崕 山
(きりぎしやま)
1,060m
2万5千図 :崕 山 (がけやま)
沢コース |
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崕 山 (芦別岳より) |
芦別岳から見ると恐竜の背骨を思わせる白い石灰岩の岩稜がよく見える。アツモリソウ、
オオヒラウスユキソウ等の高山植物で有名な山であるが現在高山植物保護のため登山規制が行われていて、
芦別市(:01242-2-2111)主催の登山会に参加するのが唯一の登山方法である。険しい崖、絶壁を意味するキリギシを、
国土地理院の地図では崕山(がけやま)と読ませている。
崕山の岩峰群は北(長さ520m)中央(長さ800m)南(長さ780m)の3岩峰群に大別され、それぞれ
4,15,6のピークを持ち北から主なピークは扇峰、矢柱峰、永録峰、雄雪峰(崕大壁),針天峰、青月峰、
剣龍峰、半月峰、残月峰と呼ばれている。
アプローチは三笠市から国道452号で三芦トンネルを抜けて芦別湖へ向かう林道に入り、 このあと林道は多岐するが惣芦別川に沿った林道を選び最終の分岐を惣芦別川沿いの林道から離れ 左の惣芦別川支流に沿った林道に入ると林道終点付近の橋の袂より沢につけられた踏跡をたどる。 分岐より右の惣芦別川沿いの林道の終点付近より尾根コースの登山口がある。 沢コースの最初は水量の少ない沢の中を歩いて、沢の水が枯れると草付き状の泥壁の急登で尾根にでる。 尾根に出る手前でコースは分かれるがどちらをとっても尾根に着く。尾根にははっきりした路がある。 現在ウスユキソウ、アツモリソウは登山路近辺にはなく、岩稜基部の急斜面を下って探すような状態である。 |
岩峰 | 林道途中より崕山 | ウスユキソウを求めて岩稜基部へ下る |