写万部山
しゃまんべやま
498m
共立コース |
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黒松内低地帯の南部にあり,写万岳とも呼ばれている山で、標高は低いが展望がすばらしい。一等三角点の他、
全国に46カ所しかない天測点 ( 菱形の標石で各頂点間を測量してその長さの変化で地表面の水平方向の変動を調べる。
現在は電子基準点が使用され、天測点は使用されていない=GPS衛星からの電波を受信するアンテナと受信機が内蔵された構造になっていて、
得られたGPS観測データは、リアルタイムでつくばの国土地理院に集められます)
写万部山の天測点は四角型の台座が設置されている山で手軽に登れるハイキングコース。
山名はアイヌ名のウバシ・シャマンペ(雪・カレイ)が転化したもので、
アイヌ伝説「神がカレイを祭り、それが残雪の形になったと」に因る。長万部町名由来源のひとつにもなっている。
国道37号の長万部と静狩の中間点(長万部より6q程)の案内版で山側に入り、 その先の分岐で左へ入り、道なりに進むと登山口。一合目毎に標識があり、緩い登りも4合目あたりから、 少しきつくなり、急な登りで5合目で稜線に出る。あとは、展望 のよい、稜線の散歩道を進み、360度パノラマが拡がる頂上へ。 |
登山口への途中から写万部山 | 登山口と駐車場 | 頂上への稜線 |
振り返ると噴火湾 | 天測点 | 頂上(右側の石が天測点) |