樿(つげ)山
935m

2万5千図:余市岳、手稲山

奥手稲の沢コース

0:00 登山口
0:50 尾根取付
2;00 頂上

つげ山


札幌国際スキー場の近くにある山で、際だった山容でもなく、 訪れる人の少ない地味な存在の山。この山だけに登るというよりは、むしろ 春の固雪の時季に発寒川上流山々を周遊の折りに頂上を踏まれることが多い。 山名は常緑灌木のイヌツゲ(モチノキ科)が多いことに因る。

定山渓から札幌国際スキー場に向かい、スキー場手前の奥手稲の沢川出合下流の道道に除雪された駐車スペースがある。 ここから奥手稲の沢川に向かって 春香沢への林道を行き、林道に架かる二つ目の橋を渡ってすぐ, 春香沢の林道と別れ、右の奥手稲の沢に入る。 2万5千図の切れ目のあたりで林道から離れ、川を渡って、山頂稜線から北側に派生する3本の尾根のうち、 中間の尾根に取り付く。尾根を忠実に辿り、スキーには絶好のスロープの最後の登りで頂上に至る。

頂上からは定山渓天狗岳の迫力ある岩壁が目の前に迫り見応えがある。


尾根の途中から頂上 頂上直下のスロープ 頂上から定山渓天狗岳