CESA東京ゲームショウ'99春

- CESA TOKYO GAME SHOW '99SPRING-


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 1999年3月19日〜21日に(うち19日は業者招待日)幕張メッセで開かれた、「東京ゲームショウ'99春」に行ってまいりました。
 総論めいた事は大手ページに任せておくことにして、ここでは筆者が感じたまま書いていくことにします。
 


入場の列:

ゲルトマイザー「19日はとてつもなく蒸し暑かったのに、20日から途端に冷え込んで大変だったろ。
 これだから季節の変わり目はやりづらいよな。」
倶零舎「いやーそれでも、前回の'98秋には行けなかったから、気合が入ったね。」
ゲ「今回はハメを外さなかったのか?」
倶「それを言うな。」
ゲ「いや。お前だけではなく、徹夜をした大きなお友達。」
倶「自分で徹夜してないから詳しくは分からないけど……行列を敷地内に限定したり、列から係員が積極的にゴミを集めたりと、運営側の努力で多少は改善しているようだ。」
ゲ「よかったじゃん。」
倶「ところが新たなる勢力の登場だ。朝の入場に年齢制限のない21日(日曜日)に顕著だったんだが……。」
ゲ「まさか……。」
倶「中学生どもが、走ったり暴れたりして列を乱すんだよ。」
ゲ「やっぱり。」
倶「一部のバカどもが騒いだおかげで列全体が制止されて、いい迷惑だったぜ。」
ゲ「親の顔を見たく……ないわ。なさけなくて。」


バンダイ:アニメとスワンと……ボマー?

ゲ「さー入場門をくぐると、最初はアニメ囲い企業バンダイだ。」
倶「ミもフタもないことを言うな。ワンダースワンも頑張ってたぞ。」
ゲ「スワンも後発でモノクロだからツライと思うけど……バンダイがメインターゲットと称する10代後半の層が『モノクロ=クール』と思ってくれれば伸びると思うけど。」
倶「俺は20代後半なので、ようわからん。」
ゲ「あんたこそつれないなあ。」
   セガサターンで人気を博した『ガンダム外伝』の、別シナリオによる新作。コロニー落としで荒廃したオーストラリアを舞台に、ジムを駆ってジオン軍と会いまみえる。
 キャラクターデザインに小林源文氏を起用した事で、他のガンダムゲームとは一線を画した雰囲気を持つ。

倶「来たよ来たよ。ミデアからジムを空中投下するシーンが異様にカッコイイんだ、ジムのくせに。」
ゲ「まだ未完成ということで、着地シーンはカッコ悪かったけどな。」
倶「むう……完成を待とう。画面の雰囲気は、遊べるインカミングといったところだ。」
ゲ「キミ今回はトバすね。」
倶「あとサターン版と違って、こんどは僚機に指示をだせるらしい。」
ゲ「小林源文氏のキャラは賛否両論あるようだけど?」
倶「たしかにアクが強いから、拒絶する人はおおいだろうな。ただ……。」
ゲ「ただ?」
倶「どうせだから、佐藤三佐と中村三曹のドツキ漫才を入れて欲しい。」
ゲ「……。」
 

 攻撃手段が爆弾設置による、一風変わったポリゴン式スクロールアクション。

倶「ギアソリみたいな画面でバクダンをポチポチ置いてゆくゲームです。」
ゲ「つまらんの?」
倶「いや、爆弾をセットするポチポチ感が、けっこういい。ぽちぽち・どかーん!
 あとは後々の面を中だるみしないように作っていけば、かなりイケそう。」
ゲ「その辺すこしトゲがある言い方だなあ。
 春に試遊台が用意できて秋に発売するペースなら、大丈夫でしょ。」


ソニー・コンピュータエンタテインメント:PSXはありません

倶「いや、次世代PSの展示がないのはともかく。」
ゲ「もしそうしたら、いま展示されているPSソフトを否定する事になるからな。」
倶「GT2の展示がないってのは、どゆこと?」
ゲ「PSXのGTデモを観た後でもGT2(現行PS用)を気にしている輩は、キミぐらいだよ。」
倶「キーッ!」
   360度新感覚シューティング。人型兵器「オメガブースト」を駆り、電網生命「アルファコア」を殲滅してゆく。
 面クリア後のリプレイ画面が美麗。

ゲ「ほら、かわりに伏兵が出てきたぞ。カメラワークの工夫で、GTに優るとも劣らないリプレイが……。」
倶「本編はどうさ?」
ゲ「いや本編とて……オヤ?」
倶「L1ボタンで敵を視界に入れる→L1押しっぱなしで敵弾回避しつつ応戦→L1を押し直して新しい敵を……の繰り返しで、展開が単調なんだよ!」
ゲ「まあでも……。」
倶「おまけに自分も敵もリプレイのカッコ良さ最優先で、挙動のシャープさを欠けさせているのも許せん!」
ゲ「タイムアタックシューティング+リプレイ環境ソフトとして見れば、問題ないのでは?」
倶「たしかにそう割り切れば、納得行くけれど……。」
ゲ「いくけれど、なに?」
倶「割り切れん! 納得できん! キーッ!!」
ゲ「やれやれ。」
倶「あとね、これが厄介なんだけど、ゲームがヘタでもリプレイがそれなりにカッコいいから、リプレイのためにゲームをやり込む気にならない。」
ゲ「それはキミの個人的問題では?」
倶「やっている内に、そう思うようになる人が多いと思うよ。」(アジ?)


バンダイビジュアル:まーくーろーす

ゲ「さて、バンダイのビデオ屋子会社さんです。」
倶「最初はあまり目を引かなかったんだけど……。」
   アニメにおけるミサイル乱舞シーンの第一人者・板野一郎氏が監修するドッグファイトゲームの第2弾。自機の向きにかかわらず、自機から敵の方向を仰ぎ見るという独自の視線を持つ。

ゲ「これが気になったの?」
倶「最初はそれほどでもなかったんだけど、オメガブーストの有り様を見ていたらね。」
ゲ「そんなにいいかねコレ? 動きもさほど魅力ないし、それだったらリプレイ鑑賞ソフトと割り切った『オメガ』の方が……。」
倶「見た目の話をしたら確かにそうだけど、『オメガ』は被盲導ゲームの感が強い。
 VF-Xの方は行く先が示されるけど、実際に自分の操作で方向転換しないといけない。だから自分で操作しているという感覚が強いし、敵弾回避したり敵機撃墜したときのカタルシスが強い。」
ゲ「それにしても、まだまだ練り込みが足らない気がするよ。」
倶「たしかにね。挙動についてはけっこういいとしても、視線を向けるべき敵を選べないのが不満。攻撃目標のまわりを敵迎撃機がチョロチョロしていると、視線が定まらなくて困る。」
ゲ「これも、発売までにどれだけ調整されるかが鍵か。」


コナミ:踊れ踊れ

ゲ「コナミは"DDR"一色だったな。それと"bm GOTTA MIX"。」
倶「他にもソフトが多数あったけど、ひっそりとした展示だったよ。」
ゲ「『旅立ちの詩』とかな。」
倶「むっ。そういや、今回のコナミは声優さん呼ばなかったね。」
ゲ「かわりにダンスステージに人がごった返していたから、別に混雑対策じゃなくて、単に"DDR"見せたかっただけでしょ。」
   コナミ初のDC専用タイトルにして、コナミ初の3D戦闘機シューティングゲーム。繊細に書き込まれたテクスチャと、滑らかな挙動が特徴。

倶「これ……。」
ゲ「うむ。」
倶「テクスチャ描いた人は、モデラーだな。」
ゲ「え? 座標打ち込みとテクスチャを一人でやってるってこと?」
倶「いやそうじゃなくて。機体の継ぎ目とか汚しとか、ミリタリー系プラモのウェザリングに似てると思わん?」
ゲ「たしかに、けなし言葉とは別の意味で模型っぽいな……。DCソフトのポリゴンって妙に明るすぎるのが多いから、それを考えればちょうどいいかも。」
倶「なるほど。」
ゲ「しかし……システムは『エースコンバット』そのまんま。」
倶「たしかに、臆面もないほどクリソツだ。しかし、『エース』とは決定的に違う点があるぞ。」
ゲ「なになに?」
倶「画面が60fps・ハイレゾである点だ。もしかするとこれは、家庭用フライトシム初の快挙では?」
ゲ「そういう考え方もあるか。『エアロダンシング』は30fpsだったしね。」
倶「ま、そういうことでオレ購入決定。」
ゲ「さすがセガコナミマニア。しかし、コナミのDC用ソフトは、この後に続くものが見えませんなあ。」


ナムコ:肺炎時計

倶「今回もナムコは、試遊台スペースを広くとる事に集中して、パンフレットすら配らなかったようだ。ステージはあったけど。」
ゲ「パンフくれないと、レポート書くときにこまるね。」
   おなじみとなった3D戦闘機シューティングの第3弾。今回は架空の航空機を登場させるなど、ビジュアル面で新機軸を狙う。

倶「ぐぎゃぁ〜っ!!
ゲ「……どしたの?」
倶「HUDにテクノフォント使うなぁぁぁぁっ!!!!!」
ゲ「何かと思えば。」
倶「それにハイエンド系のアニメ絵ムービーも、なんかムカツク!」
ゲ「そんなこと言ってると刺されちゃうよ。」
倶「基本は今までそのままで舞台は未来、とか言われてもシックリ来ない。
 見た目で差別化するなら、『デルタ』の方が正常進化でしょ!」
ゲ「たしかに『デルタ』観た後の『エース』はキツいけど、そこまで言う?」
倶「言う! そもそもゲーム=テクノっていう安直な文脈に乗せるのがイヤなんだよ!」
ゲ「テクノ好きのみなさん、どうかスパムを送ってこないで〜。」
倶「俺だって、テクノそのものを敵視しているわけじゃないんだけどね。
 未来とか技術とかを意識させたいなら、ベクタードノズルを使った高機動戦とか、作戦・実画像重畳表示型HMDとか、FCS連動式可動機関砲とか、そういうトコで描くべきでしょ。テクノフォントや流線形の外観なんてのは、小手先で誤魔化してるようで嫌なんよ。」
 

 画面の美しさが話題となったアーケード版からの移植。セガとナムコとの確執が噂されていただけに、本タイトルの発表は大きな話題となった。

倶「しかし、キャリバーですか。」
ゲ「アーケード、売れなかったからなあ。」
倶「ただの連打ゲームだと言われてナムコファンからも見放されたゲームが、なぜDCに?
 やはり確執?」
ゲ「ドリマガの移植希望で高い順位にいたからでは?」
倶「……そうですか……ドリマガですか……。」(声:岸野幸正)
ゲ「けっこう固定ファンもいるらしいけど、ハードは引っ張らないだろうなあ。
 これからのバランス調整で、みんなが楽しめるタイトルになる事を祈るばかりです。」


エス・エヌ・ケイ:あいむのったぼーい

倶「というわけで、ネオジオポケットのSNKですが!」
ゲ「しかし、ネオポケって操作系や液晶はともかく、描画能力がけっこうキツくない? ヘタすりゃGBカラーよりも動きが粗く見えることも……。」
倶「そんなこんなのネオポケですが!」
   ゲーマーの間で噂となっていた、2社合作対戦格闘。SNKとカプコンの確執が噂されていただけに、本タイトルの発表は大きな話題となった。

ゲ「ネット上では公然の秘密となっていたものが、ついに発表されまし棚。」
倶「しかし発表の場では、ほとんど何も決まっていない様子。」
ゲ「いやわからんよ、確執を演出して話題を煽る作戦かも。最近はそういうのが多いからね。」
倶「それにしたって、ゲームシステムひとつとっても大変そうだ。技ゲージの増減が2社で逆だったりするし。」
ゲ「なんかハチャメチャなゲームになりそう。」


カプコン:拳と銃とロックマン

倶「と、おおよそお家芸で固めてきたカプコンです。」
ゲ「拳とロックマンは苦手だから、銃関係いってみよか。」  人気タイトル『バイオハザード』の、発展作と最新作。元祖とは異なり背景がポリゴン描画され、プレイヤーとともに移動するカメラワークも存在する。

ゲ「『ベロニカ』のタイトルがストレートに『3』にならなかったのは、SCE圧力でしょうか?」
倶「イマサラな邪推はやめましょー。」
ゲ「さすがに本家だけあって、『サイレントヒル』よりも上手のカメラワークを見せてくれそうだ。」
倶「まあ、アメリカモダンホラーの『サイレントヒル』と、ビックリ箱型の『バイオ』を直接比較するのもナンセンスだと思うけど。たしかに、どんな動きを見せるか楽しみだね。」
ゲ「特に『ベロニカ』。」
倶「いや、むしろ『ディノ』。」
ゲ「なして?」
倶「『ベロニカ』は従来と同じゾンビが敵だけど(生きた人間の敵も出るらしいが……)、『ディノ』は敵が恐竜なのよ。ヴェロキラプトルなんて豹なみに俊敏だから、カメラワークをひとつ間違えたら見えないところで自キャラが殺されて、クソゲ呼ばわりよ。」
ゲ「アンタも意地悪な言い方するね。」
倶「とにかく、恐竜に銃を向けるゲームを作るんだったら、『ジュラシックパーク』のカメラワークじゃ間に合わないだろうね。」
ゲ「『ジュラシックパーク』って……メガCDの?」
倶「違う〜!」


セガ・エンタープライゼス:センムー

倶「あたくしセガキ○ですから、ちとうるさいですわよ。」
ゲ「以前よりはマシになったけど、相変わらず詰め込みすぎで見づらいブースだったな。」
倶「始まったばかりのハードを引っ張らなくちゃいけないから、仕方ないのでは?」
ゲ「ふつう大きな会社だったら、出展本数をしぼるために近日発売の作品をメインに展示するでしょ? セガは出せるモンは何でも出しちまえ、って雰囲気があるのよ。」
倶「ハードは将来性を訴えないと伸びないからなあ。」
ゲ「逆に言えば、現行のラインナップにハードを引っ張るパワーが足りないとも言える。」  短期決戦型のセガとしては珍しく、巨額と莫大な時間をかけて製作される巨編。画面のあらゆる物がポリゴンで描かれ、キャラクタが触れることのできる"FREE"。

倶「い、一章?」
ゲ「ああ……連作になるのね。そういや、メインステージのイベントで、カプコンの岡本さんが気になることを言っていたな。値段がなんと……もがが。」
倶「まあ、その……以前カプコンが構想していた『月刊RPG』みたいなものになるのかな? まあ月刊は無理だろうから、せいぜい季刊だろうけど。」
ゲ「そういうのって、商売になると思うかね?」
倶「バクチ要素が大きいけど、可能性はあると思うよ。
 ドリキャスページで樋口特技監督が、映画が2時間で見せられるものを何十時間もかけて見せるゲームはけしからん、と批判していたけど、そういう問題じゃないでしょ。なんで毎週一時間ずつ決まった時間に拘束されるTVドラマなんてものが存在し得るの? 要は見せかたの上手下手に過ぎない。」
ゲ「で、『シェンムー』自体は見せかたが上手だと思う?」
倶「それは難しいなあ。AM2研で、過去にストーリー性の強いものと言ったら……『レンタヒーロー』ぐらいか?」
ゲ「ぶへぇっ! 大丈夫か?
 あ、ところで『ヴァーミリオン』は?」
倶「あれは大したストーリーを描いていないでしょう。とにかくそういう意味での実績がないから、予測がつかない、というのが本音。下手すりゃイノケンみたいな映画ボクチャンで終わっちゃう。」
ゲ「とりあえず試しに買うでしょ。なにしろ値段が……もがが。」
 

 ドリームキャストのモデムを利用したWWWブラウザ。前者は汎用ブラウザで任意のプロバイダが使えるが、デフォルトはセガプロバイダ(高い)。後者はWebTVの会社に利用料を支払わねければならないが、いくつか独自の機能やサービスがある。

倶「かぶってる! webブラウザがかぶってるよ!」
ゲ「まあ、アンチゲイツならドリパスを選べってことで。」
倶「しかし、展示されていたWebTVはなかなか使いやすかったよ。
 ソニーや松下のWebTV専用端末だと、カーソルキーを押してからカーソルが移動するまで半秒かかったけど、さすがにDC版だとそんなことはない。」
ゲ「それじゃ、モデム性能などで劣るDC版の方が快適って事もありうるの?」
倶「というより、専用端末がとてつもなく使いづらいだけだが。あと、画面の見やすさは折り紙付き。」
ゲ「それも、ドリパスに問題があるだけでは? あの大雑把なフォント。」
倶「そのドリパスなんだけど、改良版の2が会場で見かけられなかったので比較ができなかった。」
ゲ「ま、なんにせよタダソフトだから、送られてから試せばいいね。」
倶「電話代や利用料と相談しながらね。」
ゲ「ところで、インターネット・エクスプローラは出ないの?」
 

 水槽に飼われた謎の人面魚シーマンとマイクを通じて会話する、同居型育成シミュレーション。会話の内容によって、シーマンは様々な形態に進化する……。

ゲ「みんな思うことだろうけど、なんで人面魚にしたんだろ?」
倶「やっぱ、ビバリウムだからでしょ。」
ゲ「ピカチュウと違ってしゃべるんでしょ? 人面魚よりフツーのオッサンが出てきた方が、まだ一般ウケしそうなんだけど。」
倶「大丈夫! シーマンのホルマリン漬け標本を、興味深そうに見ている小学生達がいたぞ。」
ゲ「でもあれのために、小学生がDC買うか!?」
倶「安心しろ。DCにはカニパンやヤマザキも出る。バッチリだ!」
ゲ「本当かいな……。」


スクウェア:走り屋でGO!

ゲ「『サガフロ』や『聖剣伝説』、『フロントミッション』の新作が展示されていたな。」
倶「俺ァ四角ロープレにゃ興味ねぇ。」
ゲ「やっぱりな。」
倶「だがしかし。」
   走り屋を題材としたドライヴィングRPG。ライバルたちとの公道バトルに勝っていく事で、名声を得たり自車をチューンナップしたりできる。

倶「ツボはまりー!」
ゲ「走り屋RPGか……。ゼロヨンチャンプと違って、レースの種類にもバリエーションがありそう。」
倶「それになんといっても、街中を流しているときにアオったりアオられたりするとバトルが始まるってのがサイコー! 適度な頭悪さが心地いいよ、ホント。」
ゲ「やけにお気に入りじゃん。」
倶「だがしかし。
 ストーリーデモとレース前のロード時間が、異常に長いんだよ〜!
ゲ「……ご愁傷様。四角らしいというか何というか。」


その他のメーカー:



物販コーナー:

倶「50万円の藤崎詩織等身大フィギュア欲しいよ〜。」
ゲ「何だい何だいイキナリ。」
倶「しかし買ったらあらゆる意味で人生が終了しそうなので、あきらめました。」
ゲ「……。」

倶「しかし物販コーナーも、色々な企業が参加するようになったな。」
ゲ「そりゃまあ、みんなお祭り気分でグッズを買っていくから、儲かるところは儲かるらしいよ。」
倶「でもグッズ販売のノウハウがない会社は、苦しんでいたようだよ。」
ゲ「テクノソフトとか?」
倶「ぐは、具体名を出すか? 確かにキャラ人気で食っている会社とは少し違うし。」
ゲ「"TFV"のガレージキットは?」
倶「俺も含めて非モデラーが大半だから、未塗装ガレキはチト辛い。
 それにGAUNTLETよりは、BRIGANDINE装備型VAMBRACEの方が欲しいよ。」
ゲ「"TFV"やってない人には、何のことやらサッパリで砂。」

倶「『北へ。』のトレカを売っていた高橋名人にサインをお願いしようかとも思いましたが、こらえてしまいました。」
ゲ「噂の主題歌だけでも買っておけば良かったかな。」


まとまらないまとめ:

倶「目を引くものが多かった割に、これってものがほとんどなかったような。」
ゲ「仕方ない。各メーカ、PSXの様子見に入っているから、小技で勝負してきているし。
 業界で倒産が多かったにもかかわらず、この春の発売ソフト数が妙に多いってのが象徴的だよ。」
倶「なんか肩透かしを食らった気分だ。何で遊んだらいいんだ。」
ゲ「やりたいゲームがなくなったら、部屋に積まれているやりかけゲームを遊べ。」
倶「ぎゃふん。」

オチません。


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