積丹岳
しゃこたんだけ
1,255m

東尾根コース


0:00 登山口 4:30
2:00 ピリカ台 3:10
2:40 頂上 2:40


なだらかな山容を持つ積丹半島にある山。山名は積丹半島にあることに因り、 積丹はアイヌ語でシャク・コタン(夏・村=漁労のため夏期のみの居住)を意味する。

国道229号で美国から余別方面に向かい婦美地区の「積丹岳休息所入口」の看板 で山側に入ると、 車道は標高418mの休息所まで延びている。 登山路はこの休息所の手前から始まっている。林中の登山路に入るとすぐ上が3合目である。緩い登りが続き、 5合目の上のフンベツの沢を越えたあたりから傾斜が少し急になる。小沢を過ぎ6合目、テントの沢を越えると大木と笹の道になる。 標高900mの大地に入ると7合目。東尾根主稜線上971mは「ピリカ台」と名付けられているが、ブッシュの中で展望はあまり利かない。 9合目まで来ると頂上が見えてくる。やや急な登りで山頂に到着する。頂上の南斜面は山火事で涸れた白いハイマツの枝が目立つ。 向かいの余別岳への路は2002年に国土地理院がササ払いをしたので、積丹岳頂上から2時間足らずで行ける。

休息所 登山口 9合目で頂上が見えくる 頂上から余別岳