カニカン岳
かにかんだけ
980m
南東尾根コース |
|
|||||||||||||
7合目からの頂上 |
長万部町の西に位置し、標高はあまり高くないが、頂上からは、太平洋と日本海の両方を見ることができる山。
この山では、嘉永年間から既に金の採掘が行われ、その坑道跡を今でも山腹に見ることができる。また、
チュウシベツ川と利別川の出合付近では砂金の採取が大仕掛けで行われていた。
古くは蟹金山、蟹寒山と書かれ、黄金を意味するカンカンとも呼ばれた、(腸を意味するカンカンは、この 地域では黄金を意味することにも使われたようだ) カニカンの山名はアイヌ語のカニカル ハッタラ(金を取る淵=利別川筋)に因り、カニカルが訛ったもの。 美利河ダムから利別川林道に入り、10kmほどで登山口。登山口から広い林道を少し進んで、林道と分かれ トドマツ林の登山路に入る。登りはじめからキツイ登りで、途中で一旦、傾斜は緩くなるが、 3合目までアップダウンを繰り返す。3合目までは以外と時間がかかる。ブナ林やダケカンバの尾根路を登り、 7合目あたりから急な尾根を登りで、9合目で台地状の所に出て、前方に緩い登りの頂上が見える。 |
登山口 | 林道から登山路へ | 金鉱跡 |
頂上 |