黒岳
くろだけ
1,984m

2万5千図 :  層雲峡


ロープウエーを利用して登る最短コース




0:00 リフト終点 1:40
1:00 黒岳頂上 1:00

大雪山連峰の北東端に位置する山で、層雲峡側に深く切り裂けた黒岳沢がある。旭岳と並んで表大雪山の玄関口。 ロープウエーを利用して簡単に登れ、シーズン中は大勢の人で賑わう。山名は層雲峡から眺めると深い緑に覆われている ので、隣の赤岳と対照的に黒岳と命名された。

層雲峡温泉からゴンドラを利用して黒岳中腹まで登り、ゴンドラ終点駅より5分程歩いて、更にリフトで登る。

リフトを降りたところが標高1,700mの黒岳7合目で黒岳登山事務所がある。ここから1時間、岩の露出した急な登りが続く。 層雲峡の対岸にニセイカウシュッペ山、平山を見ながら登り、8合目を過ぎるとミヤマキンポウゲ、ダイセツトリカブト等の高山植物が 見られるようになり、左上部にマネキ岩が見えてくると頂上はもうすぐだ。

頂上にでると突然開ける雄大な大雪の山々の展望には、誰もが感嘆の声をあげる。 頂上より更に両脇にロープの張られた路を黒岳石室へ向けて下ると15分程で黒岳石室に着くが、 途中のコマクサ、エゾツツジ、エゾタカネスミレ等の高山植物がすばらしい。


マネキ岩 白雲岳と北海岳 層雲峡の対岸にニセイカウシュッペ山