南暑寒岳
みなみしょかんだけ


1,296m

2万5千図 :国領  暑寒別岳  新信砂

雨竜沼湿原経由で登るコース
(ペンケペタン コース)


0:00 南暑寒荘 6:40
0:30 白竜の滝 6:20
1:20  三合目
(湿原入口)
5:50
2:00 五合目
湿原出口)
5:10
4:00 頂上 4:00
南暑寒岳(雨竜沼より)

この山の魅力は山腹にある雨竜沼湿原で時期には多くの人が訪れる。山名は暑寒別岳の南に位置することに因るが、 暑寒別はアイヌ語でショカンベツ(滝の上にある川)からの転訛。

雨竜市街より尾白利加川(オシラリカガワ)沿いに暑寒ダムを経由して登山口のある南暑寒荘に至る。 雨竜市街より27qである。シーズン中は駐車場は非常に混雑しており登山口まで1〜2q先の道路に駐車することもある。 雨竜沼湿原環境美化整備等協力金を自主的に200円支払い登山開始。

幅の広い林道を歩くとまもなく正面に岩塔が見え、吊り橋  (この吊り橋は10月下旬から6月上旬まで外されている)  を渡ると本格的な登山となりまもなく足下に白竜の滝が見えてくる。 路は湿原までペンケペタン川に沿ってつけられていて、再び吊り橋で左岸に渡ると急登となる。 周りの植生がダケカンバとネマガリダケになるころ路は傾斜も緩くなり湿原も近い。 ネマガリダケの中の路を進むと急に視界が開け雨竜沼湿原となり、その奥に南暑寒岳、 暑寒別岳も見えてくる。

湿原に咲く チシマノキンバイ 湿原に咲く コバイケイソウ 湿原につけられた木道

湿原の木道を渡りきると南暑寒岳取り付きとなる。ダケカンバとネマガリダケの単調な登りが続き、 頂上近くなってお花畑が現れる。この山は登山路のある斜面だけが緩斜面で他の斜面は急斜面なので頂上からの展望はよい。

頂上から湿原を望む 頂上より暑寒別岳