English

2003 間違いだらけのクルマ選び

 

2003.11.03

年に一度はバイク買いたい病(既に二台持ってるのに)とクルマ買い替えたい病にかかるおら。今のビーマー(E36 BMW 318ti)には8年間で85,000Km乗ってる。新車で買ったときの目標10年まであと2年で、バイクを買ったときに新たに決めた目標の15年までは、まだあと7年ある。しかし2003年の東京モーターショーに出展される外車特集の雑誌を見て、欲しくなったクルマがとうとう現れた。アルファロメオのアルファGTとプジョーの307CCだ。ただ、ビーマーの調子が悪くなってくれれば買い換えるのも仕方なしとあきらめもつくが、5年目にはあちこち故障したのに、ここ数年全く故障しない。しかたないので少なくともあと2年は乗ることにするが、おらは東京モーターショーにこれらのクルマを見に行った。

 

アルファGTは2003年末に本国で発売され、日本では2004年の初夏に発売される予定。右ハンドルの2リッターAT仕様が日本に入ってくるようだ。値段は未定とのことだったが、147ベースだから\400万程度だろう。156はまったりとしたセダン・デザインが気に入らず、クーペ・ボディーのGTVはリアのデザインが気に入らないし値段が高すぎる。そこへいくとGTのデザインはいうことなし。またGTVと違ってリアシートやトランクのスペースもセダン並みにあり、リアシートは可倒式だから、断然第一候補だ。ただ残念なことにサンルーフ仕様がなく、ヘッドレストの角度も調整できないようだ。

アルファロメオ アルファGT

プジョーの307CCは2004年春に日本での発売が決まっていて、右ハンドルのAT仕様が投入される。プジョーというブランドは何か安っぽい印象があり、おらはあまり好きではないが、なんといっても307CCは、四座のカブリオレ。オープンカーだ。しかもデザインよし。ルーフは全自動で開閉できるハード・トップ。つまりルーフを閉じるとクーペ・ボディになるのだ。現時点で\400万以下で買える四座オープンは、同じプジョーの206CCしかないはずだ。ただ一つ気になるのは、ルーフをトランクに折りたたんで入れるためにルーフの長さが短くなっており、その結果フロント・ガラスが随分縦に長くなっていて、運転席の頭上近くまで来ていることだ。実際に乗ってみたが、乗り降りの際にへたをすると頭をぶつけそうだった。これだけフロント・ガラスが長いとせっかくのオープン感覚が得られないかもしれない。かみさんは307CCを気に入っているが・・・。

プジョー 307CC

その他に候補となりえるのはBMW 318Ci。現行E46のクーペだ。このデザインも捨てがたいが、同じビーマーに乗り継ぐのはおもしろみがない。

BMW 318Ci

国産では唯一トヨタの新型プリウスが気に入っている。プリウスというとハイブリッドな超低燃費車ってことが売りだが、ただでさえおらの好きな5ドア・ハッチバックのスタイルに加え、今度のプリウスの流麗なデザインは素晴らしい。でもこれは相当売れるだろうから、おらはたぶん買わない。

トヨタ プリウス

ショーに行って初めてその存在を知り、いいと思ったクルマがあった。参考出展だが三菱のターマック スパイダー。四座オープンだ。でも2000年のクレーム隠し事件以来、おらは三菱自動車が嫌いだ。

三菱 ターマック スパイダー

次は二輪だ。東京モーターショーといえばクルマのショーと思われがちだが、二輪も多く出展される。おらが欲しいトライアンフのスピード・トリプルとBMWのF650CSスカーバーが出展されてた。

トライアンフ スピード・トリプル。世にも珍しい3気筒

BMW F650CSスカーバー。ベルト・ドライブの片持ちサスだ

そしてヤマハのブースには、2004年モデルのYZF-R1が出展されていた。172Kgで172PSだと!ついに1リッター・スーパースポーツはパワー・ウェイト・レシオ1Kg/PSの時代に突入した!メーカー各社はこぞってこんな凶器のような1リッター・マシンを開発するが、サーキットでさえ馬力をもてあますようなマシンを公道用に販売するなんて、本当にこんなことでいいのかしらん?

さて、数十枚撮った写真の中で一番カッコよかったのは・・・。

マセラティのお姉さん

***クルマ選びの商品はこちら***

Home