コイカクシュサツナイ岳


1,721m

2万5千図 :ヤオロマップ岳   札内川上流

コイカクシュサツナイ川コース


0:00 コイカシュシュ札内川出合 7:40
2:00 上二股 6:20
4:30 頂上 4:30
コイカクシュサツナイ岳

一般的にコイカクと呼ばれている山。コイカクシュサツナイは(東または南、北を通る乾いた川)の意で河原が広いことに因る。 上二股までは沢登りスタイルで、上二股からは夏尾根につけられた急な路を登山靴で登る。

中札内村より立派な舗装道路の札内川林道に入り、「かつらトンネル」の手前左手の札内ヒュッテ(無人 宿泊可能)を過ぎ、 トンネルを抜け、出合の橋を渡った左岸に林道入口がある。ヒュッテからここまで約500mである。この林道はすぐ先で行き止りなので出合付近に 駐車した方がよい。

コイカクシュサツナイ川は640mの上二股まで広い河原の容易な河原歩きである。但し水量により水勢が強く非常に危険な沢となるので 要注意。上二股からは夏尾根(中間の尾根)に取り付く、取り付き地点は尾根の末端を少し左股側に回り込んだところにある。

尾根の登りは急で、1,305m付近で一旦平坦になるが、またすぐ急登となり夏尾根の頭に着くと一気に展望が開ける。 ここから草原とハイマツの中の路を進み、遭難慰霊のケルンを見るとすぐに頂上である。

頂上からの展望はすばらしい、北に目を向けると1823峰の奥にカムエク、その右手にエサオマントッタベツ、 南側にはペテカリやルベツネが小さく見える。

林道入口 札内ヒュッテ

コイカクシュサツナイ川下流部 中流部の函 夏尾根の頭よりカムエク遠望
(中央部一番奥の山)