Round 11 今後のおらの壮大な計画!

2003.07.31

 

1. おらはこれから本書の完成度を高め、9月5日締め切りのS社出版賞に応募する。原稿枚数の多さだけならどの作品にも負けないと思われる本書。FISCOのコース攻略法等、一般読者受けしないような部分もあえて残したまま応募するつもりだが、出版の際にはこれらの多くは省略した方が良いのかもしれない。発表は12月中旬だ。

2. S社に本書の凄さを見抜く審査員がいて、本書は出版大賞を受賞し、おらはその賞金でかみさんへの借金を返済し、念願のゴロワーズ・レプリカつなぎを買う。

3. 本書の企画出版が決まり、平さんに「まさに現代に蘇った汚れた英雄!」と本書の帯にコメントをもらう。そして本書はロング・セラーとなる。また本書は英語翻訳され、ロードレースの盛んな欧州でも末永く読み継がれる。

4. おらは本書を由美かおると高島礼子に贈呈し、本書に感銘を受けた二人がおらのレースを応援にくる。そして二人におらのアンブレラ・ガールをやってもらい、その写真をおらの遺影にする。レースで転倒リタイアしたおらは、その夜師匠、江場ちゃん、由美、高島と飲み明かす。

5. おらは本書を中野真也に贈呈し、中野が本書を参考にしてMoto GPクラスのチャンピオンとなる。おらはそのお礼として鈴鹿でYZR-M1に乗せてもらう。

6. おらは本書を中日ドラゴンズに贈呈し、坂東英二監督率いるドラゴンズの選手が本書の内容に発奮し、セ・リーグを制覇し、日本シリーズでも優勝する。そして坂東監督とおらのデュエット曲“燃えよドラゴンズ200X”は、爆発的にヒットするが、ゴルゴなおらは紅白歌合戦への出場を辞退する。

7. おらはSUGO 6耐出場を果たし、それを最後に危ない二輪サーキットとはおさらばする。そしてトライアンフのスピード・トリプルを購入し、かみさんに自動二輪免許を取らせ、SRV250をかみさんにあげて、たまにかみさんとツーリングする。高速道路の二人乗り禁止規制は撤廃される。

8. 本書の映画化が決まり、主役はおら自身が演じることになる。プロデューサーにかみさん役の女優の選択をするよう迫られたおらは、由美にするか高島にするかで大いに悩む。

9. 本書の印税でなんとか食っていけるようになったおらは、会社が次に早期退職制度を実施するときに退職する。そしておらは得意な旅行記を年に一作執筆し続け、次々とS社を儲けさせる。

10. おらは川で溺れている子供を助けて死に、デューク南郷の正体が暴かれることなくFISCO近くの富士霊園にひっそりと埋葬される。

 

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