野球談議
2003.04.10
第1話 DH制
近代野球にDH制は不可欠だ。プロ野球(NPB)ではセ・リーグもDH制にしてほしい。NPBでの打つ気のないピッチャーの打席を観ることほど腹立たしいものはない。例え打つ気があってもバッティングのプロではないピッチャーの打席など金を払って観たくはない。おらはピッチャーだけでなく、ショート・ストップもDHにしたらいいと思っている。例えバッターとしては二流でも、守備のうまいショート・ストップのプレーを観たいからだ。何だったら、アメフト同様、オフェンスとディフェンスを完全に分けて、18人制にしたらどうだろう。そうすれば観客はプロフェッショナルなバッティングと守備を堪能できる。選手の年俸は皆半分になるだろうが。
第2話 NPB vs MLB
メジャー・リーグ(MLB)が身近になってから、NPBがつまらなくなった。NPBの多くのトップ・プレイヤーがMLBに行ってしまったことがその大きな理由だ。しかしそれ以外にも・・・。
・MLBの選手のプレーはNPBのそれより真剣だ。例えば、MLBのベース・ランニングはNPBよりもアグレッシブでスリリング。MLBではショート・ゴロはもとよりセカンド・ゴロでも全力疾走して、アウトになるにしても間一髪というのが多いが、NPBでは内野ゴロで真剣に走ればセーフになる可能性がありそうでも、ちんたら走る。野球に根性論を持ちこむつもりはさらさらないが、だからMLBのプレーは観ていて気持ちがいい。また、MLBではヒットの場合、絶えず2塁打を狙ったベース・ランニングをするが、NPBだとちんたら走ってシングル・ヒットにとどめることが多い。
・MLBの内野手の、捕球から送球までの早さと肩の強さは、NPBの選手とは比較にならない。特に3塁ゴロまたはショート・ゴロを逆シングルで捕球した後のMLBの内野手の送球スピードの速さは必見だ。NPBだとこんな場合、ワン・バウンドでの送球が当たり前のようになっているから興ざめする。またボテボテの3塁ゴロを素手でつかんで送球するMLBの3塁手のプレーのうまさはNPBとは比較にならない。
・MLBは盗塁が多い。だからランナーが1塁にしかいないときでも、目が離せない。NPBだとこれがたいてい送りバントになるからつまらない。NPBはボークをもっと厳しくとって、盗塁しやすいようにするべきだ。
・MLBの自然芝の球場は観ていて気持ちがいい。対してNPBの球場は見栄えの悪い人工芝がほとんどだ。
・MLBの球場には十分な駐車場があるが、NPBにはほとんどない。
・MLBにはうるさくて邪魔な応援団がいない。
第3話 おらのNPBベスト・メンバー
1 ライト 鈴木イチロー
2 セカンド 篠塚利夫
3 サード 落合博満
4 DH ランディ・バース
5 ファースト 王貞治
6 キャッチャー 野村克也
7 レフト 松井秀喜
8 ショート 宇野勝
9 センター 平野謙
先発右 郭源治、野茂英男
先発左 近藤真一、工藤公康
中継ぎ右 牛島和彦、江川卓
中継ぎ左 野口茂樹、岩瀬仁紀
抑え 佐々木和浩
代打右 長島茂男、大島康徳
代打左 谷沢健一、田尾安志
残念ながら中日の選手は少ない・・・、こともない。