札内岳
さつないだけ
1,895m
ガケの沢コース |
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札内岳は、日高山脈山脈のエサオマントッタベツ岳から、東に派生する尾根上の山で十勝幌尻岳とは尾根続きで並んでいる。
山名は札内川の源頭にあることに因り、札内=サツナイ(乾いた川)の意味である。
八千代から戸蔦別川にかかる拓成橋を渡ると、右折して林道を7q走ったところがオピリネップ沢、更に進み「戸蔦別ヒュッテ」 を過ぎ、ピリカペタンヌ沢を過ぎ、エサオマントッタベツ川に沿った林道に入る。 この 林道はすぐに崖崩で塞がっているが、ガケの沢出合の少し下流まで続いている。標高840mの二股で右手のガケの沢に入る。 途中10〜15mほどの滝がいくつかあるが、傾斜も緩く殆どの滝は直登でき、難しそうな滝は巻路がある。 1100mの上二股からは傾斜もきつくなるが滝は小さく直登で乗り切ることができる。 1400m付近から足場のしっかりした岩場の階段登りで、 藪コギもなく、頂上にたどり着く。頂上からはカムエクが眼前に迫っている。 北面のこの沢は遅くまで雪が残っているので、下降時は特に注意したい。 |