ピヤシリ山
986m

25000/分の1地形図 サンル、ピヤシリ山、見晴山

スキー場コース


0:00 頂上駐車場 0:10
0:05 頂上 0:05
ピヤシリ山


道北の、北見山地北部に位置するなだらかな山容の山。 一帯はピヤシリ自然休養林となっている。 冬は氷点下30度前後になり、良質のパウダースノーでスキーが楽しめ、 雪上車で観光客を頂上まで乗せて樹氷を見せるツアーもある。 山頂からは、北に利尻山、南に大雪山連峰、東にオホーツク海と360度の展望が楽しめる。

登山路のなかった時代は宗谷線智東駅より、スキーで登るコースが一般的で、深田久弥もこのコースを登っている。

ピヤシリはアイヌ語で「岩のある山」を意味する。山頂付近にはその名の通り、大岩が露出したところもある。


整備された林道 登山路入り口


国道40号を名寄方面から美深町へ向かい、名寄市日進で右折し, スキー場を通り過ぎ、ピヤシリ山荘「樹氷」の前を通り、ピヤシリ山へ向かう。途中、林道にはゲートがあるが、 土、日は開いていることもある。(ゲートから山頂まで往復1時間程度)避難小屋のある頂上駐車場からハイマツのトンネルの路を5分ほど辿ると山頂。

また、山頂から4km程下川登山路を下ったところに 「ピヤシリ湿原」がある。北西はダケカンバの群生する小高い城壁をめぐらしたような地形で、 北東と南は開けていて広い展望を持つ。湿原には3個の池塘があり、大きいものは長径50メートル、 小さなものでは約25メートルである。


山小屋「樹氷」 避難小屋 ハイ松のトンネル
山頂全景 山頂(一等三角点)「飛鏃岳」 頂上より大岩を見る