山名はシ・リ・ベツ（至・高・川＝水源が高所）又はシリ・ベツ（山の・川）又はシ・ベツ
（長く山中を下ってくる川）が語源と云われていて、別名ピンネシリ（男山）とも呼ばれていた。因みにマチネシリ（女山）
は羊蹄山。
留寿都市街から道道４５６号で真狩方面に進み、すぐに右折して留産への道へ入る。
暫く進むと右手に馬鈴薯原原種農場の試験畑が現れてくるので最初の道を右折して畑の中の道に入る。
入り口には農場内への「立ち入り厳禁」の看板があり、
消毒のプールを渡って橇負山へ向かう道路を進むと橇負山遊園地の手前に「尻別岳登山口」の看板がある駐車場に着く。
橇負山山頂には留寿都遊園地からのリフトがあり、休日には多くのパラグライダーが見られる。
足下に留寿都遊園地を眺めながらの開放的尾根歩きコースで７７３ｍのピークを越えると一旦コルまで下り、
コルから一気に１時間ほどの急な登りで、頂上への稜線に達する。その間、タカネナデシコ、エゾシオガマ等、
早い時期だとカタクリ等も見られる
頂上への稜線から１５分ほどの緩い尾根歩きで笹や雑草等に覆われた頂上で一寸がっかりするが、
頂上は広く、展望は抜群で間近に羊蹄山が眺められる。 |
