1月10日 マチネ「ライオンキング」

キャスト

ラフィキ:金 志賢

ムファサ:新木 啓介

スカー:早川 正

ザズー:雲田 隆弘

シンバ:友石 竜也

ナラ:武田 真知子

 

初観劇は、やっぱりライオンキング。

ライオンキングは、私の元気のもと!

他のどの演目を見に行くより、LKを見に行く前日はわくわくします。

もう、主な台詞は覚えちゃうほど見に行っているのに、

「あしたはLK」と思うと、うれしくて…

そして、見終わって劇場を出た途端に、また見たくなってしまいます。

 

今年もますます春劇場に通う回数が増えていくことでしょう。

 

ちょっとお疲れ?新木ムファサ

相変わらず、男前で優しくて素敵な新木パパですが、ちょっとお疲れかな。

せりふの言い方がなんだかしんどそうでした。

でもそれを十分にカバーするほど、仕草や表情はいつも以上によかったです。

「モーニングレポート」のとき、一人で歌い踊り終わったYシンバのお尻を

とんとんと軽くたたくのは始めて見ましたが、すっごくよかった!!

「もしかして、本当のお子さんですか?」って聞きたくなるくらい今回のムファサは

愛情深くて最高でした。

王様と言うより、やっぱりマイホームパパ、子煩悩な新木ムファサでした。

 

やっぱり友石シンバ

久しぶりに友石シンバを見ました。

アンサンブルな友石さんもよかったけど、やっぱりこの方のシンバ、一番好きです。

若い甘ったれライオンがだんだん目覚めていくプロセスがとてもわかりやすいです。

ちょっと童顔な友石さんが最後はとてもりりしい表情になってプライドロックに立つのを

我が子の成長を見るような気持ちでいつも見てしまいます。

かわいい!!

歌も友石さんは本当にお上手です。

声も良いし、安定しているし。

 

本領発揮?早川スカー

このあいだまでは、早川スカーの淡々とした演技があまり好きではありませんでした。

でも、今日の早川さん、すごかったです!

怖いんです、激しいんです。

救いようのない悪のスカー。

やっぱり早川さんて、すごい役者さんなんだと改めて思いました。

 

魅惑の観客

その1、おばん座り

私の席は前から3列目。となりに20代のお姉さんがご両親を連れて見に来ておられました。

休憩の後、戻ってきたお母さん、おもむろに靴を脱いで椅子の上におばん座り(正座ともいう)を

されたのです。もちろんむすめさんは「後ろの人に迷惑だから」と注意しました。

でも「あら、楽な方が良いのよ、お父さんもしない?」と最後までその姿勢で観劇されたのでした。

後ろの人、見えにくかったでしょうね。

正座での観劇は新橋演舞場、歌舞伎座でも見た事はありません。

四季劇場3列目で正座をしたお客さんは多分…いえほとんどいないのではないでしょうか。

 

その2、ワイドショー笑い

私の2つくらい後ろに座っておられた50〜60くらいのおばさん。

もうおおうけで、最初から最後までちょっとしたところで大笑い!

それもよくワイドショーとかで客席で無理やり笑ってるおばさんっているでしょう?

あの笑い方なんです。「ぎゃはははは、ひゃはははは」が3分おきくらいに聞こえてきて

私までおかしくて一緒に笑ってしまいました。

特にティモンがお気に入りの様で、ティモンが出てくるとなにもしてなくても大笑い。

めっちゃ乗りの良いおばちゃんで、できることならああいう方とお友達になりたいものです。

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1月26日マチネ「異国の丘」

今回の「異国の丘」…咳との戦いでした。あせあせ

2〜3日前から鼻がつまり、喉がむずむずしていたので「花粉症かなあ」と思っていたのですが、乾燥した劇場の空気にエヘン虫50匹が騒ぎ出し、悶絶、鼻水だらだら、涙ぼろぼろの至上最悪の観劇となってしまいました。周囲にも迷惑をかけるし、席を立ちたかったのですが真ん中に入ってしまったためそれも出来ず…終わった後、隣の方に「うるさくて申しわけありませんでした」と謝っておきました。

観劇後は涙でマスカラははげる、目ははれる、鼻水で鼻は真っ赤、とすごい顔だったのですが、幸いこのお芝居、純粋な感動で涙を流した同じような顔の方が沢山おられたので(とくに同行のミキーさん)

それほど目立ちもしなかった…ような。

前回と変わったキャスト

西沢:深見 正博→神保 幸由

杉浦:宮川 政洋→内海 雅智

兵士に松宮 五郎

メイ総領事:羽島 三実広→

高林 幸平

花蓮:坂本 理咲→

濱田 めぐみ

ナターシャ:山田 あけ美→

大平 敦子

そういうわけで、あまり舞台に集中できなかたところもあるのですが、なんといっても今回のキャスト変更の目玉は濱田花蓮でした。坂本花蓮のりりしい声も好きですが、濱田さんのちょっと鼻にかかった柔らかい声は最高!! ちょっと甘ったるい声で、男の人にはたまらないでしょうなあ。

 

どんなシリアスな話しをなさろうと笑えて仕方がなかったのが高林総領事

「地下鉄漫才」の男性の方…なんて言う名前だっけ、カネヨンのCMにも出てる人相方の奥さんをなくされた、丸顔の(どなたか教えてください)にそっくりなんです。

とても暖かそうな雰囲気の方だし、お顔なので策略をたくらむ外交官とは、ちょっと見えませんでした。

 

バルコニー席からはるか離れた舞台を見ても「美人やなあ!」と思ったのが大平ナターシャ

あんな美人になら、尋問されてみたいって思いません?世のおじさまがた。

軍服を着て、機関銃を構えたとこなんてぞくぞくするくらいかっこよかったです。

どうしてもサインをしない病床の秀隆に訴えるところ、山田ナターシャではあくでも職務に基いてお願いしている感じがしましたが、大平さんは人間として秀隆を助けたい(男として惚れたのではなく、こういう崇高な人間に惚れた)おもいが出ていた様に思います。

 

今回は、集中する予定だった青山祐士さん。

シベリア兵士の格好をしていても背が高いのでわりと発見しやすかったです。

NYでの出会いのパーティーシーン、青山さんはカウンターのところで飲んでます。

「趣向の変わったダンス」といわれて縦に並ぶとき、並びかけたのに他の人に「代われよ」といわれ

またカウンターに戻ってました。

メイ総領事のパーティーでは、アグネス夫人が秀隆に議論を投げかけたのを横で談笑しながら気にしてちらちらと見ていたような…

ワシントンスクエアのダンスは、今回も良かったです。

ニコニコ楽しそうで!

賢忠と宋子明が愛玲を鳥にたとえて語るシーン…すごい咳の発作?で悶絶状態…

ほとんど見られませんでした(残念だ)

 

アンサンブルの中に松宮五郎さんがいらっしゃいましたが、顔つきとか目つきとかすごく迫力があってすぐにわかりました。

 

復活の広瀬さん

先週はワトソン役から外れておられたので、見られないかなあと心配していたのが広瀬さん。

かえっておられてうれしかったです。

ますます諜報部員らしさが増したような…日中和平工作と言う良い事をたくらんでいると言うより

なんだかすごい悪事をたくらんでるような感じがしてしまうのですが…

でも、広瀬さんの声、大好きです。

 

前回とかわった(と思う)ところ

じっくり探そうと思っていたのですが、前回見たのは2ヶ月も前。

定期的に見ているLKと違い、難しかったです。

出会いのシーンのダンスがより派手になったような…

船、これは船になっていてなかなか良かったです。

倉庫で劉玄が愛玲を撃ち、花蓮が劉玄を撃つシーン。

以前はだれが何をしてどうなった…というのが分かりにくかったのですが、今回はピストルが火を吹いたのですぐ、「発砲だ!」とわかりました。(これも変わったところですよね)

 

一言感想

何度も書いてるように、咳で集中できなかったりしたのですが、あっさりと楽しめた様な気がします。

やはり、涙は出なかったですが(出たけどね、他の意味で)良いお芝居を見たという充実感がありました。

 

CDを買いました。

台詞もいっぱい入っているしかなり美味しいCDです。

でも「遺言」とかそのまま入っているし、最後の吉田の語り「シベリアの荒野に生命を…」も車を運転しながらのBGMには向かないかな?

最後の「明日への祈り」短調で始まった曲が「時はうつろい」から長調に代わり、「いつの日か」からまた短調になるんだけど、歌い方が力強くなっていくのがとても好きです。

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2月14日 マチネ「ライオンキング」

キャスト

ラフィキ:青山 弥生

ムファサ:新木 啓介

スカー:早川 正

ザズー:雲田 隆弘

シンバ:友石 竜也

ナラ:武田 真知子

今日は完璧に!

前回咳で苦しんだので、今回は喉飴、マスクを完備。

咳も出てないのに朝、咳止めまで飲んで観劇に臨みました。

芝居の間も予防のため、喉飴をずっとなめていたので、ちょっと胃の調子が悪い…

おかげさまで、苦しむことはなかったのですが、最初のサークルオブライフ、動物がどしどし出てくるとほこりもすごかった…また象の墓場でのスモークもちょっと危なかったです。

2列目、真ん中の席でめちゃめちゃ堪能してまいりました。

 

サークルオブライフ

大好きな青山ラフィキ、やっぱりいいなあ。

動物の入場行進、これが見たくてLKは無理をしてでもS1の席を取りたいのです。

動物たちに目をきょろきょろさせていると、プライドロックがせりあがってきます。

わたしのとってお約束の新木ムファサ。

メイクも最近は自然になり、とてもやさしい新木ムファサの笑顔が見えるとこれからはじまるドラマへの期待感でどきどきしてしまいます。

動物たちの挨拶に答えるムファサは、威厳のある権力者としての王様ではなく、民の苦しみに共に涙し

、民の喜びを一緒に喜べる王様です。

 

大草原→モーニングレポート

すごく前で見ると、草のこしみの?、かなり露骨です。汗…

特に、男の方…

プライドロックの上でムファサがシンバに語る「王といってもすべて自分の思うとおりにできるわけではない」「生きとし生けるものすべてを尊重しなければならない」良い言葉ですねぇ。

今日のヤングシンバ、初見の木村優希くん!

可愛かったです。

ヤングシンバに注目したのはじめて!だってあの位の大きさの男の子、うちにもいるんだもの。

ちょっと動きが危なっかしい所があるのだけど、新木ムファサが気を付けてあげてるのが良くわかります。

初々しくて、可愛いシンバでした。

 

お前の中に生きている

これは、私にとってなにがなんでも新木ムファサで見たいところです。

ヤングシンバと戯れる所、言い聞かせる所、他のシーンでは早川ムファサ、吉原ムファサの方が勝っていたとしても、このシーンだけは新木ムファサの独壇場だと私は思っています。

歌の声の良さももちろんですが、あやうく最愛の息子を失う所だった父親の動揺した気持ち、どうしようもないくらいの息子への愛情…胸が痛くなるくらい、新木さん素敵です。

 

覚悟しろ

いままでいつも淡白すぎて物足りなかった早川スカー。

今日は今までのが別物の様にすごかったです。

弾けているし、悪そうだし、コミカルだし…

これが早川スカーだとしたら、今までのはなんだったのでしょう。

 

ワンバイワン

実は11月くらいから、とてもかわいいアンサンブルさんを見つけていました。

一緒に行った友達が「可愛い!!」とつぶやいた岩本さん。

ワンバイワンの笑顔、「愛を感じて」のワイヤーでつるされて出てくるダンス、最後のサークルオブライフのきりんさん。

ハイエナダンサーもやっておられるのですよね。

ワンバイワンの赤と青の衣装、満面の笑顔は最高です。

 

終わりなき夜

ティモンにからかわれて、ちょっと気色ばんだあとにはじまる「終わりなき夜」、友石さんは本当に歌が上手です。せりふの柔らかさ、感情の豊かさ、歌の上手さ…サカケンさん亡き後(いえ、生きておられます)では一番上手なシンバではないでしょうか…

 

愛を感じて

武田ナラ、すごくかわいいペコちゃんのような童顔。

友石シンバと童顔ペアで私はとても好きです。

今日は再会の喜びでシンバの胸をぱちんとたたいた手形がばっちり友石さんの豊満な胸に残っていました。

 

お前の中に生きているR

ここでのシンバ、ムファサ親子の情愛…新木さん友石さんに勝るものはありません。

あんな頼りないおこちゃまシンバの「行かないで!一人にしないで!お願い!」

どれだけムファサがシンバにとって大きな暖かい存在だったか良くわかります。

また、ムファサの語りかけとラフィキの励ましでシンバがどんどん大人になっていくそのプロセスを

友石さんは丁寧に丁寧に描いておられてとても良いです。

 

キングオブオブプライドロック→サークルオブライフ

すっかり王様の顔になった友石シンバ。プライドロックを登って行く姿はとても凛々しいです。

最後にまた動物が出てくるサークルオブライフ。

汗みどろでその汗が目に入るのに手でぬぐえない…でも無理やり笑顔を作ってる岩本さん。

可愛いんだから〜〜

 

魅惑の観客:いえアホです

休憩時間の売店、すごい混雑です。

もうちょっと整理したら〜〜と思うくらい(トイレだって整理整頓なんだし)売店前はごちゃごちゃです。

私の前に若いカップルが…

これがとんでもないバカっプル。

うしろが待ってるんだよ〜〜というのに二人でTシャツを選んでいる。

かかりの人がサイズを聞くたびに兄ちゃんが彼女の背中に当てて大きいの小さいの。

おまけに大人サイズは大きいので子供サイズの赤の白の。

まあこれくらいは許してやろう…でも彼女が何か聞くたびにその兄ちゃん、彼女のほっぺにチュッチュするんです。

そんな柄か〜〜わきまえろ少しは!

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2月28日 マチネ「アンドロマック」

キャスト

アンドロマック:野村 玲子

ピリュス:下村 尊則

エルミオーヌ:坂本 里咲

オレトス:柴 清道

ピラト:広瀬 明雄

クレオーヌ:末次 美沙緒

セフィーズ:丹 靖子

フェニックス:吉谷 昭雄

 

恐れるに足らず!ギリシャ神話。

ギリシャ神話、ストレートプレイ、チラシを読んでも難解…

きっと寝るなあ〜〜と思って行ったのですが、うとっとした瞬間はあったもののなかなかしっかりと見てきました。

この話しは幾千年の時を越え、現代に持ってきても通用します。

時代背景、人間関係、こういうものは全く無視してもOK.

これほど単純な話はないのではないでしょうか??

簡単に言えば、恋の一方通行がもつれて、悲劇を生んだということです。

アンドロマック←ピリュス←エルミオーヌ←オレスト

この矢印を片思いベクトルと考えてください。

この矢印の関係は不動です。

しかしアンドロマックとピリュスの矢印が一瞬なのですが相手に期待を持たせる方向を向くことがあります。

アンドロマックにとっては息子の命を助けてもらうために仕方なく…

ピリュスはアンドロマックに嫉妬させるために婚約者エルミオーヌに愛するふりを。

アンドロマック

「私の愛するのは亡き夫、エクトルだけなのに、ピリュスは全くひつこいんだから。

だいたいああ言う粗野な男は私のタイプじゃないの。

愛を受け入れなければ息子を殺すって言うから仕方なく形だけ結婚してやるけど、息子の幸せの保証さえしてもらえれば私はさっさと夫のもとに行くんだからね」

ピリュス

「僕にはおとうちゃんが勝手に決めたエルミオールって言う許婚がいるんだけど、この女美人だし家柄も良いってすごく気が強いんだ。まあ僕の事を愛してくれてるのは良いんだけど、僕は虜のアンドロマックを愛してる。

そのうち僕になびいてくれると思うんだ。なんたって捕虜なんだし息子の生殺与奪の権も握ってる事だしね。

日本でも、常磐御前っていう源義朝ってお侍の奥さんが子供の命を助けるために宿敵の平清盛に身を許した史実があるし。

でももう1年も待ってるのに、彼女はOKしてくれない。

もう、今日OKしてくれなかったら息子の命奪っちゃうんだからね」

エルミオーヌ

キ〜〜〜〜〜〜ッ!!

全くピリュスったら私のどこが気に入らないの?!

お母様にも勝るこの美貌、家柄の良さ、この私より子連れの捕虜の方がいいって言うわけなの?

ちょっとオレスト、来なさいよ。

あんた私を愛してるんなら言うこと聞けるわね。

ピュリスを殺すのよ。ちゃんと『エルミオーヌさまの恨みによりお命ちょうだい』って言って。

ただ殺したって意味がないんだからね。

あら、躊躇してるの?

じゃああたしとピリュスが明日にでも恋に落ちていいのね!

 

ピリュスを殺害して帰って来たオレストに

「エ〜〜ッ!あんた信じらんない!!どうしてピリュスを殺したのよ!

バッカじゃないの。あたしの一時の感情を真に受けて。

生きていたらピリュスが私を愛してくれたかもしれないのに!

もうあんたなんて大っ嫌い!

どっかに行ってちょうだい!!」

オレスト

「なんで、どうしてなの。ちゃんと愛するエルミオーヌちゃんの言うことを聞いたのに。

そりゃー最後にびびっちゃって『エルミオーヌの恨みによりお命ちょうだい』って言えなかったけど。

でもでも僕の事大っ嫌いだって…

もうぐれてやる!」

追加ピラド

「まったくアホやねえオレストさん。

なんやしらんけどすっかり女にだまされよって。

このままここにいたらややこしい事になりそうやし、さっさと退散しましょ。

さあさあ手下ども早々にオレストさんの遺体(死んでるんかいな)かついで消えましょ」

 

こんな声聞こえてきませんか?

ハッ、聞こえない、失礼しました。

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3月7日 マチネ「ライオンキング」

キャスト

ラフィキ:青山 弥生

ムファサ:ひの あらた

スカー:早川 正

ザズー:雲田 隆弘

シンバ:北澤 裕輔

ナラ:遠藤 麻綸

ライオンキングリピーターを自認するのなら、全ムファサ、全シンバを制覇しなければ!

変な責任感のもとに前日予約してしまった今日の観劇。

結果的にはかなり辛い精神状態での観劇となってしまいました。

でも、見て良かった!

今回は初見の方が多く、楽しみ+不安な気持ちで観劇しました。

惚れてしまいました〜ひのムファサ

いままでムファサといえば新木さん、新木さんといえばムファサ…

多分20回を超えたLKで吉原さん1回、早川さん3回以外は新木ムファサで、それもかなり私の好みのタイプだったため、きっとひのムファサは違和感があるだろうなと思いました。

 

他のサイトさまでひのムファサは、アンパンマンに似てるとか、丸顔にちょんまげがおにぎりみたいで空腹時に見ると…なんていう楽しい情報を得ていたのと、(前言撤回します3月8日の午前中までにこれを読んだ方、忘れてね)ライブラリーのひのさんの写真がさえなかったので、どんなんかいな〜〜と全然期待せずでした。

★訂正:前のパンフを見ると、ひのさんなかなか目元涼やかな方ではないですか!!(どうして今の写真…)

 

それがそれが…わたし、惚れてしまいました!!!

若い!颯爽としてる!可愛い!おもしろい!

ムファサメイク良かったです!

ちょっと白塗りがきついのと目のアイラインというか目バリがすごくてオイオイでしたが、素顔(見た事はないけど)が想像できないくらい凛々しくて素敵でした。

めちゃいけで見た吉原ムファサの感じに近いかも。

 

ひのムファサの優しいパパっぷりには定評があるようですが私の感想は優しいパパという点では絶対に新木ムファサに軍杯が上がります。

声も新木ムファサの方が朗々として素敵です。

サラビが高齢出産だったのか、ムファサが婚期を逸していたのか、新木ムファサは遅くに出来たシンバを溺愛してる感じで、それはそれでとても好ましかったのですが、ひのムファサは年齢的にも適当かな。

とにかく明るいムファサです!

元気いっぱい!若さ炸裂!

新木さんも表情豊かでしたが、ひのさんはさらにその上を行きます。

それに動きも躍動感がある。

声の出し方も本当に自然で、威厳はないけれど聞いていてとても心地良い声でした。

それに比べると新木ムファサはちょっとせりふの言い方が不自然かもしれない…

で、ひのムファサ良く笑うんですよ!

「フフフ、ハハハ」という笑い声をしょっちゅう出すムファサ、初めて見ました。

またちょっとした時のライオンらしい息使い、唸り声も素敵です。

「星の雫」の所はやっぱり新木ムファサのしっとりとした所が好きです。

でも、最後にシンバを後から抱きしめるシーン、よかったです。(首しめとも言うらしい)

 

首といわれてザズーが大騒ぎする時、ムファサもビックリして一緒になって首を振っているところは可愛いの極地!!

客席から笑いが出てました。ムファサが笑いをとったのも初めてです。

ムファサの役作りはそれぞれの役者さんにまかされているのかな。

だとしたらひのさん、1番の役者やねえ。

 

霊界からの語りかけはやっぱり新木ムファサに軍杯です。

 

最後のプライドロックの「すべてはよみがえった」、早川さん新木さんの重々しい調子と比べ

すべてはよみがえったあ〜〜〜ッ、やったぜ〜〜〜シンバ、さすが俺の息子!!」というのはめちゃめちゃ良かったです。

すべての語りかけが大人が子供に語るというより、同じ目線で「なあお前、わしのいう言うこと分かるやろ」というのが好感が持てました。

生き長らえていたらシンバと居酒屋でいっぱいやりながら「女のくどき方」なんぞ伝授していたようなやんちゃなムファサ。

どうしよう、ひのムファサ見たさに通ってしまうかもしれない。

 

美しい、北澤シンバ

きれいなきれいなライオンさん。

細くて、はかなげで…少女漫画に出てくる男の子そのもののシンバ。

幼いシンバ→トラウマを抱えながらものほほんと育つ→ナラと再会→ラフィキに励まされ力強く立ちあがる→スカーに勝って王となる。

このプロセスは友石さんの成長ともダブルのですが、さいごから2つ目、力強く立ちあがる→王となるというのが、「あんた王になって大丈夫なの??」と心配になってしまうかも…

でも歌うシーンはさすがです。

それまでホルモンがうずうず、パパのトラウマにいじいじしてるのが、歌うシーンになると自信たっぷり

北澤裕輔 オン ステージ!

歌はお上手ですねえ。

 

そのほか

遠藤ナラ、一瞬濱田さんかと思いました。

すっきりしたお顔立ち、ちょっと鼻にかかる甘ったるい声、濱田ナラの小型という感じでしょうか。

とても素敵なナラでした。

 

アンサンブルな友石さん、やっぱり笑顔が可愛いです〜〜

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3月22日 「ライオンキング」マチネ

キャスト

ラフィキ:青山 弥生

ムファサ:ひのあらた

スカー:下村 尊則

ザズー:雲田 隆弘

シンバ:北澤 裕輔

ナラ:樋口 麻美

すさまじい鼻水、くしゃみ、咳のなか、どうしてももう1度ひのムファサと下村スカーが見たくて前日予約をしてしまいました。

と言うことで、今日の集中攻撃はムファサとスカー。

どちらもすばらしい〜〜〜

下村スカーは気品があって、こまやかできれいなスカーでした。

ひのムファサは相変わらずの明るさ、元気印!

最後の「すべてはよみがえったぁ〜〜!!」は健在でした。

もう何度も感想を書いているので、ここらで趣向を凝らしムファサVSスカーの対決を母の目から語りたいと思います。

今まで、幾多のムファサ、スカーを見てまいりました。

これは私の楽しみとしてアップしていきたいと思います。

題して「母が語る兄弟の秘話」

NO1

あらたムファサと尊則スカー

息子の友達で「あらたくん」というとてつもないやんちゃ坊主がいました。

その子とだぶらせてるわけではないのですが。

 

さわやかな朝、プライドランドはまぶしい朝の光に包まれている。

心地良い朝のけだるさの中、目覚めた母は、今日も美しい平和な日が訪れた事に感謝し、起きあがる。

ふわ〜〜〜、なんて気持ちの良い朝かしら。

そろそろ、息子を起こして学校に行かせなければ…

とくにあらたったら遅刻は多いし忘れ物は多い。先生からもあと1回問題を起こせば停学といわれているし 尊則は、お利口で身奇麗で問題ないんだけど

どうして兄弟こんなに違うのかしら…

あらたの部屋の前

ドンドン(ドアをどつく)あらたあらた、あらた!!

はやくおきなさい!!まったくドアにかぎをかけて、この子はしょうがないわね!!!

え〜〜〜いっとドアを蹴破る。

そこにはふんじばられたザズーが…

あらら、ザズーまでこんな事に!全くあらたったたら帰ってきたら許しちゃおかないからね!

尊則髪を整えて参上

「おかあさま、おはようございます。おにいさまはまた外出ですか?

どうしてお兄様は、お母様を悲しませるのでしょう…

おにいさまのようなたわけ者がプライドランドを継承したら…ぶぶる身震いがいたします。

後継者は是非とも私のような賢い、美しい男にお任せ下さいませ。」

「そうねえ、世襲といってもあらたにこの王国を任せるのは、ちょっと不安…

尊則のほうがビジュアル的にも、頭の良さも上かもしれない…」

そこへあらたくん登場!!!

めちゃめちゃよごれている。

「おかあさん、このあいだから腰が痛いって言ってたよね!

僕聞いたんだ!

北の国境のそばの像の墓場にはえている草が腰痛に効くって!

本当はおとうさんがあそこには行ってはいけないって言ってたんだけど、お母さんに楽になってほしくて!

ザズーの奴、絶対に行ってはいけませんて言うからちょっと窮屈な思いをさせちゃったけど、ごめんね

でも全然怖くなかったよ!」

 

母として抱きしめたいのは…やはりあらたくんですよね!!

 

 

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4月4日 「ライオンキング」マチネ

キャスト

ラフィキ:青山 弥生

ムファサ:ひの あらた

スカー:下村 尊則

ザズー:吉谷 昭雄

シンバ:北澤 裕輔

ナラ:遠藤 麻綸

諸般の事情から「ホンマに行くんかいな!!」というアゲインストの風を受けて行ってきました。

でも、今日はおもいっきり笑えたライオンキングで、最高でしたぜ!!

 

お笑いその1吉谷ザズー

ずっと若々しい雲田ザズーを見ていたので、吉谷じっちゃんザズーはどうかなと思っていました。

でも、これがザズーなんだよ!!!

だって、ムファサの小さいころから知っていて、プライドランドの事をだれよりしっている執事のザズーは

やっぱり年齢のいったイメージがあるわけで、とてもよかったです。

モーニングリポート:前置きが長くて、話が長くて、理屈っぽくて…ムファサが退屈しシンバがちょうちょを追いかけたくなる気持ちが良くわかる!

早く王様になりたい:トリックスターにびっくりして、「あのちょっとお聞きいたしますが」とか

          「右へ行く〜〜ぞ♪」「右でございますね」、「左へ行く〜〜♪」「へぇへぇ左」みたいな相槌って他のザズーも言ってたのかなあ。

          よたよたしながら、シンバに付き合ってるのがまた、ザズーらしくて面白かったです。

          あれじゃあ、ナラとシンバにまかれても仕方ないな、ってザズーに同情してしまいます。

ムファサとのコント?:「首」と言われて取り乱すのを、ふりかえったムファサが一緒にあわてる私のひのムファサ一押しのシーン。

          「うおッ、年寄りを脅して心臓マヒでもおこしよったら、えらいこっちゃ!!」とムファサは焦ったのではないでしょうか〜〜(考え過ぎか)

 

お笑いその2中條エド

3月22日に見た時は、今までのエドに比べ、迫力はないし面白くないなあと思っていましたが、実はとっても芸の細かいエドでした。(やはり前のほうの席だと良く見えるねえ)

二幕でスカーに「食い物がない」と訴える所、舞台中央ではバンザイとスカーが「寄生虫問答」をしてるのだけど、右手でエドは骨をぺろぺろなめたり、ガシガシかじったりしてました。

これもはじめて見たような…?

このシーンを目撃した時はおもいっきり友達をつついて大笑いでした。

すごく可愛いんだもの!

 

お笑いというには恐れ多い下村スカー

すごいです!すご過ぎる!

下村スカーになれてしまったら、もう他のスカーでは満足できないかもしれません。

ヌーの渓谷にシンバを連れて行ったとき、しっぽをつかんでるシンバからしっぽを取り戻す時の仕草は最高!

ほんとうにこの人はシンバが嫌いなんだなあ〜〜って、おもいっきり現われてるよ〜

これまた友達つついて大笑いでした。

二幕でもザズーの歌にうんざりする所とか、本当に面白かったです。

 

感動のキャスト編その1ひのムファサ

見れば見るほど、圧倒的なインパクト、明るさ、元気さ、ライオンらしさで動物王国の若き王さまを演じられるひのさんの魅力にやられてしまいます。

今回、二列目という間近で見て発見!ひのムファサって男前なんですよ〜〜

男前というと新木さんの方が点数が高いのだけど、新木さんはムファサメイクの下に隠れた素顔が゙とても男前!

ひのさんは、ムファサが男前なんです。(このちがい分かります?)

 

モーニングリポート:可愛い〜〜!あからさまにザズーに退屈な顔を見せ、シンバと戯れる時の嬉しそうな顔!

          モグラが報告に来た時、まだ左手でシンバをかまっているのですが「さあ、次は」のあと

          「その葉っぱの裏を・・云々」と言ってたのは初めて聞きました。(アドリブかな)

象の墓場:シンバたちを救いに来た時の激しさ!!ゴーゴー唸り声がすごいです。

     この迫力は多分1番ではないかな。

星の雫: 「お前の中に生きている」の歌はやっぱり新木さんの方が好きです。

     でもシンバとの絡みの熱さは、ひのさんすばらしい!

うしろから抱きしめたり、振り回す所も激しい激しい。

これも二列目(しつこいワイ!)だから見えたのですが、ひのさん目がウルウルしてました。

で、すごい熱唱!

新木さんのように、声でしみじみ感動をさせるというより、あつさ、パワー、情感すべてでびしびし

直球を心の真ん中に投げ込まれるような感動がありました。 

ラスト:「すべてはよみがえった!!」  これは、ひのさんに勝るものなし!

    シンバが王になったのが嬉しくて仕方がないって言うのが良く伝わって、この一言は絶対にひのさん

で聞きたいものです。    

カーテンコール:何度目かのカーテンコールでその場でお辞儀をするのに、ひのさんおもいっきり1歩踏み出

してしまいました。ひのさん、苦笑いですっごく可愛かったです☆  

        

感動のキャスト編その2下村スカー

どこかのサイトで「神の領域のスカー」とかいてあるのを拝見しましたが、その通り!

すごいです!動きの美しさ、表情の豊かさ、演技の上手さ!

もしかすると、スカーはムファサより優れていたのではないか…なんてハムレットのクローディアスに感じたよ

うな気持ちを持ってしまいました。

 

感動ではないけど良かったよ編その1遊佐バンザイ

可愛い、ほんわかとしたバンザイで、私好きです〜〜

おっかないシェンジにおどかされて悪の下働きをしていそうで。

 

感動ではないけど良かったよ編その2遠藤ナラ

遠藤ナラ、私の中で濱田ナラと双璧です。

お顔とか雰囲気が良く似ているのもあるけれど、強い中に女らしさ、しとやかさがあって育ちの

良さがにじみ出ている感じがします。

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5月10日 「赤毛のアン」 

キャスト

アン:野村 玲子

ギルバート:田邊 真也

マシュ−:光枝 明彦

マリラ:末次 美紗緒

ダイアナ:秋本 みな子

ステイシー先生:五東 由衣

 

ストーリーから、子供のためのミュージカルかなと思い小4の姪を連れて行きました。

前もって姪っ子には「赤毛のアン」の本を渡し、予習をさせておいたのが良かったのかとっても楽しんでました。

私も思わぬところで感動できて、とってもよかったです。

野村アン

めちゃめちゃ可愛かったです!

おませで多感な女の子がぴったり!

「かんしゃく持ち」「繊細」「やさしさ」「許せない者は許せないという誇り」「寂しさ」、全部を持ったかわいらし

いアン。

パフスリーブのワンピースが良く似合う素敵な少女でした。

姪っ子が「かんしゃくもちってなあに?」って聞くので「すぐ怒る人のこと」って答えておきました。

「おばちゃんの様な人のこと」って言ったほうが分かりやすかったかな??

 

光枝マシュ−

最高でした!

優しくて不器用で…

マシュ−になんどかジーンとさせられました。そして笑わせてもらいました。

「ユタ」のペドロとダブります。

アンが家に残ると分かった時の喜び、アンを慰める時の優しさ、アンにパフスリーブのワンピースを買う時の

シーンは最高です!

 

末次マリラ

末次さん、好きだ〜〜〜

「渡る世間は鬼ばかり」の岡倉節子さんによ〜〜く似てる!

几帳面で真面目で…だけど人情があって。

 

この外に素敵だった方々

岩本達典さん

ライオンキングアンサンブルの時、なんて可愛い人だろうと思っていました。

今回も鼻の頭にしわを寄せる、にっこり笑いは健在で本当に子供らしいクラスメイトを熱演でした。

 

五東 由衣さん

めちゃめちゃ歌の上手い方ですね!!

ふっくらとした優しさ、あたたかさで素敵な先生!

 

高島田 薫さん

ライオンキングでシェンジをやられていたと思うのですが、その柄悪さ、ヤンキーぶりは今回も絶品です。

すごい下品なおばさんでした。(ほめてるんだけど)

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5月15日 マチネ「ライオンキング」

キャスト

ラフィキ:青山 弥生

ムファサ:ひの あらた

スカー:下村 尊則

ザズー:吉谷 昭雄

シンバ:北澤 裕輔

ナラ:樋口 麻美

ライオンキングは、やっぱり最高です!

お決まりのストーリーなのだけど何回見ても、わかりきった筋でも楽しめます。

このところわりと同じキャストで見ているのですがひのムファサ好きだなあ〜

今日もやさしくてやんちゃで元気なパパでした。

「すべてはよみがえった!」の明るさ、力強さは最高です!

いつも「メイクが濃い、特にメバリがすごい」と言っていたのですが、2列目センターからじっくり見た

にもかかわらず「メイクが自然だ!」

これはひのさんのメイクが変わったというより歌舞伎の白塗りプラス眼の下に赤を引いて、眉毛を濃く描

くメイクを見なれたせいでしょう。

北澤シンバおとなしくて生真面目そうで…なんだかたよりないシンバだなあと思っていたのですが

見なれたせいか?とても成長したような気が…

最近友石さんが少し出られたので、期待していたのですが…ちょっと残念。

樋口ナラの力強い「シャドーランド」良かったです!

でもおやせになった??

顔がこけて見えたのはメイクのせいかな?

でもとってもきれいでした。

吉谷ザズーあいかわらずじっちゃんで笑わせてくれました。

サラビ(武サラビ、すごく素敵でした)から子守りを言いつけられた時、Yシンバ、ナラは「エ〜〜〜ッ」

といやがるのだけどザズーも「エッ」って拒否反応なのが面白い。

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6月1日ソワレ「ライオンキング」

キャスト

ラフィキ:丹 靖子

ムファサ:田村 雄一

ザズー:吉谷 昭雄

スカー:深水 彰彦

シンバ:吉原 光夫

ナラ:遠藤 麻綸

 

なんとしても見たかった今日のLK。

火曜日に公式HPのキャスト表を見たらなんと吉原シンバの登場!!

ムファサも新しい!

丹ラフィキに、深水スカーもいる!

これは見るッきゃないでしょう…行ける日は土曜日か日曜日。

もちろん前日予約すれば良い席が取れると思ったのですが、とりあえず確実に見たかったので

HPから探したら、残席はたったひとつ。

2階のG列、右端というあまり嬉しくない席だったけど〈最近3列目以降で見たことがなかったし〉

行って来ました〜〜行って良かった!!

 

田村ムファサ(パパはジャポネスク)

今日の席は動物の入場行進からまったく置いてきぼりの席なので、完璧プライドロックに集中です。

サラビと手を取って現われた田村ムファサ、まず第1印象が「いかつい!」

わりと丸い、平たいお顔で新・尾上松録〈このあいだまでの辰之助〉に似てる!!

おおむこうさんになって「いよ!音羽屋!!」って声をかけたくなるほど。

プライドロックでの姿はムファサになって数日しか立っていないとは思えないほどの貫禄なのですが

ピーんと延ばした腕に思いきり力が入っていて…筋肉痛にならないんだろうか。

サラビがず〜〜〜っとシンバではなくムファサをにこやかに見つめていたのがなんだか

年下の夫を気にする優しい奥さんのようで好印象でした。

タイプとしてはひのパパ系

 

父と子のプライドランド

シンバをかまうところは力一杯!

プライドロックでシンバに「サークルオブライフ」を語るしみじみとしたシーンはかなり高得点です。

声も良いし、若い真面目で熱い情熱を持ったお父さん。

でも一貫して彼からは早川さん、新木さんの王としての威厳は伝わってきませんでした。

どちらかというと平均的なサラリーマンの核家族にいるお父さん。

 

モーニングリポート

田村ムファサのモーニングリポート、楽しかったです。

退屈しまくってるのがよくわかり、ザズーと歌う所はノリノリでした。

 

お前の中に生きている

この歌にチケット代の半分を払ってる私には満足できませんでした。

早川パパの威厳のある、聞いていて胸が痛くなるような歌。

新木パパの朗々とした、非の打ち所のない美声。〈私は一番好き!〉

ひのパパの情愛あふれる歌の上手さ。

これと比べるとちょっとつらい…でも田村ムファサにはかなり完成された彼らにはない魅力があったのも

確かでした。

荒削りな魅了というか、若いパパならではの猪突猛進な雰囲気とか。

シンバをいじりまくりながらの熱唱は、心に届きました。

ザズーをからかう時のリアクションはひのパパ以上かもしれません。

「冗談だ!」って言った後大声で大笑いしながらガッツポーズしてました。

 

丹ラフィキ(大地の母、命の守り神)

いままでのラフィキ、青山さん、杜鶴さん、関口さん、金さん、末次さん…さすがにラフィキを演じられ

る方は素晴らしいのだけど、決まった枠の中で、それぞれの個性を生かしておられたような気がします。

しかし、丹さんは全然違う!

独自の丹ラフィキなんです。

一番好きかもしれない。

ヒヒそのもの、老齢なサバンナの呪術士、大地のおっかさん。

 

深水スカー(俺には知恵がある、だが腕力はない…それは違うって)

下村スカーがもしかしたら長男に生まれていて王位を継承していたらそれなりの国作りをしていたのでは

と思わせる賢そうで気品があるスカーだったのに対し、深水スカーは冷酷で強そう。

血も涙もなさそうなスカーだけど、私は好きです。

 

真打登場吉原シンバ(これははまってしまいそうです!!)

そうよ、今日はあなたを見に行ったのよ!!

これまた今までのシンバを覆すシンバでした。

これまでのシンバ役者さんはシンバがはじめての大役…という方が多かったと思うのですが、吉原さんは

なんたってパパを長く演じられており、ゴンゾ、アロハ、シモンというあつ〜〜〜い役を好演なさった演

技派!!

シンバでも、細かい演技とダイナミックな動きで舞台狭しと、魅力全開。

吉原光夫・オン・ステージ!でした〜〜

シンバは大きな父の庇護のもと、わがままに甘ったれに育ち、父の死をトラウマとしながらも優しいテイ

ィモプンとのんびり暮らし、気の強い恋人ナラにお尻を押され、父の亡霊に励まされてやっと自分の立場

を自覚し王となる。というどちらかというと煮え切らないぐずぐずしたボンボンというイメージですが(

ですよね??)吉原シンバはかなり完成された感じで登場します。

少なくともトラウマは全く感じませんでした…

すっごく極論すれば

わがままが昂じて父から勘当された息子が、父の非業の死を知って放浪先から戻ってきて心を入れ替え

父の仇、スカーを倒す…というストーリーをくっつけても納得できるかも…(言い過ぎだ〜〜)

 

ハクナマタタ

ロープを持って登場したときから、すごい迫力!

舞台中央で光りを跳ね返すような力を感じました。

 

終わりなき夜

最初からパパへの甘えを感じないシンバだったけど、やっぱり寂しかったのね…

すごい声量でした。

 

愛を感じて

「また君の勝ちだった」って、これは無理でしょう。

細い遠藤ナラの倍くらい体積があるんだもの。

でもとっても可愛い表情で初恋を演じておられました。

二人のデュエットがすごく良かったです。

今までのシンバ・ナラではどちらかの声が克ちすぎたりなんとなくしっくり来ない事があ

ったのですが、バランスの良いお二人でした。

 

ライオンダンスはぴか一!すごい迫力です!

台詞はすごく使い分けて、どのシーンも感情がこもっていてかなり良かったです。

間のとり方もお上手で、さすがです。

「一人にしないで、お願い」可愛かったです〜〜

スカーと闘うところは、「が、柄悪い!!」

これまた強そうな深水スカーだから良かったものの他のスカーなら、ちびっちゃいそうな迫力で迫ってま

した。

 

プライドロックに登る姿は、余裕です。

今までのシンバが唇を噛み締め、力強く緊張感漂わせて登って行くのに対し、やすらかな微笑さえ浮かべ

て「このひとはもう王様なんだな」という貫禄があります。

田村ムファサの「すべては蘇った!」もひのさんラインで好きです!

それにしても吉原さんってなんて華のある役者さんなんだろう!

 

全体的に、はげしいあらっぽい舞台だったように思います。

ここ最近のLKがちょっと中だるみっぽかったのにとても良い刺激で、とても楽しめました。

若い田村ムファサの力強さ、ダイナミックでこまやかな吉原シンバ、すごい存在感の丹ラフィキ、荒荒し

い深水スカー。

その間をしっとりとしなやかにつなぐ遠藤ナラの魅力。

温度の高い、あつっぽいLKを久しぶりに見れて良かったです。

6月9日 「クレイジー フォー ユー」

初めて見た「CFY」めちゃめちゃ楽しかったです!!

見所が多すぎて、たった1回ではどこまでレポできるか不安なのですが…

またこれしか見ていないのでキャスト比較も出来ず…

思いつくまでにだらだらと書いてみようと思いますのでおつきあい下さいね。

 

キャスト

ボビー@荒川 務

荒川さんはOTCでお目にかかっただけでしたので、あまり印象がなかったのですが、すごくかわいい明るいボビーでした。

ボビーの時とザングラーに変装した時の違いが笑えます。

気の強いポリ−に恋したうぶなボビーと余裕たっぷりのはったりくさいザングラー、本当に面白かったです。

荒川さんのダンスに感動しました。

 

ポリ−@濱田 めぐみ

めちゃめちゃ可愛かったです!!

デッドロックの荒くれ娘というより、気の強い純情な女の子…かな。

LKのナラ役では一番好きな女優さんなので、違う役で見られて嬉しかったです。

異国の華蓮の時にも感じたのですが、濱田さんの声はちょっと鼻にかかっていてすごく色っぽいですね。

最後の白いドレスで出てくるところの満面の笑顔!!ダイナマイト級に可愛かったです。

 

ザングラー@広瀬 明雄

広瀬さんはやっぱり最高です!!

ハムレットのクローディアスを見たとき以来のときめきでした。

最初の毛皮のコートを着た嫌な興行主がほれた女を追って荒野にまで来て、素人の村人の興行を成功させる。

ちょっと1幕と2幕のずれは感じたのですが、荒川さんと酔っぱらってパラレルの動きをするところはすごい!!

間のとり方、笑わせどころ、男の傲慢さ、哀れさ、滑稽さ、優しさ、すべてそろったザングラーは、広瀬さんのために有るような役だ!と思いました。

 

アンサンブルな方々

サム@道口 瑞之

シャイでおとなしそうな笑顔が可愛かったです。

ムース@荒木 勝

わ〜〜プンバだ!

優しそうな笑顔でベースを弾いてるところが良かった!

ミンゴ@中嶋 徹

異国の丘の吉田しか見たことがなかったのですが、たしか大阪LKのティモンをされてたんですよね。

ニコニコの笑顔がくるくる変わってすごく楽しかったです。

ビリー@澤村 明仁

澤村さんもLKではなんどか見ておりました。

すごいです!!2階から落ちるところなんて、本当にびっくりしました。

 

すごく楽しいシーンが次から次へと繰り出されるので、「わ〜〜〜〜!!」ばっかり。

ダンスはみんなすごいです!(あたりまえか)

小道具をどんどん使ってとっても楽しいし、歌も知ってる曲があったりして本当に楽しめました。

広瀬さんと荒川さんのパラレルシーン、酒場で○○砦ごっこのアクション、トタン板、のこぎり、鍋のふたを使って歌い踊るシーン…絶対にもう1度見に行きたいです!

 

余計なこと…

なんどもチュ−チュ−、キスシーンがあってびっくりしました。

演劇をやっていた友達が、舞台では接近はするけど実際にはキスしないで、いざというときは角度を変えてあたかもキスしてるように見えるようにする。などと言っていたのですが…

キス、してましたよね。

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7月24日「コンタクト」

キャスト

一幕SWINGING

井田 安寿

菊池 正

松浦 勇治

アクロバットのようなブランコアクション、すごかったです。

「あ、危ない!」と言うスリルたっぷりのダンスと、楽しそうな井田さんの笑顔はとても良かった!

でも、わたし、この一幕が何を言いたかったのか最後まで分かりませんでした…

多分、退廃的な貴族のちょっとしたアバンチュール…なのでしょうが。

AVチックといわれた例のシーン、大したことはありませんでした…

それに期待するとがっかりしてしまうかも、ってしてたのか自分?

 

二幕DID YOU MOVE?

妻:林下 友美

夫:明戸 信吾

ウェイター長:吉元 和彦

 

男性アンサンブル:菊池 正、松浦 勇治、望月 隆平、大塚 俊、小川 善太郎、焦 剛

女性アンサンブル:滝沢 由佳、坂田 加奈子、高倉 恵美、クリスティン ゼンダー

異常なやきもち焼きの超ワンマン亭主に抑圧されている主婦。

自由に踊り、自由に生きていたい欲求が白昼夢のように現われる。

夫はお金は持っていそうだが、マナー知らずのヤクザもの…

それに対し、ウェーター長のステキな事、そしてうしろで楽しむカップルのしあわせそうな事…

それはきっと彼女が最もあこがれて手に入れたかったものかもしれない。

だから、あんな恐ろしいことまで夢見てしまったのか。

んな、理屈はどこかに置いといて、この二幕は楽しかったです。

林下さんのダンスは素晴らしかった!

明戸さんの演技もすごいです〜〜

望月さん、小川さん、大塚さんがめちゃ、良い味を出してました〜〜

拳銃をシャッフルする所なんて、大笑いです!

 

ところで、私明戸だんな、奥さんのドレスは誉めてくれるし、子供にきっと当時は珍しかったであろうテレビは買ってくれるし、

レストランにつれてきてくれるし…そんなに悪いだんなとは思わないのだけど・・〈主婦霊20年を越すと、やさしさより物欲に走るのだろうか〉

 

三幕CONTACT

マイケル.ワイリー:加藤 敬二

バーテンダー:明戸 信吾

黄色いドレスの女性:高久 舞

 

男性アンサンブル:脇坂 真人、菊池 正

松浦 勇治、望月 龍平、大塚 俊、小川

善太郎、焦 剛

女性アンサンブル:滝沢 由佳、坂田 加奈子、高倉 恵美、井田 安寿、金井 沙智子 

クリスティン ゼンダー

 

成功と、名声は手に入れても、心はむなしいマイケル ワイリー。

彼が死を覚悟した時に見たものは夢なのか現実なのか…

って、これもややこしい事抜きに楽しめました。

ダンスが凄い!!

凄いとしか言えないのがかなしいけど、本当に圧倒されてしまいました。

なんであんなに自由自在にからだが動くのか…同じ人間とはとても思えません。

脇坂さんの強もてのお兄さん、凄い!

彼が黄色いドレスの女に近づくと、みんなよけちゃうくらい、迫力があるし。

小川さん(ユタの時のいじめっ子が良かった!)もクルクル身軽で本当にかっこいい!

高久さんはとってもきれいでした。

ダンスはもちろんすばらしいのだけど、ちょっとノーブルな雰囲気もあってきわどい所をぴしっと決めて、本当に素敵でした。

加藤さん、ダンスが苦手な男の役なのでしかたが無いけれど、彼の人間業とは思えないダンスが見たかったです。

 

明戸さんのバーテンダーは最高!

もう爆発しまくっていてすごいです!

ちょっとだけだけど、素晴らしい声で歌も聞かせてくれるし。

「バク転のできるオペラ歌手」なんて素晴らしい!

 

三幕もストーリーがすべてわかったかというと???なのですがコンタクトという舞台

とにかく理屈抜きに見てみましょう、すごくすごく楽しめます!

 

9月23日 マチネ「ライオンキング」

キャスト

ラフィキ:金 志賢

ムファサ:田村 雄一

ザズー:雲田 隆弘

スカー:青山 明

シンバ:北澤 裕輔

ナラ :遠藤 麻綸

 

かなり前に取ったチケットで、3列目センターと言う良い席だったけど、キャストは…

ましてここ3ヶ月、ばっちり歌舞伎など和の世界にはまっていただけに、どうかんじるのかなと不安な観劇となりました。

しかし、やっぱりライオンキングは不滅です。

私にとって他のどんな芝居とも比較にならない存在であることを思いっきり再認識してまいりました。

いや〜〜、よかった!!

 

田村ムファサ

6月より格段に良かったです。

他のムファサにまだ届かない分を細かい演出で(彼のアドリブなんだろうか)、オリジナル田村ムファサを作り上げている努力がすごく感じられました。

とにかく、若い!そして笑顔が最高、可愛いパパです。(同じ若くても吉原ムファサは可愛いという印象ではなかったのだけど)

ひのパパも良く笑うムファサだったのですが、もっと、いつも白い歯を出してにこにこしていました。

オープニングで、サラビと出てくるところ、サラビに抱っこされているシンバを優しく撫でる(他のムファサは見つめるだけだったと思うのですが)なんて、もうパパ、可愛すぎ!

「モーニングりポート」

他のムファサより良かったかもしれません。

ザズーを促す所、腕を組む所、退屈そうな顔、にやりとしたところを、ひとつも流すことなく丁寧に感情たっぷり、表情豊かに演じておられました。

なにせ、いつも御機嫌の良さそうなムファサです。

「星のしずく」

う〜〜〜ん、この歌はほかのムファサと比較するのはまだまだお気の毒というもの。

このシーンになると「新木さん、カムバック!」と思ってしまいます。

その前にシンバをぶんぶん振りまわすのは激しくて良かったんですけど。

ザズーを「首」とからかうところは、ひのパパそっくり!というかひのパパ以上。

「よっしゃ〜やった!」というガッツポーズも激しくて良かったです。(ガッツポーズにあわせて何やら叫んでましたよね)

「お前の中に生きているR

霊界からの語りかけ、前回は新木パパ、ひのパパにとても程遠かったのに、今回は良かった!

これもひのパパの線で、叱咤激励をするというより、静に語りかけながらシンバの内なる心を目覚めさせる感じで、心に響きました。

「カーテンコール」

出てきて、となりの子シンバと手をつなぐ時満面の笑顔でハイタッチ気味というか、パチンって音が出るくらい勢い良く手を合わせていました。

幕が開くたびの笑顔は最高でした。

ニコニコで、かわいいことかわいいこと!!(ムファサが可愛くて良いのか??)

新木さん、早川さんの貫禄や威厳を田村さんに求める事はまだ出来ないけれど、やさしい明るいすてきなひのパパのラインでどんどんよくなられると思います。

 

青山スカー

下村スカー、深水スカーを見なれてしまった私には青山スカーはもの足りませんでした。

すごくおじょうずだし、演技は細かいし、わらいどころもきちっと押さえておられて青山さんに不足はまったくありません。

でも、スカーというキャラを考えると、青山さんはお馬鹿で人が良い、ちょっとエッチなおじさんという感じが強すぎて…

スカーの心のそこからひねくれた、嫌らしさ冷酷さが希薄なんですよね…

ムファサの弟にはどうしても見えませんでした。

とくに田村ムファサが童顔で可愛かったからかもしれませんが、ムファサの弟ではなく、ムファサの父親の弟=ムファサの叔父さんという方がぴったり来るような。

 

6枠な友石さん

ラフィキのオープニングに続き、赤レイヨウの友石さんの声が聞こえるとほっとします。

それくらい声の良い、力強い歌い方で大好きな友石さんなのですが、カーテンコールでは笑顔が全然見られませんでした…

彼のにこにこのカーテンコール好きだったんだけど。

そろそろ、シンバで見たい…

 

北村プンバァ

わたし的にNG

ティモンとの掛合いは間の取り方が悪くて、今までの舞台では必ず笑いが起こった所がすべってました。

プンバァのおっとりとしたやさしさや暖かさ、かわいらしさも出ていないし…

 

久しぶりのライオンキング、すごく元気をもらいました。

またライオンキング行きたい病が発病しそうです。

東京LKは点検のため、しばらく休演。

休演開けにはキャストがかわるのかな?

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10月17日 マチネ「ライオンキング」

キャスト

ラフィキ:康 理愛

ムファサ:ひのあらた

ザズー:広瀬 明雄

スカー:渋谷 智也

シンバ:北澤 裕輔

ナラ:遠藤 麻綸

 

1年以上ぶりに広瀬ザズーが戻ってくる!!

ムファサもひのパパ!ということで前日予約をして見に行きました。

 

おかえりなさい、広瀬ザズー

去年、広瀬ザズーを見て以来ハムレット、アンドロマック、異国の丘、CFYで素晴らしい広瀬さんを見ていたので、ちょっとザズーではもったいないかなあなんて思って見に行きました。

ちょっと驚いたのが、広瀬ザズーは広瀬明雄と言う役者さんが見えてこない!!

前回の雲田さんや吉谷さんだと、ザズーと言う鳥より役者さんの顔が見えてるのですが、広瀬さんはパペットと完全に一体化してるんです。

あれだけ存在感のある芸達者な方なのに(というかだからこそ)すごいなあと思いました。

そして広瀬ザズーは優しい!!

サラビに子守りを申し付けられるとき、雲田ザズーや吉谷ザズーはあからさまにいや〜〜な顔をするんだけど、広瀬さんは

「お任せ下さい」という風にうなずいて、シンバナラの顔を見る、とすごくいやそうな子供たちの顔…そこで「エッ?なんで?」という表情をします。

スカーのお守りをするところも、「うっとおしいおっさんやなあ」と思ってるだろうになんとなく優しいし…

最後のキングオブプライドロックのシンバを見つめる目もにこやかで優しい。

他の目立つザズーと比べあくまでも脇役、引き立て役に徹していて良かったです。

 

熱かった、ひのムファサ

「王子とこじき」でしばらくムファサを離れておられたひのパパ。

やっぱり良かったです!!

熱い、明るい、元気いっぱい、そして優しい!

新木ムファサは台詞を丁寧に丁寧に話すしそつがないのだけど、ひのパパは荒削りで熱くガシガシとシンバを揺さぶり、自分も大声で笑い、

自由に生きている感じで素敵です。

ザズーをからかった後の爆笑とガッツポーズはますますヒートアップしていました。

「お前の中に生きている」の歌の上手さはどうしても新木ムファサに及ばないのだけど、うまく歌うというより自分の心を伝えたいという熱情がこもっていて心に響きました。

休憩時間にトイレに並んだとき、後ろにいたおねえちゃんが達が「ムファサがかっこよかった!」と話していました。

ひのムファサは、本当にカッコイイムファサだと私も思います。

 

初見の康ラフィキ

多分つい最近キャスティングされたのではないかと思います。

でも独自のラフィキを作っておられてすごく良かったです。

台詞の時の声はかなり低音なのですが歌は高音がすごくきれいでパンチが聞いていてすばらしかったです。

ライブハウスで、黒人シンガーのソウルミュージックを聞いているような迫力がありました。

丹さん、青山さんについで好きなラフィキかもしれない。

 

またまた初見の渋谷スカー

あまり良い評判を聞かなかった渋谷スカーですが、私はわりと好きです。

下村スカーの縮小コピーの様で、そっくり!

年齢もムファサの弟に無理がないし、そこそこ気品もあるし(気品のあるスカーは下村さんと渋谷さんだけのような気がする)

私は早川スカー、青山スカーよりずっと気に入りました。

 

可愛かった高島田シェンジ

赤毛のアンで思いっきり柄の悪いおばさんを演じておられた高島田さん。

色っぽくて可愛いシェンジでした。

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12月22日 マチネ「マンマ・ミーア」

はじめて行く電通四季劇場「海」、新橋からふきっさらしの歩道橋は…寒かった。

初見の芝居を見る時は期待感と「本当に、おもしろいのかな」という不安感が交錯します。

今まで四季の舞台で期待を裏切られた事はなかったけれど、1度だけで充分と思うか、何度も見たくなるか??

「マンマ・ミーア」は間違いなく何度も通ってしまうと思います!

キャスト

ドナ:保坂 知寿

ソフィ:樋口 麻美

サム:芝 清道

スカイ:阿久津 陽一郎

ロージー:久野 綾希子

ターニャ:羽永共子

ハリー:八巻 大

ビル :野中 万寿夫

 

スカイとの結婚を間近に控えたソフィは、母親ドナの日記を盗み読みする。

ドナは未婚の母なのだが、日記には父親ではないかと思える三人の男の名前(ビル、サム、ハリー)が書いてあった。

実の父親に会って、結婚式で自分をエスコートしてもらうのが目的でソフィは三人に招待状を出す。

小さなギリシャの島にはドナの友達ロージー、ターニャ、そして3人の男が到着し、懐かしいなかにも複雑な物語が始まる。

一方、ソフィ、スカイや島の若者達の男同士、女同志のパーティーが華やかに楽しく行なわれ、昔の友達に会って当時のバンドを再結成したドナ達もおおいに輝く。

明日は結婚式。ソフィの望みはかなうのか?

忘れたはずの男が三人も目の前に現れたドナの驚愕は??

 

保坂さん:こういう強くてエキセントリックな役を可愛く愛らしくこなせるのは素晴らしいです!

久野さん:久野さんを1度見てみたいと思いました。思ったより小柄でとても可愛かったです。

     歌声はパンチが効いていてすごく良かったし、全体的にコメディエンヌ的な役回しがとても素敵でした。

八巻さん:キャッツのタガーで有名な方なので、そのイメージで見ましたが、どちらかというと優しくてきれいな声なのが意外でした。

芝さん:ペドロでもゴンゾでもユダでも劇場がびりびり震えるくらいの芝さんの素晴らしい声量!!もう、完璧なお声です!!

樋口さん:ナラで見た時は随分どすが効いたイメージがあって強そうでカカア天下になりそうだなあと思ったのですが、

「夢醒め」でとても可愛いピコを演じておられました。今回も可愛い!!!!

望月龍平さん:スカイの友達、ペッパー役。めちゃめちゃ可愛い笑顔でした。すごいダンサーと言うイメージだったのですが本当に可愛い笑顔で、キュ〜〜っとなりました!

 

役者さんは素晴らしいし、ストーリーもとても楽しかったです!

でもこのミュージカルのメインはなんと言っても全編を流れるABBAの曲。

私達の年代はABBA世代なので20年以上ABBAは聞きつづけています。

今でも車にはABBACDを載せているので本当に馴染みがあります。

全曲知っていました!

英語で聞きなれた曲が日本語になるとどうなのか…と言う心配はあったのですが、単なる和訳ではなく、物語をのっけた歌詞だったので違和感なく聞くことが出来ました。

 

そしてカーテンコール!

総立ち、一緒に踊ると聞いていたのですが、2階ではなかなかスタンディングが始まらず、下手側からばらばらという感じで立ち始めていました。

私達は上手側に座っていたので「どうしよう?どうしよう?」と思っていたのですが二曲目に「ダンシングクィーン」が始まった途端ワラワラワラという感じで立ち始め、もちろん私達も!!

最高でした!!!!客席と舞台が完全に一体化する瞬間。

周囲の観客のことは全く知らないのにそれでも旧知の友のように笑いあいながら手拍子をとり身体を動かす。

この時間がいつまでもいつまでも続いてほしい!そう思いました。

こういうとき、観劇の楽しみを知っていることの幸せを心から感じます。

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12月23日 マチネ「ライオンキング」4周年記念andクリスマス特別カーテンコール

昨年に続き、クリスマスはライオンキング!

キャストは余り満足ではなかったけど、何度見ても、不満があっても、やっぱりライオンキングは最高です

キャスト

ラフィキ:関口 三千香

ムファサ:田村 雄一

ザズー:雲田 隆弘

スカー:早川 正

シンバ:友石 竜也

ナラ:遠藤 麻綸

ちょっと老成した?田村ムファサ

とにかく若くて可愛くてさわやかだった田村ムファサ、前回に比べてちょっとおとなしめ…というか舞台での笑顔が少なめでした。

霊の語りかけでも、他の大人ムファサを意識した感じがしたのと、「すべてはよみがえった!」が重々しかった所が、成長かな…

でも田村ムファサならではの味が少し変わったような気がしました。

その代わりカーテンコールでの笑顔は素晴らしかった!!!

可愛かった!!

弾けてました!

 

早川スカー、すごすぎ…

去年のちょうど今ごろ、何度か早川スカーを見ました。

言っちゃあなんですが「やる気あるの??」と思うくらいにさっぱりして淡白で私の苦手なスカーだと思い込んでいたのですが、今回はすごかった!!

だって早川さんという役者さんだもの、こうでなきゃ!!

悪い、怖い、激しい!!

声も身体の反りもすごかったです。(品はなかったけど…)

 

久しぶりの友石シンバ

やっぱり友石シンバは好きです!

可愛いし歌はお上手だし。

 

カーテンコール

下手側通路をムファサ、ラフィキ、ヤングシンバ、シンバが「聖しこの夜」を歌いながらキャンドルをもって歩いてきます。

上手はちょっと見えなかったのですが、スカーのマスクが見えました。

このときの田村ムファサ、近くで見るとかなり男前(彼のムファサメイクって遠くで見るとドラえもんなんだもの)、友石シンバは歩きながらサンタクロースの帽子をかぶった1〜2歳くらいの子供の帽子をちょこっと引っ張ってました。

お茶目なんだから☆☆

 

舞台にはトナカイのプンバとサンタのティモン。

そのあと4周年の挨拶をティモンがしました。

最後のカーテンコールは数え切れないくらい。

胸いっぱいにライオンキングの空気を吸い込んで本当に幸せでした。

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