白井岳
しらいだけ
1,302m
2万5千図: 余市岳
札幌国際スキー場ルート |
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白井岳 |
余市三山(白井岳、朝里岳、余市岳)の中にあって最も地味な山である。昔ヘルベチアヒュッテから北尾根への登山路があったが
最近は利用されていないようで、現在は積雪期に国際スキー場から登るのが一般的である。雪が少ないとブッシュが邪魔し、
沢の徒渉にも苦労するので、充分な積雪のある2月以降が適期。山名は白井川の水源にあることに因り、
白井川の川名の由来は付近の鉱山からの白濁水が入ることに因る。
国際スキー場のゴンドラ終点から、朝里岳を経由し、朝里岳の頂上からは、(頂上の20〜30m下を巻くと時間 は多少短縮となる)平坦で目標物のない通称「飛行場」の東端沿いに進み、 白井岳からの尾根に取り付き、尾根筋を辿り白井岳に至るコース。視界の悪いときは白井岳尾根への下降点が判りにくい。 下降地点から高度差100m以上も急な斜面を下り白井岳からの尾根に取り付く、ここから尾根筋を忠実に辿り、 途中のコブは雪が安定しているようなら朝里沢側を巻いて、最後の一登りで頂上に至る。 帰路はは白井岳西の肩か、もう少し朝里岳寄りのコルから標高720m付近の尾根を目指して滑降を楽しむ、 頂上直下は急斜面の深雪で豪快な滑降が楽しめる。標高720mからは朝里沢沿いにスキー場に至る。 この下りのコースを登る場合もあるが国際スキー場から頂上まで3〜4時間。 |
朝里岳頂上付近 | 白井岳より朝里岳をみる |