| これがわかればいいですが、昔からヴァイオリンメーカーや研究者、演奏者が調べてきたことで、まだまだこれからも研究は続くことでしょう。 考え付くことを書いてみます。私は永い間アマチュアの室内樂、弦楽合奏団、オーケストラでビオラを弾いていますので、このとき楽器に興味を持ち、良い音を出すにはどうすればよいか調べてきました。今考え付くことを書いてみます。みなさんなにか情報やご意見があればお知らせください。 |
| 弦、魂柱、駒、本体、ニス、弾き方、弓、松やになどいろいろな要因が楽器の音色に関係しているようで す。 音色に影響する要因を挙げてみましょう。 1.楽器本体、形状、材質、履歴 買ってしまった楽器の本体を改造するのは出来ませんが、その楽器が実力を出せるように調整することが大切で す。最近つくられた楽器は、50年くらい以前につくられた楽器よりも、よくなります。製作の技術や研究の進歩があ ったからでしょう。また、世の中が安定して、楽器にかかわる人が十分に製作や研究に時間を費やすことが可能 になってきたこともあるでしょう。 2.ニスの種類 大きく分けてアルコーリニスとオイルニスがあります。オイルニスは成分が楽器の板材の樹脂に近いので、板の響 きを妨げにくいので良いようです。 ニスについては、ストラディバリウスのニスについて、研究されてきましたが、彼はニスに関しての資料を残してないの で不明のままです。イタリア語のテキストに昔紹介されていたのは、そのニスは教会のいすに塗ってあったニスと同 じものであったということでした。書籍では、ヘロン・アレンの「バイオリン製作」に詳しく出ています。 3.ニスの厚さ、何度塗りか オイルニスは乾くのに時間がかかるので、一回塗ってから次に塗るまでに一週間おかなければなりません。オイ ルニスは種類によっては乾燥するのに一年かかるものもあり、特に駒の下やあご宛の部分はニスがくっつくので 十分乾かす時間が必要です。このようなことから、三度から五度くらい繰り返して塗るので時間がかかります。 4.各部品の共振周波数 弦と表板、裏板、弓の毛が振動すればいいですが、板と弦と弓の毛以外の部分が振動したり、板と横板のはが れ、板が割れている場合不自然ないやな音がでます。 5.弦のメーカー、構造、重さ 弦は300年くらい前はガット(羊の腸)が使われていましたが、現在は中心にスティールかナイロンが使われまわり に繊維とアルミニューム、銀、ニッケルなど金属のリボンを巻きつけたものが主流になっています。 中心がガットのものもありますが(Olive)、練習に使うには高価なことと 湿気の変化で切れやすいのが難点です。 だから楽器の保管方法に注意を払う必要があります。 6.弓、弓の毛 弓の毛は毛を交換するお店では3種類あるようです。 毛も弦の振動と同調して振動しますので、楽器に合ったものが必要でしょうか。 また、交換する時は毛を少し湿気を帯びさせてから寸法を合わせますが、湿気の多い日に交換するときは、注意 が必要です。湿気の多い日にピンと張った状態だと、乾燥した室内で使うと弓が張りすぎてなかなか毛が共振しま せん。弓が変形したり事故のもとになります。特に冬場は注意が必要です。 ![]() 7。松やに 弓に松脂を塗って毛が弦を引っ掛けては離し、この動作が繰り返しながら音を出します。よく引っかかるほうが弦 に力を与えることができます。 松やにのことを書いた書籍をみますと、テレピン油を煮詰めて樹脂の成分を取り出す方法が主流のようです。 ![]() 8.駒の材質:かえで。駒の平面を見ると、年輪が横に走り、繊維構造が面から顔を出しています。 繊維構造が点々模様がネック側、縦に模様がある面が自分の顔側になります。最近は材料が入手しにくいのか、 繊維構造の模様がはっきりしないものが多くなりました。 ショウケースのガラスの上に落として乾いた音がでるものがいいようです。 9.駒の重さ 10.駒の表板に対する密着の具合 ゙11.駒の位置:f 字孔の内側切り込みのところにおきます。楽器の左右に偏らないように中心線の上におきま す。 12魂柱の密着度合い 13.魂柱の位置 14.保管と演奏中の気温、湿度 15・演奏に関係すること。 16.弓でこする位置 17.弓でこする強さ、圧力 18.弓のスピート |