好奇心旺盛な子供達にとって、事故や怪我はつきものです。そういう我が家でも2度ほど命に関わるような事故(頭部の大怪我)を経験し、いざというときに、大切な我が子を守れるのは、まずは親!!次に病院の先生!!ということを痛切に思い知りました。 また、もうひとつ我が家がよく泣かされたのが、病気です。上の子達のときは、神経質になりすぎて抗生物質漬けを反省し、下の子達は自然治癒力で治させてやろうと両極端の育児をしましたが、ちょうど真ん中をとらないと大変なことになるということも勉強しました。 原因の如何にかかわらず正確に状態を把握し、ただちに適切な処置がなされることが何よりも必要です。そこで、こんな時はどうしたらいいかということをここで紹介していきたいと思います。 |
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出血 | 1.清潔な手や布(ハンカチ)などで出血部位を直接圧迫する。 | |
2.傷口が大きくなかなか止まらないときは、傷口を心臓より高い位置に保ち、傷より心臓に近い部位の動脈圧迫点を圧迫する。 また、急いで、救急車を呼ぶことも忘れずに! |
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呼吸停止 | 意識がないと筋力が低下し気道がふさがってしまいます。 1.片手を額に当て、もう片方の手の人差指と中指の2本を顎先に当て、顎を持ち上げ、気道を確保する。ただし、首に怪我をしている時は両手で下顎のみを引き上げるようにする。 |
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2.赤ちゃんの顔は小さいため、鼻をつまみにくい場合は、口と鼻を一緒に口で覆って息を吹き込む。 息を吹き込むタイミングは子供の場合、4秒に1回、軽く胸が膨らむ程度に1.5から2秒くらい!! 赤ちゃんの場合は、3秒に1回、軽く胸が膨らむ程度に1.5から2秒くらい!! |
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3.息を数回吹き込んだら、脈を調べる。脈がなければ、心臓マッサージも開始する。
1回息を吹き込んだら、5回心臓マッサージ、のペースで繰り返す。 心臓マッサージは、赤ちゃんでは、 胸の中央、乳首をむすんだ線の指一本の幅分だけ下方が、マッサージの部位。赤ちゃんがすこし大きければ、硬い床に寝かせ、人さし指1本または中指も添えて、指先でギュッギュッ、とリズムよく押しつける。 胸が2cmへこむくらいに、1分間100-120回位のリズムで押す。 もっと大きい子では、胸の中央の骨(胸骨/きょうこつ)の下端から指の幅二本分上方が、マッサージの部位。 親指と小指の付け根の盛り上がった手のひらの部分をあてて、押す。 胸が3cmへこむくらいに、1分間80-100回位のリズムで押す。 |
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