静かな時間の中で

アトリエの小障子から木もれ陽を見ながら、季節の移ろいを感じ、
人形制作の過程のなかで、時間がゆっくりと流れていきます。
人形創りの奥深さは、限りというものがありません。
手の中の粘土の固まりから、
同じものが2つとない立体となって生まれてくるので、
不思議な気持ちになってしまいます。
まず、人形の形が完成後、肌に張る古縮緬や木綿、
それと髪に使う、絹糸やしつけ糸の染色となります。
最低3色は混ぜているのですが、深い色合いにしようと、
私の好きな紫を少々加えてみると、
又 微妙な風合いになり、楽しくなってきます。
そして次に着物製作に入ります。
これは、義母の手仕事の協力があってこそです。
材料は大好きな骨董市で縁あって出合った、古い縮緬の着物や端裂れです。
特に、柄にモダンさと繊細さを併せ持つ、明治、大正のものと出会うと、
その肌触りにワクワクしてしまいます。
そんな古い布や髪飾りを製作した人形と共に
甦らせる喜びは、今まで私なりに経験してきた手工芸の
集約の様な気がしてなりません。
これからも、静かな一人の時間も楽しみながら年を
重ねていけたらと思っています。



関 まり子
  • JQS呉華学園 呉山裕子先生 師事
  • 北國新聞文化センター加賀教室 講師
  • JQS呉華学園 会員
  • 百徳キルト 会員
  • リボン刺繍作家 ジュディベーカーモンターノ ワークショップ修了
 



関 法子
  • 米国及び国内でフォークアートペインティング習得
  • 西武セゾン、北國新聞文化センター、福井カルチャーセンターで
    講師を務める。
  • すべての教室を譲り、再び人形制作へ(福山まり先生に師事。)
  • ま・たんと(大阪)、一草庵(名古屋)、ぎゃらりー花野(福岡)、
    IKUKO(倉敷)等ギャラリーでグループ展
  • 石川県医療技術専門学校案内パンフレット
  • マリア書房の瞳、クラフトアート等雑誌人形掲載
  • 金沢市東山「一笑」にて個展
  • 月うさぎの里(旧うるし蔵) ギャラリー三蔵 うさぎ人形常設
  • 京都宝鏡寺人形公募展入賞。
  • 横浜高島屋、二子玉川高島屋、金沢大和等で展示。

 工房 唐子  石川県加賀市白山台1−22 電話 0761-73-2782
mail:sekiriki@maroon.plala.or.jp