三段山
さんだんやま
1,748m

十勝岳温泉コース


0:00 十勝岳温泉 2:10
0:10 分岐 2:00
0:50 稜線 1:40
1:20 頂上 1:20


三段山


山名の由来は、山容が緩急の斜面で三段になっていることに因る。

単独の山というよりは、むしろ、十勝岳から上ホロカメトック山、富良野岳へと続く 国境稜線から派生する尾根上のコブのような感じが強い山である。 また、夏山としての対象よりは、むしろ冬期スキー登山の対象として登られている山でもある。

道路はJR上富良野駅から真っ直ぐ十勝岳温泉へ向かう。上富良野駅から上富良野町営のバスの便もある。 登山口にある凌雲閣(п@0167−45−2572)は露天風呂からの展望もよく宿泊に最適。 凌雲閣から車で5分位下がったところにカミホロ荘(п@0167−45−2970)もある。

凌雲閣から安政火口への路を10分位登り左の三段山への路に入るとすぐ小さな沼が現れる。あとは、 三段山から西に伸びる崖尾根を稜線まで、標高差250m程の急な登りが続く。稜線にでると視界も開け、 ゆるやかな登りで三段山に至る。

駐車場 登りだしてすぐに正面に上ホロ 右手には富良野岳


三段山への分岐 尾根上の路 正面に頂上が見える


頂上からの展望は素晴らしい。 眼前には、もくもくと噴煙を吐き出す前十勝岳。そして十勝岳から上ホロカメトック山、富良野岳へと続く、 国境稜線の山々が荒々しい山肌を見せて迫ってくる。 遠くには旭岳等も見える。眼下には、何カ所からも噴煙をなびかせている安政火口や、 今、登ってきた十勝岳温泉や望岳台、上富良野の町並みなどがよく見える。


頂上の標識と十勝岳(左)大砲岩(右) 頂上から正面に上ホロ 頂上から右手に富良野岳