ホンダが衝突時の歩行者保護型車体を取り入れたというが……私の感想は「これでますます、ドライバーや歩行者が安全を心がけなくなるだろう」といったところ。
 読書ばっかりしている人間の頭が働かない(ショーペンハウアー理論)のと同じで、自動車の各種安全装置は、それを使う人間がそれに依存し、安全に対する意識を弱めてきた。

 やがて、車が安心して人を引き倒すときが来るのだろうか?


 最近いきなり閉鎖してしまうヱブページや、BBSを外すヱブページが多い。なぜか?
答:飽きたから。

 ってコラコラ、それじゃネタにならんでしょ。

 確かに「飽きた」というのは、理由として大きいだろう。Webという新しい表現手段に飛びつき、しかしその新しさに具体的有効性を見出せない場合、結局今までの表現手段と変わらないことになり、「飽きる」。
 これはある程度、仕方ないことではあると思う。

 また、飽きるのとは別の破綻もある。ある種の気恥ずかしさに支配されたり、コミュニケーションの破綻を起こしたり。
 Webではどこか、素直な感情表現が敬遠されるような節がある。何事も斜めから見て、感情を表に出さない。
 理由は分かっている。そういった行為が他者と感情の衝突を起こす引き金になるからだ。
 だから、感情を「共通認識」という無難なものにくるんでしまうか、あるいは表現自体をやめてしまう。
 前者は見ていてつまらないし、後者は……なんとも言えない。なにもなくなってしまうのだから。

 で、私は気恥ずかしさや感情の衝突を無視してWebを続けていたりするわけで……なんかいつ閉鎖しても不思議のない状態だなあ。本当に生き残るのは、ポリシーのしっかりしたページだし。

 でも、「まだ終わらんよ!」(声:池田秀一)


10月24日(土)

 久しぶりに秋葉原へ。
 『みつめてナイトR』予約しましたよー!(戦略的発言)

 金月真美様5thアルバム"Touch and Go"購入
 おまけCDの『Go! Go! パラメータ〜Mami〜』……あまりの正直さ加減に感服いたしました。はい。

 LDは『ブレンパワード』3,4、『プリンセスナイン』4、『エヴァンゲリオン』14を購入。
 ボックスものと『ラヂオの時間』は保留。

 『エヴァ』は……みんなが「今観るとあんま面白くないね」とかヌカしてる時分だから面白いんだよ! ハァッ!


 サトームセンのゲームコーナーに行くと、ウギャーッ!に関する、セガとNECからのわびFAXが掲示されていた。
 歩留まりがダメ? なんつーんですか? ひょっとしてNECはPC-FX用のICを生産するのと勘違いしてたんじゃないんでしょうかね? などと至極つまんねえギャグで茶を濁しておこう。


 明日の日記は、「閉鎖系を考える(マジ版)」の予定です。ぐふ。


10月23日(金)

 録画しておいた『ゲームwave』を観る。

 ……ああっ、ハマムラが大嘘ついてる!
「ナムコは、今までセガのハードに一度も参入したことがないんですよ。」
 せっかく先週弁護してやったのに!<本人知らねえよ


 ウギャーッ!
 ……コメントは控えさせていただきます。


 スタッフロールに、どこかで見たような名前が……佐伯昭志?
 同人誌で、存在感のあるロボットを描いていた人ですね。このところ本を見ていないと思ったら、プロになってましたか。

 『カノカレ』は、エヴァ臭い演出を徐々に薄めていっているところがウマイと思います。
 世間は「エヴァの庵野」としか思ってくれませんから、最初はこういうエサをまかないとロクに観てくれない、ということですね。もちろんキモは、それ以外の部分だと思うんですが。
 ストーリーもエヴァ臭い部分が見られますけど、それはあくまで出発点ということで。


10月20日(火)

 最近なんかシャツが匂う〜……天日で干していないからだ。
 やはり、紫外線の殺菌効果というのはありがたい。

太陽は 遠くにありて 想うもの
                倶零舎

 今は夜に洗濯して、夜中に部屋の中で除湿機を運転してるわけで……うげ。


さかのぼり、10月19日(月)

 そうです、売れさえすればOKです!
 キャラ萌えでも、システム受けでも、ゲス滅委受けでも。

 そんなわけで、長いこと保留していた『みつめてナイト』やってみました。
 ……私がコマンド選択型ゲームをやってはいけないというのが、よく分かりました。
 3時間ほどやったのですが、ゲーム内の時間で半年しか経ちません。ふつうは3〜4時間ぐらいで、3年間が終わるらしいです。

 ここで問題です。
 こんな私が、なぜ自称メモラーなのでしょう?<それは質問だ


10月18日(日)

 発売日から9日遅れで、真美姉のシングルCDを購入。
 ……来週にはアルバム発売だよ。とほ。

 LD購入は、色々と保留中。『ダイターン3』『ガンダム』『ダグラム』『ブレンパワード』『プリンセスナイン』『ラヂオの時間』……。
 買ったとしても、いつ観ることか。


 『ときメモ』OVA化らしい。
 件の会社は、昔OVAで痛い目にあったのを忘れたのだろうか……?

 まあ、つくると決まったからには、しっかりしたものをつくっていただきたい。
 タツノコのヘタレ作画とか、あかほりのキャラカタログ的脚本とか、吹石一恵の主演とか。
 そういうのはご勘弁。


 昨日は真剣にドタマ来てたんで書き方がナニでしたが、追記。

 要は、「マスコミに何を期待するのか?」ということです。
 情報を大衆化するということは、予備知識のない人間にも情報を伝えてゆくということです。伝える情報の内容が専門的なものになれば、情報の啓蒙か簡略化のいずれかを選択しなければなりません。
 しかし啓蒙をするということは、おのずと対象者を限定することになります。しかもそれが時間の限られた電波メディアとなれば、なおさらです。

 むろん、その中でオミットする情報を吟味することも、オミットされた情報を必要に応じて補うことも考えなければなりません。
 では、この場合の「ファミコンソフトをゲームボーイに移植する場合、解像度の違いが障害となる」という情報が欠落すると困るのはどんな人たちでしょうか?

 これは、(もしこれを読んでいたらですが)該当者への宿題としておきます。


10月17日(土)

 オープニングのジングルを聴いていると、東海道新幹線CM『そうだ、京都行こう』を思い出してしまう私の音楽観は、貧困なのでしょうか?

 エンディングが『夢の中へ』なので、井上陽水→「みなさーん、お元気ですかぁー?」→昭和天皇崩御、という連想をしてしまう私の音楽界観は、貧困なのでしょうか?


 はて? ファミコンからゲームボーイへの移植はラクなはずですが?
 少なくとも「液晶画面だからバランス再調整しました」なんつう言い訳が効かず、256→320ピクセルなんつう中途半端な解像度変更をしなけりゃならない8ビット→32ビット機移植に比べりゃ。

 という知識合戦なんざ別にどーでもいいんですが、例の発言をダシに「ハマムラ鬼の首を獲った気になる」なんざ、安上がりでいいですなあ。うらやましいです。


10月15日(木)

 むっ、『みつめてナイトR』が面白いらしいぞ。大期待だ!
#弊社は、某所の謀略にあえて乗ります。


 『ポポローグ』はダンジョン自動生成型ネットRPGですか?
 ていうか、このネタを他で見受けないということは、よっぽどつまんねえギャグですか?
 ていうか、実は本当にダンジョン自動生成型ネットRPGであり、俺ひとりでバカを見ていますか?
 ていうか、やっぱプレステにはモデムがつながりませんか?


 今日は早めに帰ってきたよーでも死にそう。

 なんつってると、「簡単に『死にそう』などと言うな!」てな説教じいさんが出現しそうな気配。
 つーか、本当に言ってはいけない。

 死にそう、と言っても肉体的限界が来ているという意味ではない。
 体力に自信のない私でも、まだ倒れるというわけでもないわけで。

 気になるのは、最近生きている実感が薄れていること。[仕事←→寝る]という単調生活をしていると、日常がただスポイルされるのみになり、生への積極的執着がなくなってゆく。
 こんなとき、人間はひょんなことでポックリ逝ったりするので恐ろしい。やっぱり死にたくねえ。

 で、無理矢理日記を書いて、「生きててよかった」とか言うわけですな。
 こういう手法はたまに使うのがいい。頼りすぎるとポリアンナ症候群になっちゃうよ。

 ましてや私の職種は、会社の中で(以下検閲)。


さかのぼり、10月14日(水)

 仕事明けたら午前様。


さかのぼり、10月11日(日)

 『ガサラキ』は面白いのだが、確かに相変わらず実験くんたちのセリフばかりじゃのう。
 特に速水奨様が声を当てる男は、ちとアカツキ・ナガレ似で怖い。
 2話連続でこれだと、「最終回までこの調子か?」と言いたくなる気持ち若干あり。(いや、それはそれで面白いかもしれぬが。)
 『ボトムズ』と違ってキリコのモノローグがあったりもせんし、感情を揺さぶるようなナレーションもないしのう。

 ナレーションを入れないのが近年アニメのトレンドであるのだが……さて、『ガサラキ』の場合は吉凶如何に?


さかのぼり、10月10日(土)

 ゲームショーってなんスか?

 仕事に支障も出るので、いいかげん自転車のパンク修理……前回訂正。パンクしたのは某店で買ったチューブではありませんでした。
 つーか俺、後輪のチューブ交換するの初めてだ! ああっ、ドラムブレーキだからタイヤ外すの面倒だ!

 誰だこんな自転車買ったのは! 俺ですすんません。


10月 9日(金)

 以前「日記を頻繁に更新するのはヒマ人」みたいな話が出ましたが、ちと違いますな。
 ヒマでなくとも、数十分の時間が取れれば日記は書けます。

 それよりも日記を書くのに重要なのは、感受性と生活の多様性。
 逆に言うと、忙しかろうがヒマだろうが、単調でタイクツな生活をしているとロクな日記は書けません。
 こんな状態で日記を書くととうなるか?……ルサンチマンです。

 ところで私、ルサンチマンのことを「株式会社ルサンチの営業外交員」かと思っていました。ていうか、株式会社ルサンチってなんだよ。
 どうせ俺ァ学ねえよ。大学行ってねぇし。<ほらルサンチマン


 『ときめきメモリアルドラマシリーズ Vol.3』のサブタイトルが正式発表されましたな。

 『旅立ちの詩』バンザーイ!
 ゲス滅委なんて怖くねぇぜ! ハッハー!

 ↑最近面白いことがなかったんで、許してやってくださいな……。


 リンクコメント若干変更。


さかのぼり、10月 8日(木)

 某インターネット放送の「なんちゃって有料化以降皆勤賞」として、マスコットキャラの雨降りカッパピンバッヂが贈られて(送られて)来ました。

 ……が、開封時点で首ちょんぱ。泣。


10月 7日(水)

 会社から帰ろうとしたら午後10時。アパートが近場じゃなけりゃ職場にフトン敷いちゃうよ。
 てなわけで、日記ライト。


 ゲーム共産主義者的には、即座にゲームショップへかけこんで某婦女子抹殺ゲームを予約すべきでしょうか?
 ていうか、無印の方もプレイしてませんが。

 ていうか、午後11時に開いているゲーム屋というのも、ボられそうでヤですが。


10月 3日(土)

 自転車の後輪が少し軟弱になってきたので、空気充填。
 さー出かけようとまたがった瞬間、なにか引っかかるような感触があった。
 「なんだ?」と思いつつも若干前進。

ボン!

 後輪がバーストし、ズタズタになっていた。

 ……これ、たしか例のテープと同じ某店で買ったタイヤチューブだったよな。
 しばらく某店で買い物するのはやめよう。


 えらく久々に秋葉原へ。
 本日の購入品目

 ……以上すべてコナミ。優良顧客ってヤツだな。株券くれ。<バカ

 他に500円で投げ売られていたテムジンのフィギュアを保護したり、電池やビデオテープ買ったり。
 もちろんビデオテープは『ガサラキ』用。


 せっかく秋葉に来たので、さらに久々のトライアミューズメントタワーへ。
 ……おお、『エスケープキッズ』が入ってるよ!

 90年代のコナミAMゲームの中で、俺が気に入っている数少ないゲームの一つだ。固定画面のフィールドアスレチックみたいなコースで「かけっこ」するだけなのだが、これが異様に熱い。

 「『ときメモ』以降、コナミは軟弱な会社になってしまった……コナミには『ときメモ』以前のようなゲームをつくってほしい。」などとボケたことを言う野郎どもに

「キミタチそんなに『亀忍者』や『バッキーオヘア』好きですか?」

という責め苦を浴びせる俺でも、『エスケープキッズ』のようなゲームは再びつくって欲しいと思う。

 いつのまにか、コナミのAM開発は本当に望まれないものをつくるだけの部署になってしまった。復権を果たすとしたら、一体どんな形になるのだろう? 貧困な俺の想像力では、まるで見当がつかない。
※なお、『ビートマニア』や『ビシバシ』シリーズなど、まともに金を稼いでいる製品は「GMD事業部」という、AMとは別のところでつくっていたりする。泣け!


 さて、せっかく"beatmania"を買ったので、早速プレーイ……楽譜がアーケード版の倍速で降ってくる。
 これ見て、コナミにクレームの電話をした人もいるのではなかろうか。

 原因は、画面の解像度にある。おそらくアーケード版は新JAMMA規格(VGA準拠)の水平31.47kHz、一方プレステはTVにつないでいるからNTSCの水平15.734kHzで走査している。
 つまり、プレステ版はアーケードに比べて半分の解像度しかなく、ラスターあたりのスクロールスピードを同じにすると、画面全体から見れば2倍のスピードに見えてしまう。
 とりあえずこのままでも遊べるが、やはりなんとかして欲しいなあ。VGAが出力できる機種への移植は必須。
 ……え、BM98? わはは。


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