群別岳
くんべつだけ
1,376m
南稜コース |
|
増毛山塊にあり、標高こそ1,400m弱と低いが、登高欲をそそるピラミダルな美しい山容の山。
山名は群別川の源頭に位置することに因る。群別はアイヌ語で@クン・ペツ(危・川)
Aポン・クンペツ(小・石・川) Bクッ・ウン・ペツ(帯状の崖、絶壁が続いている川)等の説がある。
群別川沿いに遡り南稜から直登するルート。春先だと林道は国道から5〜6q位まで除雪されている。 駐車地点より林道を進み、林道の終わりから, 林道のある尾根を巻き気味に少し登り400mあたりで沢を越え向かいの斜面に取り付き 609m標高点を目指す。この平坦な尾根の北東面には雪庇が発達している。この雪庇を越え、648m標高点の左側の沢を目ざす。 この沢をつめ(雪崩の危険性が高いので、雪の安定していることを確かめ、沢底は避けて、高度をとる) 、南稜上の1079mコブと南峰のコルを目指す。 このコルあたりが森林限界でダケカンバが何本か見られる。スキーはこのあたりまでで、この先はアイゼンに履き替え、 南峰の岩峰基部を目指す。基部から岩峰右側を巻いて本峰とのコルを目指す。このコルから本峰を直登する。 |
648mあたりから1079mとその奥に南峰 | 1079mコルから南峰 | 頂上から南峰 |
南峰基部より1079mと黄金山 | 南峰より雪煙舞う本峰 |