Round 5 もてぎJoy耐3時間 予選
2004.03.28
3月6日(土)、朝起きると天候はあいにくの雨。そしてビーマーのウィンドウには雪が積もってた!どえらい寒い。前日のシフト・チェンジの繰り返しで左腕の筋肉が痛いし、左手の握力も弱まってる。
06:45にピットに集合。雨は止んだ。D-jacのお客さん二人がヘルパーとしてやって来てくれて、D-jacチームはかみさんを入れて計8名になった。
07:15〜08:45の間、パドックにある車検場で公式車検/ドライバー装備チェックが行われた。おらはジェット・ヘルとフルフェースの両方をチェックしてもらった。両方とも合格して、ナンバー・ステッカーを貼ってもらったが、今回の三日間を通して結局おらはフルフェースだけを使った。オフィシャルが、「ヘルメットはSNELL
95以上が望ましいが、SNELL 90でもいい。でも地方選手権以上のレースではSNELL
90ではだめ」と。SNELLとは米国の非営利組織が提唱しているヘルメットの安全規格で、FIAやJAF公認のレースではSNELL規格をクリアしたヘルメットの着用が義務付けられている。そのSNELL規格は5年毎に規格が厳しくなり、例えばおらの10年以上前に買ったジェット・ヘルはSNELL 90規格をクリアしていることを証明するシールが貼られているが、新品のフルフェースにはSNELL 2000規格をクリアしたことを証明するシールが貼られている。ドライバー装備チェックは3人とも無事合格。ところがクルマの車検は厳しくて、D-jacシビックはアーシングがN1規定に触れる、消火器の取り付けにガタがある、燃料タンクの証明書が見えない、といった点を指摘され、監督は“燃料タンクは次回のレースまでに証明書を見えるようにする”という誓約書を書かされた。オーガナイザーが車検を担当しているとのことだが、随分たかびーな口の聞き方だ。「ごまも摺らなきゃ、気も使わない」と上司から言われるおらだが、たかびーなのは大嫌い。気持ちよくない。
ホテルツインリンクの朝食時間は07:00〜09:30だから、おらは車検後朝食を食べに一旦ホテルに戻った。朝飯のバイキングがこれまたいい。貧乏性のおらは減量のことなど忘れて、ここぞとばかり食いまくった。
スリック・タイヤを使えない、もてぎCIVICのコース・レコードが2’16。スリック・タイヤを使えない、Joy耐のA2クラスのコース・レコードがインテグラの2’15。スリック・タイヤを使える、シビックのワンメイク・レースのコース・レコードが2’10。そして監督がD-jacシビックにスリック・タイヤを履かせてのファステストが2’13だと!監督は凄いドライバーであった。いったいどんな走り方をすればそんなタイムを出せるのか?おらはすっかり自信をなくしてしまった。
予選は第1ドライバーと第2ドライバーが走り、良い方のタイムが予選順位採択タイムとなる。そのタイムを元に、総参加台数に対するクラス別参加台数の構成比率を求め、決勝出走台数の80台をこの構成比率で按分し、格クラスの選抜台数を決める。そしてそのタイムによりグリッド順が決まる。しかし今回は参加台数が80台に満たない34台だから、全車が決勝に進出できる。従い、第1ドライバーと第2ドライバーは、より良いグリッドを得る為に予選を走ることになる。このクラス分けは決勝の順位には適用されない。第3ドライバーのおらはタイム・アタックする必要がないからのんきなもの。第3、第4ドライバー及び補欠ドライバーは、各クラス上位3名の最高ラップ・タイムの平均に30%を加算した、予選通過基準ラップ・タイムをクリアするだけでいいのだ。上位3台の最高ラップ・タイムの平均が2’13だとしても、その1.3倍は2’53だから、おらでも軽くクリアできる。どのドライバーにも義務周回数はないが、重要なのはコース・アウトすることなく、少なくとも1ラップして公認タイムを得ることだ。トランスポンダー(自動計測装置)がドライバー一人に一個づつ支給され、ドライバー交代の際は各ドライバーのトランスポンダーをクルマに載せ替える。それで各ドライバーのラップ・タイムが自動計測される。
D-jacシビックの出場クラスは、JAF公認・登録車両1,401cc〜1,600ccで、量産ツーリングカーの改造範囲N1にあたるA-2クラス。シビックより排気量の多いクラスもあるが、好燃費が必要とされるJoy耐には向かない為か参加台数は少ない。なぜD-jacシビックを、より改造範囲の広いN2にしないのか監督に聞くと、「N2にするといくらでも金がかかって、ドライバーの費用負担が増えるから」と。とはいえD-jacシビックは勝てるマシン。あとはドライバーの腕と給油のタイミング次第だ。
09:00〜09:30の間、並木さんのフリー走行。雨はやんだが路面はウェットで、D-jacシビックに02Gのミディアム・コンパウンドを履かせた。並木さんは10ラップしてファステストが2’39。
続いて09:45〜10:00の間、コントロール・タワーの会議室でJoy耐参加者全員参加のブリーフィングが行われ、予選の注意点が説明された。特に目新しい説明はなかった。
10:30〜11:00は第1ドライバーの予選走行だ。晴れてきたが路面はまだ濡れている。空は完全に晴れだして、路面から水蒸気が上がり急激に乾き始めている。タイヤは02Gのミディアム・コンパウンドのままで、佐野さんが10ラップしてファステストが2’33の20位。ウェットだからこのタイムはしょうがない。四駆のターボ車、三菱ランサーが2‘16で断トツの1位。
メカニックの村上さんが「胃が痛くなる」と。ヘルパーが二人いるとはいえ、肝心な整備は一人で全部やってるから、ドライバーに何かあったらと思うと辛いんだろう。
0765 黙々と整備を続ける村上さん
12:00〜12:30は第2ドライバーの予選走行。路面は完全に乾いている。だからこの第2ドライバーの予選タイムが実質の予選順位になるはずだ。D-jacシビックはリア・タイヤだけ02Gのハード・コンパウンドに履き替えた。並木さんは朝一のフリー走行のタイムを佐野さんに6秒上回られたので「負けられねー」と。並木さんをピット・ロードに送り出すとき、なんだかクルマという棺桶に入れて焼き場に送り出す感じがした。並木さんは頑張った。12ラップしてファステスト2’22で、前日のフリー走行のファステストを1秒更新。第2ドライバーの中では14位。よってD-jacチームの予選順位採択タイムは並木さんの2’22で、予選順位は15位となった。何とランサーの第1ドライバーのウェットでのタイムを、どのチームの第2ドライバーもドライで抜けなかったのだ。34台のエントリーのうち2台は出走せず。D-jacチームはエントリー台数の上位半分以内のグリッドを得ることができた。並木さん、あんたは偉い!これでいくと少なくとも2’55を切れば、おらは予選通過基準ラップ・タイムをクリアできる。
13:15〜13:45に行われる第3ドライバーのフリー走行時間がやってきた。ところが完全に晴れていたのに、出走時間直前になって雨が降ってきた!おらはファステストを1秒更新して、佐野さんに並ぼうと思っていたのに・・・。それどころか、ドライのタイムを基準に予選通過基準ラップ・タイムが決められてるから、ウェットでそれを越えられるか心配になってきた。D-jacシビックには、決勝で使う新品の02Gハード・コンパウンドを皮むきの為に履かせた。ドライバーズ・シートでおらは監督と握手をし、ピット・ロードに向けてステアリングを右に切りながらスロットルを開けだした。
0655 ダンロップ DIREZZA 02G
おらは公認タイムを得るために最初の2ラップは70%ぐらいで走った。しかもウェットだからブレーキング・ポイントは予定の30m増し。途中から雨が激しくなってきてワイパーを使った。おらが予想した予選通過基準ラップ・タイムを上回ったことをP-LAPで確認した後、ちょっとペースを上げた。しかしウェットでファステストを更新できるわけはないから、クルマを壊さない為にも80%ぐらいで走った。それでもヘアピン・コーナーとS字コーナー出口でグラベルに突っ込んで出た。こりゃ危なくてタイム・アタックどころじゃないよ。
1コーナーと2コーナーの中間で、グラベルからコースに車体前部を出して停止しているクルマがいた!おらは回避しようとブレーキを強く踏みすぎたのか左にリアが流れた!真横からぶつかる!逆ハンドルきったら今度はそのクルマに正面から向かって行き、おらはもうダメだと観念しながらも、右にステアリングをきったらやっとグリップが戻って事なきを得た。おそぎゃー。黄旗は出てたんだろうが、おら気がつかなかった。途中で雨が止んだのでワイパーを止め、しばらく走ってたら今度は急に晴れてきて、ところどころ路面が乾きだしてきたが、最後まで無理しなかった。
抜くときも抜かれるときも、やたら青旗が出る。青旗は、後ろに追い抜こうとしている速いクルマがいるから抜かせなさい、という意味で、二輪サーキットではみたことのない旗だが、これがないと四輪では安全に抜けないし、抜かせてやれないから助かる。プント・アバルトとメルセデスと争ってどちらも抜いたが、130psのプントは軽量な為か結構速かった。
ビクトリー・コーナーでは4速にシフト・アップせず、二個目の左の手前で2速にシフト・ダウンしてみたが、やっぱり横Gのせいでヒール・アンド・トーができない。ビクトリー・コーナーは、まだ20点の出来。
ウェットだとなおさらABSがないのはおらにとって厳しい。ABSがあればロックすることを恐れずにおもいっきりブレーキングできるから、フル・ブレーキングの6コーナー
x 0.5秒 = 3.0秒は、タイムが良くなると思うけどなー。でもABSを使うのはインチキくさいからだめか。このことについて監督は、レース用のABSは別として、ノーマルのABSではタイヤのロックを感知するのが早すぎて、人間の踏力によるロック直前の最大制動力でのブレーキングに劣るから、タイムは逆に遅くなると。
二輪での高速ストレート後のブレーキングは「死ぬー!」という怖さだが、四輪の場合はグラベルに突っ込んで「リタイアするー!」という怖さで随分質が違う。でも耐久レースだから、絶対クルマを壊してはいけないと思うと、5コーナー手前のブレーキングの度に二人のチーム・メイトの顔がちらつく。
ウェットでのブレーキングでは全く余裕がないから、ダウンヒル・ストレートでは今回も5速にシフト・アップしなかった。
チェッカー・フラッグを受けてピット・インした。12ラップし、ファステストが11ラップ目の2’29。第3ドライバーの中での順位は12位。タイムは平凡だが、第3ドライバーのフリー走行だから順位は3人の中で一番よかった。A2クラスのクラス別予選通過基準ラップ・タイムは2’59”763で、おらはそれを30秒ほどの余裕を持ってクリアした。今回はブレーキング・ポイントを詰められなかったので、決勝レースでのブレーキング・ポイントは昨日決めたので行くことにした。
第1ドライバーの走行コンディションが晴れでウェット、第2ドライバーのそれが晴れでドライ、第3ドライバーのそれが雨/晴れでウェット/ドライという三車三様、いや三者三様のコンディションであった。おらが走り終わった後は、その日ずっと晴れてた。恨めしや。
この日ウェットで走って入口と出口でクリップする複合コーナーで感じたが、ブレーキングを早く終えすぎると、コーナー入口の随分手前で曲がり始めてしまい、そこから加速すると、コーナー出口のクリッピング・ポイントより随分手前のコーナー外側に向けて加速することになる。つまり、コーナー出口でクリップしようとすると、なかなかスロットルを開けられない。コーナー突っ込みすぎぐらいでちょうどコーナー入口でクリップしてから、コーナー出口のクリッピング・ポイントに向けてスロットルを開けられる。だからブレーキング・ポイントを遅らせることにより、ストレートでのタイムを稼げるだけでなく、コーナー脱出速度を上げることができることに気がついた。この考え方は本当にあってるのかしらん?
第3ドライバーのフリー走行のリザルトを以下に示す。
[2004
もてぎチャンピオンカップレース 第1戦]
DATE:2004-03-06
Joy耐 第3ドライバー フリー走行結果表
WEATHER : Rain/Fine COURSE :
Wet/
Pos No. Cls Name
Time Delay Gap
Lap Type Car Name/Team
1 77 A2 1
相澤 徹 2'21.240 122.38Km/h
8/8 EK4 川嶋ホンダKRラムズシビック
2 32 A2 2
半田 敏行 2'21.672
0.432 0.432 8/9 EK9 ingウェッズシビック.I
3 49 B4 1
岩田 秀次 2'22.115
0.875 0.443 12/12 GC8 タイブーン インプレッサ
4 48 A2 3
大谷 安志 2'23.422 2.182
1.307 11/12 EK9 敬親会WITHカサマレーシング
5 8 A2 4
小林 秀夫 2'23.724
2.484 0.302 9/9 EF9 コミネ土浦SPMμDLEF9
6 17 A2 5
岡本 大助 2'23.959
2.719 0.235 8/8 EG6 ピークスBRMタカギシμDL
7 18 B2 1
渡辺 明 2'24.868
3.628 0.909 8/8 EG6 ADVANムーブ EG6
8 72 A2 6
加藤木 一博 2'26.429
5.189 1.561 12/12 EK9 三恵技研曙ブレーキTACEK9
9 71 A2 7
屋代 博美 2'26.724
5.484 0.295 12/12 EK9 BS DソルジャーDF EK9
10 44 D3 1
富久田 俊一 2'27.801
6.561 1.077 4/4 EK2 TMなかやまアドバンシビック
11 63 A2 8
野村 光一 2'28.446
7.206 0.645 8/9 EG9 D−GLATTエアーズフェリオ
12 37 A2 9
デューク 南郷 2'28.680
7.440 0.234 11/12 EK9 Djac.Com CIVIC
13 14 D2 1
武部 光晴 2'29.819
8.579 1.139 11/11 188A1 アラゴスタ・セブ・モモ・プント
14 25 A2 10
川上 卓士 2'30.195
8.955 0.376 6/6 EG6 ワコーズRGコメットシビック6
15 24 A2 11
黒羽子 昭人 2'32.321
11.081 2.126 6/7 EK9 ワコーズRGコメットシビック9
16 40 A2 12
中山 岳人 2'32.464
11.224 0.143 11/11 EK9 WINMAX★S・B・REK9
17 81 A1 1
河内 洋文 2'33.416
12.176 0.952 10/11 EP82 匠MOTULポップG EP82
18 6 A2 13
坂本 智一 2'34.086
12.846 0.670 8/11 EF8 六輪舎CR−X
19 2 B2 2
菊地 正則 2'34.970
13.730 0.884 5/5 EK9
TtNEK9Endurance
20 27 B2 3
松野 紀忠 2'35.210
13.970 0.240 11/11 NA6CE チームデードリーム
21 500 D3 2
上田 尚紀 2'35.920
14.680 0.710 9/10 W124 DNA+オンリーメルセデスFS
22 12 B2 4
渡辺 怜 2'36.835
15.595 0.915 6/6 AE111 レビュー WAKO’Sレビン
23 15 A1 2
菅野 宏明 2'37.107
15.867 0.272 11/11 GA2 エグゼスポーツAZURシティ風
24 60 D2 2
岩上 直樹 2'39.027
17.787 1.920 9/10 N5S16 タックインサーモマジック306
25 41 A2 14
中村 徹 2'39.217
17.977 0.190 11/11 AE111 AS柳本パッシング・レビン
26 301 C1 1
蓮沼 一弘 2'39.886
18.646 0.669 10/11 ES9 R&DRacingHybrid
27 94 B4 2
江本 盛繁 2'40.420
19.180 0.534 3/3 CP9A アルファーデザインランサー
28 22 A2 15
安田 純子 2'43.537
22.297 3.117 10/10 AE101 RSトゥルムスノコ∀レビン
29 0 A2 16
高橋 寿生 2'43.938
22.698 0.401 3/5 EG6
コムドライブシビック
30 92 C1 2
飯塚 幸雄 2'44.630
23.390 0.692 4/5 S2S
SEV.アドバン.プジョー1
31 102 D2 3 井上 薫
2'44.668 23.428 0.038
4/4 2002 BMW2002
32 93 C1 3
吉津 智美 2'49.731
28.491 5.063 7/8 S2S
SEV.アドバン.プジョー2
21 A2 TBN
出走せず
EK9 TS エンジニアリング シビック
51 B2 TBN
出走せず
EK9 マーズレーシングCIVIC
その後D-jacチームにはいない第4ドライバーの走行時間があり、その時間を利用して、佐野さんのビデオ・カメラで撮ってもらったおらのドライビング映像を観ながら、監督に指導してもらうようお願いした。監督のエルグランドに監督と3人のドライバーが乗り込み、車中のモニターに映像を写した。監督から、「ステアリングをコーナー出口で戻し、外側縁石まで行って、コース幅全てを生かすように」と。確かに他の二人のドライビング映像を見ると2コーナー出口外側の縁石に乗ってるが、おらは近寄った記憶さえない。また、「5コーナー手前やヘアピン手前で、左端からでなく真ん中に寄ってブレーキングしている。これではコーナリング時にコース幅を生かせない」と。自分では左端に寄ってるつもりだったが、ホイ−ル・ロックさせてスピンしたときにコースの端にいるとコース・アウトしそうで怖いから、無意識のうちに真ん中に寄ってるんだろう。ビクトリー・コーナーでの4速へのシフト・アップの場所を聞いたら「一個目の左の直前で4速にシフト・アップし、すかさず3速にシフト・ダウンする」と。そして二人のヒール・アンド・トーはおらより全然スムーズ。で、並木さんが「空ぶかしの際、もっとスロットルを開けた方がいい」と教えてくれた。
予選のリザルトを以下に示す。
[2004
もてぎチャンピオンカップレース 第1戦]
DATE:2004-03-06
Joy耐 公式予選
正式結果表
WEATHER : COURSE : Road
Course 4.801379Km
Pos * No. C
1Driver 2Driver
3Driver 4Driver Time
1st 2nd
3rd 4th Type Team
1 94 B4 1
村田 信博 森澤 正良 江本 盛繁
朝倉 貴志 2'15.508 ● 2'15.508 2'24.120
2'40.420 2'08.638 CP9A
アルファーデザインランサー
2 49 B4 2
垣生 淳二 仲野 大二 岩田 秀次
高堂 憲 2'16.903 2'26.295 ●
2'16.903 2'22.115 2'18.075 GC8
タイブーン インプレッサ
3 44 D3 1
松坂 唯法 中山 剛 富久田 俊一
2'16.991 2'31.467 ●
2'16.991 2'27.801 EK2 TMなかやまアドバンシビック
4 17 A2 1
根本 諭 青木 健一 岡本 大助
2'17.379 2'23.450
● 2'17.379 2'23.959 EG6
ピークスBRMタカギシμDL
5 18 B2 1
根本 満 中川 隆正 渡辺 明
2'17.802 2'25.646 ● 2'17.802 2'24.868
EG6 ADVANムーブ EG6
6 48 A2 2
浅野 哲夫 川口 正敬 大谷 安志
2'18.394 2'37.612 ● 2'18.394 2'23.422
EK9 敬親会WITHカサマレーシング
7 2 B2
2 瀬間 信道 田中 祐一 菊地 正則
2'18.715 2'27.431 ●
2'18.715 2'34.970 EK9 TtNEK9Endurance
8 77 A2 3
石森 丈裕 岡本 秀行 相澤 徹
2'19.065 2'33.763 ●
2'19.065 2'21.240 EK4
川嶋ホンダKRラムズシビック
9 0 A2
4 高村 雅浩 池内 秀明 高橋 寿生
2'19.073 2'40.334 ●
2'19.073 2'43.938 EG6
コムドライブシビック
10 72 A2 5
佐々木 悌己 清松 邦人 加藤木 一博
2'19.678 2'32.231 ● 2'19.678
2'26.429 出走せず EK9 三恵技研曙ブレーキTACEK9
11 32 A2 6
落合 久敬 坂本 義幸 半田 敏行
2'20.361 2'27.747 ● 2'20.361
2'21.672 EK9 ingウェッズシビック.I
12 8 A2 7
小林 守 谷中 茂
小林 秀夫
2'20.489 2'23.794 ●
2'20.489 2'23.724 EF9
コミネ土浦SPMμDLEF9
13 40 A2 8
加藤 友晴 古谷 彰教 中山 岳人
2'21.505
2'28.653 ● 2'21.505 2'32.464 EK9
WINMAX★S・B・REK9
14 24 A2 9
安井 明夫 島田 剛 黒羽子 昭人
2'21.808
2'23.985 ● 2'21.808 2'32.321 EK9
ワコーズRGコメットシビック9
15 37 A2 10
佐野 健太郎 並木 明宏 デューク 南郷
2'22.009
2'33.483 ● 2'22.009 2'28.680 EK9
Djac.Com CIVIC
16 25 A2 11
酒巻 克紹 関 雅幸
川上 卓士
2'22.449 2'25.113 ● 2'22.449 2'30.195
EG6 ワコーズRGコメットシビック6
17 63 A2 12
三沢 伸輔 吉田 雅夫
野村 光一
2'22.805 2'32.236 ● 2'22.805
2'28.446 EG9 D−GLATTエアーズフェリオ
18 41 A2 13
前田 勉 柳本 文彦
中村 徹 浅野 幸延 2'22.985
2'27.893 ● 2'22.985 2'39.217 2'22.470 AE111
AS柳本パッシング・レビン
19 71 A2 14
福田 進 徳原 孝
屋代 博美
2'23.828 2'31.703 ● 2'23.828
2'26.724 EK9 BS DソルジャーDF EK9
20 6 A2 15
中村 美之 姫野 哲也
坂本 智一
2'25.827 2'30.389 ●
2'25.827 2'34.086 出走せず EF8 六輪舎CR−X
21 27 B2 3
菊地 靖 佐藤 和徳
松野 紀忠 吉田 保裕 2'27.200
2'30.042 ● 2'27.200 2'35.210 2'31.498 NA6CE
チームデードリーム
22 22 A2 16
田中 雅基 岩渕 正幸
安田 純子
2'27.573 ● 2'27.573 2'31.962
2'43.537 AE101 RSトゥルムスノコ∀レビン
23 500 D3 2
宇井 陽一 ハリー大東 上田 尚紀
2'30.306
2'32.653 ● 2'30.306 2'35.920 出走せず W124
DNA+オンリーメルセデスFS
24 12 B2 4
奥口 隆弘 都平 久美子
渡辺 怜
2'31.261 2'35.143 ● 2'31.261
2'36.835 AE111 レビュー WAKO’Sレビン
25 60 D2 1
佐藤 択 森田 大
岩上 直樹 山本 實 2'33.837
2'42.771 ● 2'33.837 2'39.027 2'35.555 N5S16
タックインサーモマジック306
26 *14 D2 2
西川 正治 橋本 和彦
武部 光晴
2'34.156 2'35.990 ● 2'34.156
2'29.819 188A1
アラゴスタ・セブ・モモ・プント
27 81 A1 1
藤間 隆 市村 圭一
河内 洋文
2'35.008 2'41.973 ● 2'35.008
2'33.416 EP82 匠MOTULポップG EP82
28 102 D2 3
原 貴彦 浜田 孝一
井上 薫
2'35.357 2'37.930 ● 2'35.357
2'44.668 2002 BMW2002
29 301 C1 1
関根 和弘 大村 和生
蓮沼 一弘
2'36.811 2'40.503 ● 2'36.811
2'39.886 ES9 R&DRacingHybrid
30 93 C1 2
森田 義雄 佐藤 隆史
吉津 智美 吉富 章 2'38.195
2'47.212 ● 2'38.195 2'49.731 2'26.628 S2S
SEV.アドバン.プジョー2
31 92 C1 3
若林 守男 佐々木 和軌
飯塚 幸雄
2'43.263 ● 2'43.263 2'46.133
2'44.630 S2S SEV.アドバン.プジョー1
32 15 A1 2
中島 聡 田中 由紀夫
菅野 宏明
2'45.729 ● 2'45.729 2'50.045
2'37.107 GA2 エグゼスポーツAZURシティ風
以上予選通過車両:
21 A2
圓山 省吾 酒井 とくしげ
出走せず 出走せず 出走せず
出走せず EK9 TSエンジニアリング シビック
51 B2
綾 真則
出走せず 出走せず 出走せず
出走せず 出走せず EK9 マーズレーシングCIVIC
クラス別予選通過基準タイム
( Class A1 130 % ) 3'21.510
( Class A2 130 % ) 2'59.763 (
Class B2 130 % ) 3'03.611
( Class B4 130 % ) 2'56.160 (
Class C1 130 % ) 3'23.854
( Class D2 130 % ) 3'19.988 (
Class D3 130 % ) 2'58.088
※下線のドライバーは、予選通過基準タイムを未達成
* PENALTY
Car No.14 [第2ドライバー]
2004
もてぎチャンピオンカップレース特別規則書 第59条
〜2) (ピットロード通過速度) 違反および2004
もてぎチャンピオンカップレース特別規則書・2004
もてぎEnjoy3時間耐久レース特別規則 第8条 〜2) (トランスポンダー載せ替え)
違反により、ピットロード通過速度違反に対して、厳重訓戒および始末書提出を課し、また、トランスポンダー載せ替え違反に対して、正規トランスポンダー載せ替え後のサードタイムを採用した。
各チームのドライバーの平均タイムを計算してみた。D-jacチームは2’28で13位だが、同じ2’28に5チームもいる。こりゃ混戦になりそうだ。決勝レースで予選順位を上回るのが難しいことをおらは重々承知しているが、予選15位から、おらとしては決勝レースでトップ10を狙いたい。
続いて16:30〜17:00の間、コントロール・タワーの会議室でJoy耐参加者全員参加のブリーフィングが行われ、決勝レースの注意点が説明された。オーガナイザーが「Joy耐を最大のアマ・レースにしたい。楽しんで欲しい」と。ドライバー全員が公式予選通過基準ラップ・タイムをクリアしてた。
17:30〜18:00の間、決勝レースに向けD-jacチームで打ち合わせ。スタート・ドライバーは予選順位採択タイムを記録したドライバーとする規則だから、並木さんが1番手。おらが2番手で、佐野さんが3番手で行くこととなった。3番手は燃料の減り具合によっては燃費走行しなければならないので、経験者の佐野さんが適任だからだ。ちなみにJoy耐は3人ないしは4人のドライバーが、必ず一回は走行しなければならないという規則があるだけで、一人が最低何ラップ走行しなければならないといった規則はない。監督から「一人22〜23ラップして、2ピットで2回燃料補給。2’25程度でラップしてほしい」と。おらには全開走行じゃん。
0744 D-jacチームの決勝に向けた打ち合わせ。みな真剣そのもの
その夜もおらはコース攻略法を何回も読み返し、コース図とずっとにらめっこした。決勝レースでは燃費の為にも練習の為にも、ダウンヒル・ストレートで5速にシフト・アップすることにした。ビクトリー・コーナーでは、おらのスピードではやっぱり4速にシフト・アップする必要はないし、3速のままでも全然うまく2速にシフト・ダウンできないぐらいだから、決勝では4速にはシフト・アップせず、一個目の左と二個目の左の中間からブレーキングし始め、二個目の左でインにつけて横Gがほとんどかからなくなったところで2速にヒール・アンド・トーでシフト・ダウンすることにした。4速にシフト・アップせずブレーキングは一回だけの、山野哲也方式だ。ビクトリー・コーナーでのブレーキングの場所は、何回も何回もコース図を見ながら、イメージ・トレーニングを繰り返した。
0758 ホテルツインリンクのお部屋