多峰古峰山
たっぷこっぷやま
661m

支笏湖湖畔コース


0:00 登山口 2:50
1:10 台地 2:20
1:50 頂上 1:50
樽前山・不風死岳の右側に小さく多峰古峰山

湖岸の道路正面に多峰古峰山 鬱蒼とした樹林帯をゆく コル手前から頂上を望む


支笏湖南岸、樽前山、風不死岳の西に位置する小さな山で、登山道はない。アイヌ名(タップコプ=小山) に多峰古峰の当て字をした山名。原名はモユクンタプコプ(ムジナいるたんこぶ山) 頂上近くまでブッシュがひどくスキーよりはスノーシュー向きの山。 頂上からは支笏湖、樽前山、恵庭岳等支笏湖を囲む山々や、拡がる500m台地の向こうに太平洋と、 この山ならではの眺望が、登頂唯一の贈り物。

シシャモナイから美笛に1.5キロ程進んだシシャモナイ沢に架かる橋の手前に駐車。すぐに鬱蒼とした針葉樹林帯に入り、 シシャモナイ沢に沿ってしばらく進む。右側の支尾根を回り込んだあたりでシシャモナイ沢から離れ、 500m台地より派生する445mコブの南側から廻り込んで沢形からコルを目指し、 コルから細い尾根沿いに500m台地に登る。500m台地はカルデラ壁として支笏湖に向かって一気に落ち込んでいる。 本峰へは巻きながら南側から登ると、登り易い。スキー使用の場合は西側からの直登はクラストして登り難い。 南側斜面は樹木も少なくスキー下降を楽しめる。

頂上から樽前山 頂上より太平洋 頂上より支笏湖の向こうに恵庭岳