ペンケヌーシ岳
1,750.1m

ペンケヌーシ6ノ沢沢コース


0:00 登山口 4:00
1:40 稜線 2:30
2:10 頂上 2:10


北部日高山脈主稜線から西へ派生する支稜線上の山。山名は沙流川の支流ペンケヌーシ川の源頭にこの山があることに因る。 ペンケヌーシはアイヌ語で(上流の豊魚)を意味する。

国道274号で日高町千栄・日勝峠の間からパンケヌーシ林道に入る。林道はこの先でゲートがあるので事前に 日高北部森林管理署から鍵を借用しなければならない。長い林道走行で、6の沢出合から6の沢に入り、 1097m標高点の先、6の沢に架かる滝の上部で最初に6の沢に入る沢(ペンケヌーシ岳から南に派生する尾根上の1733mと 1661mの中間からの沢)に入る。ここが実質上の登山口。 滝を正面に見る地点で林道には大石が置かれていて、車止となっている。林道を更に3〜400m進み、 カーブの先から沢に下り、6ノ沢を渡って、目指す沢に入る。

正面に滝を見る 沢取り付き地点 沢中流部

このコースは登山路というより、沢沿いの踏み跡と辿るコースである。大岩がゴロゴロする、狭い急な沢で、 水量は少く、登山靴で登れるが、濡れた岩は滑りやすく、ストック等があると便利。徒渉を繰り返し高度を上げる。 まもなく沢も細くなって二股に出る。この二股を右に入り、チングルマ、 シナノキンバイなどのお花畑に出てさらに登って行き、 ハイマツ・ササを抜けると砂れきの稜線。稜線上のお花畑を抜けると頂上とのコルにでる。 岩まじりの急な稜線を登り切った、緩やかな稜線を辿り頂上に到着。


沢上流部 頂上