平成11年1月の日記

- diary: January 1999 -


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さかのぼり、1月31日(日)

 しばらくぶりに、秋葉原へ。

 購入が滞っていた『プリンセスナイン』のLDを買い揃える。これで月イチのLDはあと『ブレンパワード』ぐらいだ。あとは買いそびれていた『ダグラム』や『ダイターン3』のボックスを買えば、しばらくは。
 ……え、『真ゲッターロボ』? いや買おうかなどうしようかな。別に監督交替がイヤで買い渋っているわけではありません。どっちかっつーと俺、アンチ今川監督だし。

 ギアソリドラマCDも、1巻の在庫がないので保留。初回特典あきらめパターンか?

 『ラブ・エスカレーター』の開発者による同人誌を売っていないものかと、その手の店をハシゴする。
 臭かった。成果はなかった。この件はしばらく忘れることにする。

 本日の目玉、PS版ビートマニア用新型コントローラ"DJ station PRO"を購入。
 これ、アスキーブランドのものにくらべて格段に出来がいいんだけど……いろいろ邪推させてくれますな。
 コナミはコナミでも、一部で悪名高いCP事業部の扱いであることや、分解して中を覗くとアスキーの仕事っぽい部分が散見され……。
 おっと。後者は私の推測に過ぎないので、鵜呑みにしないように。


さかのぼり、1月30日(土)

 惰眠。
 わたーしまーつーわ。それ、あみん。
 オーメン。それ、ダミアン。

 そんなことはどうでもいいが、また堕落した一日を過ごしたり。
 セガラリー2やっても全然成績が伸びないので、くやしまぎれに文書を書いたり。
 初心者向けに書くつもりが、GTボクちゃんを意識するあまり卑屈な文書になったり。


1月28日(木)

 『セガラリー2』購入。特設ページ準備中。


さかのぼり、1月25日(月)〜27日(水)

 拙ページ上では数日沈黙しているワタクシですが……何をやってたかというと、PC上で98エミュを動かそうとしておりました。
 つってもエロゲ動かそうとしているわけではなく、JGを使いたいんですわ。

 ご存知ない方が大半だと思いますので説明しますと、JGというのは今は亡きツァイトというメーカーが発売していた、PC-98シリーズ用のワープロソフトです。
 MS-DOS上のソフトとしては珍しく高度なWYSIWYG-DTP機能を有し、ベジェ曲線を使ったアウトラインフォントや描画機能を持っていました。当時、個人の財布でまともなDTPをやろうとしたら、選択肢はJGぐらいでした。
 文書ネタの同人誌を書こうとしたら、これなしではやっておれませんでしたわ。
 で、また文書ネタの同人誌を作ろうかという段になって、Windowsソフトでは値段やらリソースやらの折り合いがつきそうにないし、また古い原稿の再編集などもしたいので、古いJGを引っ張り出して使おうかとおもったんですわ。
 しかし98とATを並べて使うのも窮屈なんで、できればATの方で98ソフトを動かしたいというわけです。

 まずは、某フリーソフトを試用……動かすこと自体に喜びを見出すためならともかく、これでビジネスアプリケーションを動かそうというのは……。
 次、エプソン(市販品)の体験版。こっちは割と安定動作します。しかし、グラフィックの描画速度が……。
 すんません、これからもまじめに98動かします。

 Windowsでもこういうのがあるそうなので、試用版をダウンロードして検討します……。


1月24日(日)

 洗濯物をしたら、この季節には珍しく雨が降ってきました。
 泣く泣く部屋の中に干しました。

 ゲーセンをうろうろしていたら、観に行こうと思っていた『踊る大捜査線』の上映時刻を過ぎてしまいました。
 自業自得と思いつつ、ヨドバシカメラをうろうろしました。


1月23日(土)

 久しぶりにゲーセン、スリルドライブやらコンプリートミックスやらをやりましたが、心は踊りません。
 先生、僕はゲームインポでしょうか?

 答:どっちかっつーとゲームゾンビじゃない?


さかのぼり、1月20日(水)

 皆さんこんにちは、ネットカウンセラー冴子です。
 え? 「フルネームを教えて欲しい」ですって? 教えてあげよっかー。
 ……やめた。そんなことしても1ウォンの得にもならないし。
 とにかくワタシは冴子よ。苗字はご想像にお任せします。島津冴子でもなんでもいいわ。

 とぅるるるるる……。

 あら、さっそく依頼の電話ね。……「ネットカウンセラーならEメールかBBSを使えばいいのに」?
 うるさいわね。こっちにも都合ってのがあるのよ。

 がちゃっ。

 はい、ネットカウンセラー冴子です。ご相談はなんでしょう?
「あの、実は私、個人でゲーム系ホームページを持ってるんですが……。」
 ええ、それぐらいなら別にありふれたことだと思いますけど。
「実はそのページの中で、ある人物が不評なんですが……。」
 それもありふれてるわねえ。個人ページで他人の陰口なんて。
「ところが、どうやらその人と顔を合わせなければいけなくなりそうなんです。」
 ふ……ふふふふ、あなたバカねえ。ネットのゴタゴタが実生活に飛び火するなんて。
「だから相談に乗ってるんですよ!」
 ふーん。でも今のところ、それは陰口で済んでいるんでしょ? 陰口のままで済ませておけばいいじゃない。
「イヤです。俺、正直者ですから。本人を目の前にしたら、きっと言いますよ。」
 はあ? あなた本物のバカねえ。勝手にケンカしてなさいじゃあね。

 がちゃん。

 以上、冴子がお送りしました。それではまた、お会いしましょう。(声:田中敦子)


さかのぼり、1月19日(火)

 今日こそはと思うが、昨日以上に意識は遠い。
 いちおう会社へ再び電話をし、明日の出社を確実なものとするために、昨日以上の深い眠りにつく。
 今日は学生気分の夢を見なかった。

 ……快方には向かったが、睡眠の昼夜が逆転する。この後三日間、起きることに苦労する。
 それでも遅刻しないのが、なんとも誇らしいやらバカバカしいやら。


1月18日(月)

 体がいうことを聞かない。木曜日あたりから風邪ぎみだったのだが、ここへ来てとうとうダメっぷりに拍車がかかる。
 始業時間前に会社へ電話をし、眠りにつく。

 こういうときに……ディテイルの差こそあれ……決まって見てしまう夢がある。
 母校(実在のそれとは似ても似つかない)を訪れ、その変容ぶりに驚くが、それ以前の姿を思い出すことはできない。なぜか復学しようと試みるのだが、以前通学した記憶はことごとく失われており、どうしたらいいのかわからない。
 そのうち何らかの事件が起き、復学などはどうでもよくなってしまう。

 目が覚めると、内容の恥ずかしさに打ちひしがれる。


 戦後日本は現在にいたるまで消費の世界だったし、今後も変わる予兆がない。
 ただ以前とは異なり、今の消費は乾きを伴なわない、安定供給に則った消費に見える。

 などと思うのは、買ったまま放置していた『イデオンという伝説』を読んだためか。
 こんな抽象的なことを考えつつ、ふらついた意識の一日が過ぎる。


さかのぼり、1月13日(水)

 とある事情で、『ためしてガッテン』納豆特集を観のがす。
 先週のうどん特集はNHK高松製作であったが、今週のはNHK水戸製作だったのだろうか。


さかのぼり、1月12日(火)

 TVKテレビ(神奈川のローカルTV局)で毎週放送されている『ロボコップ』を観ている。
 これはどうやら、あちらの放送コードに合わせて創られたTVシリーズらしく、原作である劇場版のようなテイスト……特にバンホーベンテイストなど、期待すべくもないソフトな作風だ。

 とはいえ、暴力描写がまったくないわけでもない。これを考えると、奇妙な気分になってくる。
 「ロボコップにしては暴力描写が少ない」とはいえ、それでも実際に起こることがあれば寒気がしてくるような恐ろしい事件のはずだ。ところがフィクションというフィルタを通して見たそれは、相対的に刺激の少ない映像でしかない。
 この辺のことは分かりきっていたような気でいたのだが、これを観て、また分からなくなった。

 そんなわけで、毎週のようにこれを観ている。


1月10日(日)

 「私の不幸は、日本人にしてガンマニアであることだ」とは、押井守監督の談であったろうか。
 確かに銃が好きな人間にとって、日本は何かとやりにくい。狩猟や競技で必要な場合、あるいは特別な職業のうえで必要な場合といったわずかな例を除き、日本で銃を所持することはことごとく違法となる。

 しかし他にも日本が銃を拒む要因がある。
 銃を撃ちたくて渡米するような人々に言わせれば、それは「個人における責任意識のなさ」なのだそうだ。
 欧米人は自己の責任を重んじる。したがって銃をどう使うかは持ち主の責任だ、という。一方で日本人は右へ倣え、かつそんな危険物を個人に持たせるなど考えられない、とくる。

 たしかにそれも一理あるが、この全米ライフル協会が好んで使いそうな理屈だけで日米銃文化の違いを語ることはできない。本当に日本人はただ、責任能力が劣るだけの存在なのか?
 半分くらいは当たっていると思うが、しかし疑問符は残る。例えば自動車の運転責任はどうか? 危険だから持たせるなというのであれば、自動車など個人に持たせるなど考えられない。生活必要上? いや、日本ではむしろスポーツカーやRVなど娯楽性の高い車に人気が集中し、実際こういった種類の車がメーカーの利益を支えている。これらに対しては存在自体を規制することなどなく、自己の責任で楽しんでくれということになる。

 決定的な相違は、日本において銃が「人が人を殺すための道具」として、衝撃的に印象づけられていることだ。
 欧米において銃は戦争の道具であったかも知れぬが、それ以前に獣をしとめるための道具であった。狩猟によって糧を得ることはもちろん、獣によって命を脅かされるという状況を打破するためにも、銃は民衆へ浸透していった。
 日本ではどうだったか。日本に銃が普及したとき、それはおりしも戦国時代。日本へ銃を広めたのは戦争だった。では狩猟に使われなかったのか? いや使われた。しかし猟師は特別な存在であった。多くの日本人は獣肉を食べなかったし、また人間を脅かすであろう獣の住み処は人里から遠ざけられた。
 古くから、日本列島の潤沢な森林は伐採されていたからである。なぜ樹は切られるか? それを燃料に、多くの鉄が刀となったからだ。これも、人が人を殺すための道具。因果也。

 日本人にとって、殺すというのは日々を生きる手段であるよりも、むしろ政敵を排除する方法であった。
 こういった業の深さを考えずして、日本人と銃の関係は計り知れない。

 日本人と欧米人では、おそらく「殺す」という行為の持つ意味が違うのだ。


 そんなことを考えながら……以前から何度も考えていることだが……向かったのは、年2回おこなわれるホビーガン&ミリタリーグッズ即売会『ブラックホール』。
 余計なことを考えていたからか、行ってはみたものの意欲がなくなってしまった。毎度楽しみにしていた小峰監督のショーがなかったのも原因のひとつだが。

 しかし何か買わなきゃと思い、色々回ってみる。しかし第二次大戦ものにもサバイバルゲームにも興味のない偏屈ガンマニアは肩身が狭い。私の好きなFNハイパワーも、エアガンやモデルガンになっているのは古いタイプばかりで、ぜひ欲しいプラクティカルモデルは全然モデル化されないのだ。

 そんな中、KSCのソーコムピストルが\11,800で売っているではないか。(市価\16,000くらい)
 即買い。
 さー早速帰って試し撃ち……と思ったが、ひとつ重大な問題があった。
 私は「ガスガン使わない主義」の人だったのだ。


さかのぼり、1月9日(土)

 『メタルギアソリッド』ラジオドラマ終了。
 しかし、原作付きだと色々制限がつきまとって大変ですね。いやマジ。
 『彩のラブソング』ラジオドラマも、終わりに近づくにしたがってキャラがどんどん動かなくなって、聞いてて辛いものがありましたから。
 でもギアソリドラマは、原作テイストもあまり出てなくて、さらに辛かったような。

 コナミ、またメディアミックスなしのラジオドラマやってくれないスかね? 儲かんないからダメ?
 ていうか『クリック&デッド』続編つくれ。
 ↑こういうことは、コナミミュージックBBSに書きましょう。

 え? 次は『かってに桃天使』!?


さかのぼり、1月6日(水)

 ドリィムキャスト期待の一本『セガラリー2』の発売延期が急遽発表され、一部BBSが荒れに荒れまくっていたようだ。しかし良くみれば、荒れていたのはドリームキャストBBSと、一部のセガウォッチャーBBS(苦笑)のみ。
 これはセガラリー自体に対する関心の低さかと思いきや、もっとも発売を待ち望むプレイヤー層が集うはずのセガラリー2オフィシャルBBSですら、事を冷静に受け止めていた様子。

 つまりこれは、期待への裏切りに対する怒りとは分離した、一種のお祭り騒ぎなのだ。
 で、なぜそうなったかは、またこんどの機会に考えます。


 今日のNHK『ためしてガッテン』は、うどん特集でした。
 来週の同番組は、納豆特集だそうです。

 何か運命的なものを感じるね!


1月 5日(火)

 今年初の出勤日。
 眠い〜。疲れなんざ全然とれていないことに驚く。

 が、それ以上に驚いたのは、昨日アップした日記↓が猛烈につまらないことだ。
 別にクオリティにこだわるつもりはないが、それにしても新年早々これでは……。
 こういうときは今年の抱負でも語るべきだろうに。
 くっさ〜。<それ放屁


 くさいで思い出したが(かなり強引)、皆様は納豆をお食べになるだろうか?
 私は嫌いではないが、あまりすすんで食べようとはしない。納豆を混ぜるのはわりと好きなのだが、それに時間を取られるのがイヤなのだ。<健康によろしくない早飯癖
 一般に関西人は納豆が嫌いといわれるが、職場の西日本出身者の中にもけっこう納豆好きがいる。私などよりよっぽど美味そうに納豆を食うのを目撃することもある。このため、私には「関西人=納豆嫌い」という意識はない。

 近畿だろうが四国だろうが好きな人間は好きだし、関東だろうが中部だろうが嫌いな人間は嫌い。こういった傾向はごく最近のものなのだろうか?


1月 4日(月)

 休日出勤。
 ……なんつうことは日記のネタにならないので、昨日買った
"3rdMIX"の話でも。

 こんなページをご覧の方には、どんなソフトか説明する必要はありますまい。
 恥ずかしながら、私はアーケードで3rdの新曲をほとんど弾いていなかったため、これで色々弾いてみよう……と思うも、2ndでも色々弾けなかった私のこと、そうそう上手くいくはずがない。

 そんななかで集中練習しているのが、"80's j-pop"。80年代の曲……というと、シンセサイザの使い方がチープで今聴くと気恥ずかしくなってしまうような曲が多かったりするのだが、やはり80年代を引きずっている人間なのか、妙に惹かれるものがある。
 むろん、私にとって難度が手ごろだという点も否定できないが。ただし途中の連打が、まだ不完全。


さかのぼり、1998年12月31日(木)〜1999年 1月 3日(日)

 自分でも驚くほど、食うことと寝ることに時間を費やした。それだけ放電していたということか。

 他には、家族で祖父母に挨拶しに行ったり、くにくに殿と久々にバカ話をしたり、本棚から『ジョジョの奇妙な冒険』を引っ張り出しては面白いとは思いつつ「やっぱり第3部は魔青年ビーティー・ワールドツアー編とか名乗るべきでしたな」などとつぶやいたり。
 そんなことしかしていない。

 寝正月を決め込む自分としても、珍しいほど体の動かん休みだった。


 東京へ戻る際に、おくればせながらPS用"beatmania APPEND 3rdMIX"を購入。
 購入保留していたLD群は、シャレにならない量なので、またの機会に買おう……。


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