チロロ岳
1,880m
2万5千図: ペンケヌーシー岳、 チロロ岳
パンケヌーシ川・曲り沢コース |
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チロロ岳 |
日高山脈の主稜線から日高側に張り出た尾根上の山で、ここから北日高の山々の展望はすばらしい。千呂露川の源頭に
あることによる山名で、チロロは @ キロロ(爽やか、爽快)からの転訛 A チリ・オロ(鳥の・所)からの転訛 B
獲物が沢山獲れたのでチロンヌ(我ら・沢山殺す)がチロロに転訛等の説がある。
国道274号で日高町千栄・日勝峠の間からパンケヌーシ林道に入る。林道はすぐ先にゲートがあるので、事前に 日高北部森林管理署(пF01457-6-3151)から鍵を借用しなければならない。 パンケヌーシ林道に入り、 曲り沢出合のスペースに駐車する。曲り沢は、 渡渉を繰り返しながら、殆どが沢筋の踏み跡を辿るコースなので、 水量の多い時以外は登山靴で十分であるが、水量の多い時には濡れた岩は滑りやすく沢登りスタイルが便利である。 |
取水ダム (11分地点) | 曲がり沢下流部 (1時間15分地点) |
曲がり沢(1時間20分地点) |
取水ダムまで車道を行き、ここから沢沿いの踏み跡をたどる。渡渉、へつり、高巻きなど変化に富んだ登りで、
途中二つ現れる二股をいずれも右に入る。そのまま沢をつめ、尾根を乗越して、急な下りで、
下り始めるとすぐに樹間から、左下方にこれから登る二の沢が見えくる。 二の沢は明るく開けた沢で、 すぐに水流もなくなり、ゴロゴロした岩礫の登りとなる。間もなく二股に出るが、左股の方は本峰からの沢で、 コルへは右股の枝沢に入る。間もなく、熊の掘り起こしがあちこちに見られるお花畑に出る。 お花畑の中の踏み跡を登ると西峰とのコル(1713m)に着く。 コルから急なハイマツの尾根を登り、偽ピークを越えると緩やかな山容の頂上が見える。 |
振り返るとペンケヌーシ岳の 南側ピーク (1時間52分地点) |
尾根乗越地点 (2時間15分地点) |
二の沢を振り返る (2時間40分地点) |
西峰とのコルからニセピーク (3時間20分地点) |
頂上 |
頂上からピパイロ岳(左)1967峰(中央)ポロシリ岳(右) |