北見富士(留辺蘂)
きたみふじ
1291m
1/2万5千地形図:富士見
直 登コース |
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石北峠と留辺蕊町の中程の国道39号沿いにある山。同名の山は滝上町にもある。
この北見富士は富士山の形だが、滝上町の北見富士は富士山の形ではない。
アイヌ名はユコ(ク)リヤタナシ(鹿・冬を越す・高山)。
国道脇の「きつね牧場」と花月橋の間にある駐車帯に車を止め、白樺林を横切り、左手の沢沿いに直登する。 登るにつれ傾斜も急になり、針葉樹のなかにブッシュも密生しだし、スキーでは歩き難くなる。スノシューに換えて登る。 1,100mあたりで一旦傾斜も緩くなるが、また最後は急登で、針葉樹に覆われた頂上に着く。 頂上にも鹿の足跡があったり、新雪の急斜面を跳ねるように駆け登る立派な雄鹿をみたり、途中、鹿の寝床らしきものをみたり すると、ユクリヤタナシもうなずける。 登ったのはブッシュが隠れない早い時期で、途中からスノーシューを使用したが、 急斜面の雪は崩れて登りづらく、かなりの時間を要した。 雪が締まった時期だと、所用時間はこの半分位であろう。 |
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