美唄山・芦奈江岳・奈井江槍
びばいやま ・ あしなえだけ・ ないえやり
986.9m 915m 830m
奈井江川コース |
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美唄山は美唄・芦別・奈井江町の境に位置する山。山名は美唄川の源頭に位置することにより、
美唄はアイヌ語で@ピパ・オイ=川貝・が多いところ Aピパ・イ=沼貝・川 Bピパ・オ・イ=烏貝・多い・所 を意味するという。
古くは美貝、美培とも書かれていた。
芦奈江岳は芦別川と奈江沢川の上流に位置することに因る山名。芦別はアイヌ語で@アシ・ベツ=深く、険しく、切り立つ・川 A ハシュ・ペツ=灌木の・川等の説がある。奈江はアイヌ語で @ナエ・イ=谷・川(アイヌ語で谷はナエ、川はナイ、ナイは両岸高くない川、ナエイは両岸が高い川) Aナイエ=その川 を意味する。 奈井江槍は麓の奈井江町に因る山名で奈井江はアイヌ語で @ナエ・イ=谷・川 Aナイエ=その川 を意味するという。槍の穂先のように先鋭な山頂部ではない。 |
ゲート | 美唄山 | 奈井江槍頂上 |
奈井江町から奈井江川に沿った狭い林道を10q余り入ったところにゲートがあり、数台分の駐車スペースがある。
ゲートからいきなり、かなり勾配のきつい作業道を登る。グングン高度をあげ標高700mくらいから緩やかになるが、
依然として作業道歩きが続く、途中で作業道と別れ奈井江槍に向かう。かなり急な路はスベリ易く、
登りに登山路で、帰路は作業道を下るほうが楽。
作業道から2〜3分で分岐に着き、左へ7〜8分ほどの登りで奈井江槍。頂上から分岐まで戻り、急斜面をジグを切って登ると芦奈江岳。ここから美唄山を正面に見ながらの稜線歩き。途中、分岐付近では10mほど下に作業道が見える。 一等三角点の美唄山頂上からは空知平野やその向こうに樺戸山塊が拡がる。帰路は分岐まで戻り、作業道を下る。 |
芦奈江岳(右)と奈井江槍(左) | 芦奈江岳より美唄山 |