砥石山
といしやま
827m
小林峠コース |
|
砥石山(右端は神威岳) |
札幌市にある山。この山の沢や川岸には水成岩が露出しており、麓に入植した人々はこれを見て砥石のようだと思い「砥石山」と呼ぶ
ようになった。大戦中は麓に砥石を作る工場もあったが、製品は硬く、評判はあまり良くなかった。
登山路は「北の沢」にある「八垂別の滝」から登るコース と 「西区福井」にある採石場の奥から登るコース、 と この「小林峠コース」の3つがある。 盤渓と真駒内を結ぶ、道道西野真駒内線の小林峠が登山口で、小林峠には道道に沿った駐車帯がある。 車の往来の激しい道路沿いにある登山口に一歩入ると、すぐ急な登りが待っている。尾根上に着くまでの15分間位を急登すると、 今度は一寸下り、又、すぐ急な登りである。 路は稜線の下に路はつけられているので、左側に藻岩山や南の沢方面が見渡せるが、すぐに視界も利かなくなる。カラマツやトドマツ林を抜け、雑木林の尾根路はアップダウンを繰り返し、T4分岐で八垂別の滝からの路と合流する。 |
登山口 | 樹間の登山路 | T4分岐 |
相変わらず起伏の多い路であるが、明るく気持ちの良い尾根路は続く。やがて三角山にぶつかると、巻き路と頂上経由の路に分かれる 、どちらをとってもさほど所要時間に変わりはない、やがて樹間に頂上とおぼしきピークが見えきて、急登を登り切ると、更に奥のコブが頂上で以外と長く感じられる。頂上は樹に囲まれ、ぐるりと展望は利かない。 |
南区を遠望 | 頂上手前より三角山(右奥は藻岩山) | 頂上 |